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パイプ栽培の40本をはじめ、60本余りの長芋を栽培してみて、長芋の病害虫が意外に多いのにびっくりしました。去年まではわずかしか植えなかったので、たいして観察もしないでいて気がつかなかったのですが、今年はじっくり観察しているので、よくわかります。
長芋は山芋とか自然薯の仲間なので野生に近く、害虫などはつかないと思っていたのですが、「ヤマノイモコガ」をはじめ、結構多くの害虫がつくのだそうです。ネットでみていたら、産地では年に十数回も農薬を散布するらしいです。
確かによく見ると、「ヤマノイモコガ」や「チャノコカクモンハマキ」などに食い荒らされた葉がたくさんあります。蛾の成虫もかなり飛んでいます。そういうわけで今年は、本格栽培の第一年として、殺虫剤「アディオン乳剤」を散布してみました。できるだけ農薬は使わないようにしているのですが、やはりある程度いい品質のものを作るのには、最低限の防除は欠かせないと思っています。