田んぼの方の仕事も一段落ついたので、山に雪が降る前にと思って、北八ヶ岳の主峰・天狗岳(標高2646メートル)に登ってきました。上の写真の右が西天狗岳(2646メートル)、左が東天狗岳(2640メートル)。
家を7時にでて、一路登山口へ向かいます。今日は、唐沢鉱泉から西天狗~東天狗にアタックする予定です。桜平との分岐点を左へと進みます。道は、このあたりは砂利道で走りづらいです。
唐沢鉱泉には9時前に到着。準備をして、9時頃入山しました。ここまで来る途中の大門峠あたりでは雨だったので、天気が心配ですが、「午後から晴れ」の天気予報を信じて出発です。今日は、念のためゴアテックの雨具と食料2日分を用意して、装備にも万全を期してきました。
唐沢鉱泉前の「しゃくなげ橋」を渡れば、西天狗への直登コースです。
登山道は、最初はコメツガなどの針葉樹の原生林のなかをいきます。
第二展望台のあたりに来たら、結構視界も開け、目の前に西天狗が現れました。右側に根石岳もガス越しに見えます。
西天狗は目の前に見えますが、登山コースには所々白いペンキが塗ってあって、大石のあいだをぬう急峻な道であることも手に取るように見て取れます。気合いを入れ直して、アタックです。
岩の間を登り切ったところが、西天狗の頂上です。11時15分でした。
西天狗から見た東天狗です。肉眼でも頂上にいる人がわかります。
こちらは、東天狗から見た西天狗です。
東天狗の山頂から見た根石岳です。晴れていれば、硫黄岳や赤岳が見えるはずですが、ガスっていて、見えません。
帰りは、黒百合平をまわって、唐沢鉱泉に戻ります。「天狗の奥庭」あたりの風景です。ここは、巨大な岩の間をぬって歩くので、とても歩きづらく時間がかかりました。
「天狗の奥庭」にあるスリバチ池が下に見えます。この時期、渇水していて水がありません。右手、上に見えるのは東天狗です。こうしてみると、尖った岩が天狗の鼻にみえます。
「天狗の奥庭」をすぎて、下る道の途中から黒百合ヒュッテが真下に見えます。山小屋も太陽光発電の時代です。
唐沢鉱泉の上部に鉱泉の源泉が湧き出していました。唐沢鉱泉前の駐車場に戻ったのは、2時20分。5時間半あまりの山歩きでした。
唐沢鉱泉からの砂利道をかなり下りたあたり、山々の紅葉は盛りで、見事でした。また機会があれば、今度は南八ヶ岳の山々にも登ってみたいと思いつつ、天狗岳を後にしたのでした。