2024年5月23日木曜日

トマトの定植

  トマトの接ぎ木もしっかりと固まってきたので、定植をおこないました。ここ数年、トマトの青枯れ病に悩まされ、トマトを栽培するのなら、青枯れ病に耐病性のある台木を使うしか対策が無いので、手間暇かけて接ぎ木苗を作っています。台木は、タキイの「Bバリアー」です。そこに、サカタの大玉トマト「麗夏」を接いであります。
 二、三年前までは、雨よけもやっていたのですが、年をとって気力も無くなってきて、雨よけはやめました。ほどほどのものができれば良いと割り切って、手を抜いているのですが、トマト栽培は本当に手間暇がかかります。

2024年5月19日日曜日

収穫適期が短いレタス

  レタスを収穫し始めて一週間ほどですが、傷みや裂球がひどくなってきて、もう良品はほとんどとれなくなってきました。まだまだ食べられるので、外側の傷んだ皮をむいて、近所にお裾分けしています。収穫して、物置の涼しいところに置いておけば、まだ数日は保存できるので、自家用にもたくさん確保しておきます。
 レタスは、旬をたっぷり味わって、あとは終わりというのが、いつものパターンです。

2024年5月12日日曜日

浅井戸ポンプの交換

  15年近く使用した井戸のポンプですが、圧力タンクに穴があき、水漏れするようになりました。水をくみ上げることはできるのですが、あたりが水浸しになるので、日常的な使用には限界です。タンクを溶接して使うことも考えたのですが、薄い鉄板にうまく溶接できるかどうかも疑問ですし、この際思い切って新品に交換しようと思いました。
 配管の位置もあるので、現在使っている東芝の相当品があるかどうか調べたところ、東芝は十年以上も前にポンプの製造からは撤退しているようでした。仕方が無いので、配管の位置が一番近そうな日立の浅井戸ポンプ「WT-P125Y」をネットで購入して自分で付け替えました。配管もそれほど大きく変更すること無く無事に設置できました。
 それにしても、定価11万円越えのものが、ネットで6万円ちょっとで買えてしまい、工事費も自分でやってゼロで、大節約できました。しかも、インバーターポンプは、力強く、吐水量も以前のものに比べ格段の差で、今後の農作業の力強い味方となってくれそうです。

2024年5月11日土曜日

早生玉ネギは食味最高

 五月の連休明け頃から、玉ネギを収穫して直売所に出荷しています。今年は、四月の大雨とその後の乾燥で、土が岩盤のように締まってしまい、玉ネギも形良く球状に育たなかったものが多数出てしまいました。形は悪いけれど、早生の新玉ネギはとても美味しいです。電子レンジで数分加熱しただけで、甘くトロッとした玉ネギになり、私は毎日食べています。まさに旬の味で完全にはまってしまいました。

遅霜 災害は忘れた頃に

  昨日、最低気温が2度まで下がり、馬鈴薯が遅霜にやられました。五月の連休も終わり、もう霜は降りないだろうと思っていた矢先だったので、がっかりです。でも、霜自体はそれほど強いものではなかったので、葉が部分的に枯れただけで、回復は早いと思います。最低気温が2度、最高気温が28度と、寒暖差が25度以上もあるので、野菜だけではなく、人間の方も参ってしまいます。

2024年5月8日水曜日

馬鈴薯の中耕と土寄せ

  今年は遅霜が一度も無く、馬鈴薯も霜にやられることなく、順調に生育しています。しかし、種芋を植え付けてから50日も経つと、雑草も大きくなってきます。植え付け時に、除草剤「ゴーゴーサン細粒剤F」をまいたのですが、キク科の雑草には効果が無いようで、ノボロギクがはびこってきました。
 そんなわけで、雑草退治をかねて土寄せをおこないました。畝間を管理機でおこしておいて、はね上げ機で土をはね上げて株元に寄せていきます。今この一手間をかけておくと、「青いも」もなくなり良品率がアップします。

2024年5月7日火曜日

茄子の接ぎ木

 トマトの接ぎ木の方も成功率90%以上で、養生ハウスの方があいたので、続いて茄子の接ぎ木をおこないました。台木「トナシム」に長ナス「筑陽」と丸茄子「太助大丸」を合計300本以上接ぎました。接ぎ木のやり方は、割接ぎです。穂木をクサビ状にして台木に差し、クリップで止めます。この状態で、養生ハウスに一週間から十日ほどおき、その後徐々に外気にならしていくのです。写真左から、穂木「筑陽」、台木「トナシム」、そして一番右が接ぎ木が完了した状態です。