2011年5月28日土曜日

赤花夕化粧  … 農繁期に一服の清涼剤 

 田んぼの土手に、今年も赤花夕化粧が咲きました。去年より株が大きくなって、花の数も多くなりました。猫の手も借りたいような五月の農繁期に、この赤花夕化粧の花は、まさに一服の清涼剤です。こんな可憐な花を眺めていると、心がなんとなく和んできます。

2011年5月27日金曜日

田植えの季節

 関東甲信越地方もいよいよ梅雨入りだそうです。この土日も雨の天気予報が出ています。いくら田植えだからと言っても、カッパを着ての作業はいやなものです。
 雨が降らないうちにと、昨日と今日田植えをおこないました。昨日は、私が田んぼのなかに入ってやったのですが、さすがに二日続けてはきついので、今日は息子に頼みました。息子の勤務している会社は自動車関連企業で、東北大震災の影響でこのところ仕事が止まってしまい、自宅にいる日が多く、今年は平日の田植えも可能になったのです。
 というわけで、多少の曲がりには目をつむって、身体が楽したことに感謝した田植えとなりました。

2011年5月18日水曜日

ジャガイモの土寄せ

 ジャガイモは、葉が大きく成長してきました。そして畑の中にも雑草が目立つようになってきました。雑草退治と土寄せを兼ねて、一台の管理機で畑の管理作業をおこないました。
 まず、ロータリーを正転させて畝の間を普通に耕します。これで、雑草は土に鋤き込まれてしまいます。次にロータリーを逆転させて、土を両側に跳ね上げます。あまり葉が埋まってしまうようだといけないので、やや手加減しながら跳ね上がる土の量を調節しながら進みます。この二回の工程で、写真のように、なからの土寄せができます。

2011年5月15日日曜日

野菜の苗の植え付け

 ハウスの中で育ててきた野菜の苗は、順調に生育しています。昨日は、「坊ちゃんカボチャ」を、今日はキュウリを植え付けました。苗を植え付けるには、肥 料を撒いたり、畝をつくってマルチをやったりと、前準備が必要で、このところの苗の急成長に準備が追いつかない状態です。

 里芋も、芽が出て、葉も出そろってきたので、こちらも畑に植え付けなければなりません。気候も良くなれば、やらなければならないことも多くなり、一気に忙しくなってきました。

2011年5月8日日曜日

ケヤキの芽吹き

 桜の花が散って、周囲の木々も緑が深まってきました。私がパイプハウスを作った畑の周囲には、ケヤキの大木がたくさんあって、一斉に芽吹いてきました。眺めていると、自然の躍動を肌で感じることができます。
このケヤキの芽吹きを眺めていたら、『欅の芽立』という小説の題名がなぜか頭に浮かんできました。中野重治の『村の家』などと一緒に収まった本に入っていた記憶があるので、戦前のプロレタリア文学のひとつだと思いますが、内容はまったく思い出せません。何しろ40年以上も前に読んだものですから。
 でも、ケヤキの芽吹きから、昔若い頃に読んだことのある小説の題名が思い出されるなんて、人間の記憶の構造も不思議なものなのだなあと感じたのでした。

2011年5月4日水曜日

玉ネギとレタスの様子

 5月に入ると、気温もかなり高くなってきて、畑の野菜も急に生き生きしてきます。昨年の秋に植えた玉ネギは、成長著しく、一気に大きくなってきました。今年の3月に植えたレタスは、もう玉を巻き始めています。あと一ヶ月すこしで、両方とも収穫できるようになると思います。