2008年11月30日日曜日

畑の土つくり

 畑の収穫もほとんど終わってきたので、畑に入れる藁の切断作業をしました。土に大量の有機質を入れると、作物のできがまったく違ってきます。藁を切断してトラクターでおこして土とよく混ぜておくと、藁は早く腐って来年の肥料となります。化学肥料の価格が高騰している昨今、稲藁を肥料とするのはとてもメリットがあります。費用も節約できしかも土も肥沃になるという、まさに一石二鳥です。ただ労力は必要となりますが。

2008年11月23日日曜日

密入りリンゴ

 リンゴの木は、まだ葉が青く、リンゴの密の入り方も今一つだったのですが、このところの冷え込みで、リンゴの密も十分入ってきました。趣味でつくっているリンゴですから、たいした量はありませんが、リンゴの収穫をおこないました。写真のように密は十分に入っています。写真は、光線の影響で密が黒ずんで見えますが、実物はもっと透明感があって、見た目にもおいしそうです。もちろん食べてもおいしいです。

ニンジンと白菜が最高のできです

 秋野菜のなかで、ニンジンと白菜がいままでで一番いいできとなりました。ニンジンなど、発芽しないので種をまき直したくらいなので、こんなにいいものができると嬉しいです。白菜も大きく、玉もよく巻いています。野菜を作っていて、一番の喜びは、やはり品質のよいものがとれたときです。今年は、そういった観点からも満足いく一年となりそうです。

2008年11月16日日曜日

ネギの根

 ネギを収穫していて、いままで気づかなかったことを、一つ発見しました。
ネギは、春に苗を植え付けてから秋に収穫するまでのあいだ茎の部分を長くするために、何度も土寄せをしますが、追肥などをしても土深くにある根まで届くだろうかと、ちょっとした疑問を感じていたのですが、その疑問が鮮明なかたちで解けました。根はなんと上の方に伸びて行くのです。はじめにあった根から小根がいっぱい出て、土寄せした上の部分にのびていっています。
 なんでいままでこんなことを気づかなかったのだろうかと、今更ながら己の愚かさにあきれています。というか、あまりはっきりとは自覚せず、ただ掘って収穫していただけなのです。
 長芋も、根は上の方にあるだけで、芋の部分は下に伸びていっても根は下にはあまりはっていません。これからは、こうした特性をよく理解して土作りをやっていこうと思っています。

2008年11月9日日曜日

立派な長芋がとれました

 今年は、はじめての長芋作りに挑戦してみましたが、思ったより立派な長芋がとれました。種芋10本でこれだけとれれば、十分元が取れます。
 ただ、掘るのには疲れました。掘り終わったときは、ほんとうにヘトヘトになってしまいました。せっかく大きくなったのだから、意地でも折るわけにはいきません。
 しかし、これだけの芋がとれれば、疲れも吹き飛ぶというものです。

2008年11月8日土曜日

身にしみて 大根辛し 秋の風  芭蕉

 霜も二度ほど降り、秋もだいぶ深まってきました。根菜類も少しずつ掘って、越冬の準備をしています。
 写真の真ん中の大根は、坂城の地大根「ネズミ大根」です。大根おろしにするととても辛いですが、それがまたおいしいのです。
 坂城町では、この大根をPRしようと、標題の芭蕉の俳句の句碑をつくったそうです。この句は、「更科紀行」のなかにあるので、坂城のネズミ大根を食べてよんだといっても、まんざら的はずれではないでしょう。それに、ネズミ大根は「身にしみるほど辛い」ですから。

2008年11月2日日曜日

里芋を掘ってみました

 霜が降りて葉も枯れてきたので、里芋を5株ほど掘ってみました。写真のように5株でこれだけの収穫がありました。かつてない好成績です。
 家人に皮を剥くようにと言われたので、今晩の食卓にのるように、早速皮を剥きました。いままでは親芋は捨てていたのですが、友人から「親芋も食べられる。親芋の方がうまいと言う人もいるくらいだ」と言われたので、去年から親芋も捨てないで食べています。確かに親芋もなかなかいけます。
 

このあたりでは珍しい生姜

 三年ほど前から、畑の隅で生姜を栽培しています。生姜は温暖な気候を好むせいか、このあたりでは栽培している人はいません。でもホームセンターでは種生姜を販売しているので、できないことはないだろうと思って、挑戦してみたのです。
 今年は発芽しないものがあったりで、あまり成績は良くなかったのですが、まあまあのものができました。新鮮な生姜は、やはり美味しいです。

2008年11月1日土曜日

初霜が降りて…

 10月30日に、こちらでは初霜が降りました。つい一ヶ月ほど前の稲刈りのころは、農作業は暑さとの闘いであったことを思い出すと、ほんとうに冬の到来は駆け足でやってくるといった感がします。
 今の時期、霜に一番弱い作物は里芋です。写真のように、一度でも霜にあったり、氷が張ったりすると、里芋は葉や茎が枯れたり腐ってきます。そうなると、里芋も大あわてで掘らなければなりません。

玉ネギの移植

 こちらでは、今頃が玉ネギの苗の植え付けの適期です。8月の下旬に播いた玉ネギの種も、発芽して十分な大きさに育っています。植え付けのポイントは、冬の凍上で苗が枯れないように、マルチをして苗のまわりの土をしっかりと押さえつけておくことです。苗が凍み枯れてしまうことさえクリアーできれば、玉ネギ作りは、そんなに難しくありません。