2007年6月30日土曜日

トンボも飛び交う

いま、田んぼでは、トンボが飛び交い出しました。写真のトンボは、ムギワラトンボですが、黒っぽいシオカラトンボも飛び立ち始めました。 
 少し前にNHKのテレビを見ていたら、「自然が回復すればするほど、トンボの種類や数が増えてくる」というようなことをやっていました。この番組を見てから、トンボに対する見方が変わりました。田んぼは、水生昆虫のユリカゴでもあったわけで、そういう意味でも大切に守っていかなければいけないと思います。(残念なことに、政府の減反政策にはこういった観点から水田を守っていくという視点は皆無です!! )
 ムギワラトンボは、シオカラトンボの雌のことをこう呼ぶのだそうです。ムギワラトンボも、正式名称はシオカラトンボなのだそうです。知らなかった!詳しくはこちらから。

 その後いろいろ調べたら、写真のトンボはハラビロトンボというらしいです。両者はよく似ていますが、お腹の部分がひらべったくなっているので、区別されるようです。このトンボも、雌は黄色、雄は藍色で、その点もシオカラトンボと似ています。

2007年6月27日水曜日

イモリを飼う

 我が家の田んぼに生息しているイモリは、少なくとも十数匹はいることを確認しました。どうやら六月中旬が産卵にむけたペアリングの時期らしく、動きが一番活発でした。今は、そんなに姿を見られなくなってしまいました。ネットで調べてみると、イモリは両生類でかなり長生きするらしいこと、冬は冬眠することなどがわかりました。また、畦など飛び越えてしまい、水の中だけでなく、土の上も動き回るらしいとも書いてあったので、「ほんとかな?」と思っていたら、捕まえていたイモリが、バケツを飛び出して歩き回っていたので、納得しました。 イモリをペットとして飼っている人もいるとのこと。私もこのちょっと気味の悪い生き物に興味がわいてきました。
 そんなわけで、4匹ほど捕まえてきて、しばらく飼ってみることにしました。写真の大きい方は雌らしく、お腹が大きいことから卵をもっているかもしれません。これは、明日にでも田んぼに戻してやろうと思っています。 
 知らなかったのですが、イモリって、環境省レッドリストで準絶滅危惧種に指定されているのだそうです。やはり、しばらく観察して田んぼに戻してやった方がよさそうです。 イモリについての解説はこちらから

2007年6月24日日曜日

玉ねぎの収穫

 梅雨のあいだの晴れ間をねらって、玉ねぎを収穫しました。今年は、冬に凍結して苗が枯れてしまわないように、マルチシートを敷いて植えたので、結構よい物ができました。昨年の8月末に種を播いてから、やっと収穫です。  

2007年6月17日日曜日

タニシも育っています

 田んぼには、タニシも育っています。いまは、あまり食べませんが、私の子供のころは、食糧事情も悪かったので、よく食べました。
 タニシのみそ汁の味は貝の味とおなじで、とてもおいしいです。でも、泥を吐かせたりで面倒くさいことと、どうしても泥臭さが残ってしまうし、ほかに食べ物がたくさんあるなどの理由で、いまはほとんど食べません。現在は、水がきれいになったことを確認する指標のようなものです。

水田の様子

 田植えが終わって、約三週間がたちましたが、水田の様子もおおきく変わりました。まず、稲の成長が早く、分けつしておおきな株になっています。昨年より、分けつ状態は良好のようです。

2007年6月16日土曜日

玉ねぎとジャガイモの試し掘り

 梅雨入りが宣言されたのもつかの間、うってかわってよい天気になりました。畑は、ほどよいお湿りで、雑草が伸び放題です。そんな中、玉ねぎとジャガイモを少しずつ収穫してみました。玉ねぎは、上の茎の部分が折れて来ているので、近々収穫しようと思っていますが、もう十分な大きさになっています。ジャガイモも花が咲いたばかりですが、大きなイモが付いていました。
 夕食の食卓には、さっそく新ジャガが並びましたが、とても美味しかったです。

2007年6月9日土曜日

馬鈴薯の花

 梅雨も近くなると、馬鈴薯(ジャガイモ)が花を咲かせます。「男爵」や「キタアカリ」は薄紫の可憐な花です。そこで、馬鈴薯の花に思いを託す石川啄木の歌を二首。
 
 馬鈴薯の花咲く頃となれりけり
   君もこの花を好きたまふらむ

 馬鈴薯のうす紫の花に降る
   雨を思へり都の雨に

       歌集『一握の砂』より

イモリが田んぼに居着いている

 数年まえから、我が家の田んぼには、イモリが生息していますが、今年は今まで見かけなかったので、もう居ないのかなと思っていたら、無事3匹ほど確認することができました。イモリは、トカゲが水のなかにいるようなかんじですが、腹は深紅で少し気味が悪いです。
 それにしても、秋から春まで水がなく、田んぼもおこした状態なのに、どこで冬を越しているのか不思議です。たぶん用水路の石積みの間か何かに隠れているのかもしれません。

2007年6月3日日曜日

トマトも花が咲きました

雨よけハウスのなかで順調に育っているトマトも、花が一斉に咲き始めました。この黄色い花をみると、いよいよ夏も到来だなあ、と感じます。トマトの花は、夏のイメージと直結していませんか?
 私とって、トマトの黄色い花は、ヒマワリの黄色い花とともに、夏そのものです。
(画像をクリックすると、写真が拡大して、花がはっきり見えます)

野菜も順調に生育

季節もしだいに夏に向かい、気温も上昇してくると、野菜の生育も早まってきます。四月の中旬に播いた里芋も芽をだしました。 昨日園芸店で見かけた芽だしをした里芋の種は、なんと一個180円でした。里芋はつくるのが難しく、本当は芽だしをしてから植えるのが無難だそうですが、私は一ヶ月半ばかり土の中に眠らせておいて、自然に芽がでてくるのを待ちます。