このところ寒くなってきて、外の農作業はほとんどやることがなくなりました。ビニールハウスの中は昼は暖かく、また細ねぎを直売所にだしているので、ここへは毎日来ています。
ここから眺める四阿山と烏帽子岳は、毎日見ていてもあきません。この二つの山は、そんなに標高は高くないけれど、姿はとても美しいといつも感じています。とりわけ、冬の澄み切った空気の中で見るこれらの山は最高です。(写真上は四阿山と根子岳、下が烏帽子岳)
2011年12月29日木曜日
2011年12月20日火曜日
細ネギ「緑秀」の出荷
2011年12月15日木曜日
ラディッシュ(二十日大根) レッドチャイム
2011年12月4日日曜日
耕耘機のメンテナンス
トラクターが修理と点検のために、農協の修理工場にいっているので、ディーゼルの耕耘機を引っ張り出して使ってみたら調子が悪いので、自分でメンテナンスすることにしました。
エンジンオイルは比較的頻繁に交換していたので問題ないのですが、ギヤボックス関係はいままで全然みてこなかったので、ギヤオイルがかなり減っていてあわてて補給しました。深くおこそうとするとベルトが滑ってロータリーが止まってしまうので、ベルトも交換です。そして、ロータリーの爪がかなり減っていたので、近くの農機具屋へいって買ってきて、全部交換しました。
写真のように、爪が摩滅して半分以下になっているので、こうなるとうまくおこすことができません。小さな耕耘機でも、16本も爪があるので、軽く一万円は超えてしまいます。また形状もいろいろあって、一本づつ交換していかないと、きちんとつけることができないので、とても時間がかかります。
エンジンオイルは比較的頻繁に交換していたので問題ないのですが、ギヤボックス関係はいままで全然みてこなかったので、ギヤオイルがかなり減っていてあわてて補給しました。深くおこそうとするとベルトが滑ってロータリーが止まってしまうので、ベルトも交換です。そして、ロータリーの爪がかなり減っていたので、近くの農機具屋へいって買ってきて、全部交換しました。
写真のように、爪が摩滅して半分以下になっているので、こうなるとうまくおこすことができません。小さな耕耘機でも、16本も爪があるので、軽く一万円は超えてしまいます。また形状もいろいろあって、一本づつ交換していかないと、きちんとつけることができないので、とても時間がかかります。
2011年12月2日金曜日
2011年11月29日火曜日
とり残したリンゴに蜜がいっぱい
2011年11月27日日曜日
文明の利器 マルチキーパー
2011年11月26日土曜日
里芋の保存
最低気温が氷点下になったので、収穫しておいた里芋の種芋を越冬させるためにビニールハウスのなかの穴に埋め込みました。以下、私のおこなった保存方法を紹介します。
穴はできるだけ深い方が耐寒性があって良いのですが、手掘りでは5、60センチが限度です。上の写真のように、株のまま逆さにして穴の中に並べます。株から子芋を切り離すと、切り口から腐りやすくなります。また、土を数十センチもかけるので、株を逆さにしないと、土の重みで子芋がとれてしまいます。
土に埋ける株は、何回か日に干してできるだけ乾燥させておきます。茎が出っ張っているものは切っておいて、並べるときに安定するようにします。
並べた株の上に籾殻をかけます。これは保温のためと、春に掘りだすときの目印にするためですが、必ずしもやる必要はないでしょう。その上から、土を埋め戻します。埋め戻した土は、山盛りにしたので、5~60センチはあると思います。
真冬の寒さ(氷点下10度前後)にも耐えうるように、念のため藁を厚く土の上にのせます。最後にブルーシートで覆って終わりです。ビニールハウスのなかは、とても乾燥するので、ブルーシートで覆っておけば、土の湿り気は一定に保たれます。
昨年は、この方法で、ほぼ100パーセント近い芋を腐らずに越冬させることができました。
穴はできるだけ深い方が耐寒性があって良いのですが、手掘りでは5、60センチが限度です。上の写真のように、株のまま逆さにして穴の中に並べます。株から子芋を切り離すと、切り口から腐りやすくなります。また、土を数十センチもかけるので、株を逆さにしないと、土の重みで子芋がとれてしまいます。
土に埋ける株は、何回か日に干してできるだけ乾燥させておきます。茎が出っ張っているものは切っておいて、並べるときに安定するようにします。
並べた株の上に籾殻をかけます。これは保温のためと、春に掘りだすときの目印にするためですが、必ずしもやる必要はないでしょう。その上から、土を埋め戻します。埋め戻した土は、山盛りにしたので、5~60センチはあると思います。
真冬の寒さ(氷点下10度前後)にも耐えうるように、念のため藁を厚く土の上にのせます。最後にブルーシートで覆って終わりです。ビニールハウスのなかは、とても乾燥するので、ブルーシートで覆っておけば、土の湿り気は一定に保たれます。
昨年は、この方法で、ほぼ100パーセント近い芋を腐らずに越冬させることができました。
2011年11月25日金曜日
中之条系ネズミ大根
隣の坂城町原産の辛み大根が種屋で売っていたので、まいてみました。「中之条系ネズミ大根」というのだそうです。この大根はとても堅くて、おろすにもかなり力が必要です。味は、とても辛いのですが、味噌を入れると辛みが消えて、甘みがでてきます。
この大根おろしを食べつけると、他の大根は気が抜けているようで、食べる気が起きません。形もずんぐりしていて、特徴があるのですが、葉がギザギザになっている点が他の大根と違っていて、畑でもすぐ見分けがつきます。 今日は、最低気温が氷点下になったので、あわてて大根掘りをしました。最後に、この大根のおろしを食べて詠んだといわれている松尾芭蕉の一句をもって、今日のブログの結びとします。
身にしみて大根からし秋の風 松尾芭蕉
この大根おろしを食べつけると、他の大根は気が抜けているようで、食べる気が起きません。形もずんぐりしていて、特徴があるのですが、葉がギザギザになっている点が他の大根と違っていて、畑でもすぐ見分けがつきます。 今日は、最低気温が氷点下になったので、あわてて大根掘りをしました。最後に、この大根のおろしを食べて詠んだといわれている松尾芭蕉の一句をもって、今日のブログの結びとします。
身にしみて大根からし秋の風 松尾芭蕉
2011年11月23日水曜日
ムカゴから育てた長芋
ムカゴから育てた長芋(来年の種芋用)
長芋は、地上部分には長いツルがのび葉が生い茂ります。そして、ムカゴと呼ばれる小さな実がなります。ジャガイモを小さくしたような形状で、私は食べたことがありませんが、食用にもなるそうです。下の写真は、ムカゴです。直径1センチぐらいのものが多いです。
このムカゴを育てれば、長芋の種芋になるということを知ったので、試してみました。長芋を植えた隣の畳一畳ぐらいのスペースの所へ、春先にムカゴをビッシリまいてみたのです。繁っていた葉や茎が完全に枯れてしまったので、今日掘り出してみたら、たくさんの芋ができていました。中には種芋にしては大きすぎるぐらいに生長しているものもありました。全部で50本の上あったので、来年は長芋の種は買わなくてもすみそうです。
長芋は、地上部分には長いツルがのび葉が生い茂ります。そして、ムカゴと呼ばれる小さな実がなります。ジャガイモを小さくしたような形状で、私は食べたことがありませんが、食用にもなるそうです。下の写真は、ムカゴです。直径1センチぐらいのものが多いです。
このムカゴを育てれば、長芋の種芋になるということを知ったので、試してみました。長芋を植えた隣の畳一畳ぐらいのスペースの所へ、春先にムカゴをビッシリまいてみたのです。繁っていた葉や茎が完全に枯れてしまったので、今日掘り出してみたら、たくさんの芋ができていました。中には種芋にしては大きすぎるぐらいに生長しているものもありました。全部で50本の上あったので、来年は長芋の種は買わなくてもすみそうです。
2011年11月17日木曜日
2011年11月14日月曜日
大きく生長した大根
今年の秋の温かい気温と適度の雨で、大根やほうれん草の秋野菜は大きくなりすぎて困るほどに生長しています。大根は例年並に種をまいたのですが、大きいもので50センチ、2キロを超えるほどに育っています。でも、中が空洞になることはないので、立派に育っているといえるでしょう。
直売所に大根をだしてもあまり売れ行きがよくありません。農協の職員曰く、「ことしは天候のせいで、家庭菜園で作っているような素人でもいい大根になっているから、みんな大根は買わない」のだそうです。
大根ばかりではありません。ほうれん草も忙しがっていて収穫しないでいたら、30センチ近いものになってしまいました。でも、味の方は悪くはないので、巨大なほうれん草は直売所でほどほどに売れています。
直売所に大根をだしてもあまり売れ行きがよくありません。農協の職員曰く、「ことしは天候のせいで、家庭菜園で作っているような素人でもいい大根になっているから、みんな大根は買わない」のだそうです。
大根ばかりではありません。ほうれん草も忙しがっていて収穫しないでいたら、30センチ近いものになってしまいました。でも、味の方は悪くはないので、巨大なほうれん草は直売所でほどほどに売れています。
2011年11月11日金曜日
里芋の種芋
里芋は、すでに一月ほどまえから掘って直売所に出していますが、いよいよ寒さも本格的になってきたので、来年の種芋用の芋を確保しようと株のまま掘り始めました。小芋を傷つけないようにして大きな株のまま掘るのは、結構重労働です。しかし、株のまま保存しておかないと寒い信州の冬は乗り切れず、多くは切り口から腐ってしまいます。生育状況のよい大きな株のみを選んで種芋にするので、その作業はよけいたいへんです。
ところで、今年は陽気のせいか、植えた種芋が腐らずにそのまま残っているものが多いです。わたしは、植えた種芋が大きくなって親芋になるのかと思っていましたが、親芋は今年新たにできたもので、種芋は本来腐って消滅してしまうものらしいです。長芋や生姜、ジャガイモなどの根菜類はみなそうです。
ところで、今年は陽気のせいか、植えた種芋が腐らずにそのまま残っているものが多いです。わたしは、植えた種芋が大きくなって親芋になるのかと思っていましたが、親芋は今年新たにできたもので、種芋は本来腐って消滅してしまうものらしいです。長芋や生姜、ジャガイモなどの根菜類はみなそうです。
2011年11月3日木曜日
南アルプスの女王 仙丈ヶ岳
仙丈ヶ岳頂上直下のライチョウはもう冬の装い
二週間前に八ヶ岳・赤岳山頂で眺めた南アルプスの山々の姿には、とても印象深いものがありました。来年は是非登ってみたいと思ってネットでいろいろと調べていると、農作業の忙しさなどとるに足らない瑣事になってきます。南アルプススーパー林道を通るバスは、11月6日で今季は終了と聞けば、ますます行きたいという気持ちが募ってきます。そういうわけで、今日南アルプスの女王といわれている仙丈ヶ岳(3033メートル)に登ってきました。
南アルプススーパー林道は、自家用車はおろかバイクや自転車も通行できません。仙丈ヶ岳の登山口の北沢峠へは、伊那市営の林道バスに乗っていくしかありません。しかも帰りの終バスが午後4時なので、これに間に合うように下山しないと峠にある山小屋に泊まらなければならなくなります。ネットで調べた情報によると、仙丈ヶ岳へは登り4時間、下り3時間の計7時間かかるとあります。余裕をもって日帰り登山をするには、朝6時の一番のバスに乗らなければなりません。そんなわけで、家を深夜2時半に出発して、5時にバスの出発点である伊那市(旧長谷村)の仙流荘前の営業所に到着、そこから6時の始発バスに乗って7時に北沢峠に着きました。
小仙丈ヶ岳までは、かなり急な登山道が続きます。はじめはコメツガのうっそうとした林のなかを登っていきます。
森林帯をすぎて視界が開けると、北沢峠の反対側に東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)(2966メートル)が見えるようになります。この山は、一般的には甲斐駒ヶ岳と呼ばれていますが、伊那谷では木曽駒ヶ岳を西駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳を東駒ヶ岳と呼ぶのだそうです。
さらに東側に目をやれば、アサヨ峰(手前左側、2799メートル)、鳳凰山(観音岳で2840メートル)が見えてきます。鳳凰山の地蔵岳のオベリスクは写真ではよくわかりませんが、実際にはかなりはっきりとその尖った姿が見え、とても印象的でした。鳳凰山は、深田久弥の『日本百名山』の一つでもあり、その中でオベリスクに初登頂したのはウォルター・ウェストンで明治37年のことであると記されています。
登りはじめて約2時間で、小仙丈ヶ岳(2855メートル)に着きました。
ここまで来ると、富士山に次いで2番目に高い北岳(3193メートル)が目の前に見えてきます。その右側に見えるのが4番目に高い間ノ岳(3189メートル)です。ちなみに3番目は奥穂高岳の3190メートルで、仙丈ヶ岳は18番目だそうです。
小仙丈ヶ岳から、仙丈ヶ岳へは稜線歩きになります。眼下に馬の背ヒュッテが見えます。周りにあるダケカンバ林の曲がった幹が描き出す模様が、とても印象的でした。
小仙丈カールです。
小仙丈カールの反対側は藪沢カールで、仙丈小屋が見えてきました。仙丈小屋も馬の背ヒュッテもすでに閉鎖されているそうです。
頂上直下の稜線に、ライチョウが3羽餌を探していました。羽もほとんど白くなって、冬のモードになってきていました。人間にたいする警戒心もあまりなく、そばによって写真をとっても、逃げません。
仙丈ヶ岳の頂上も近くなってきました。頂上にいる人たちの姿もはっきりとわかります。
もうここまで来れば、頂上まであと一息です。
山頂に到着です。9時50分でした。2時間40分ばかりで着いてしまいました。
頂上の一角で、登ってきた稜線を眺めながら、一休みです。おにぎりを頬張っていると、みるみる間にガスがかかってきて、小雪が舞い始めました。「さすがに3000メートル級の山だ」という実感がわいてきました。長居は無用とばかり、20分ほど山頂にいて、下山を開始します。
まだ、山頂には大勢の登山者がいました。この時期にこれほど登山者がいるとは思いませんでした。
下山途中、稜線越しに見えた東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)です。来年は、この山に是非登ってみたいと、いまから期待に胸をふくらませています。
北沢峠に戻ってきたのが、12時10分過ぎでした。登山時間は5時間で、標準コース時間の7割といったところでした。山小屋の長衛荘で温かいうどんを一杯食べ、余裕で1時発のバスに乗って帰ることができました。しかし、このうどんはとても塩辛かったです。汗を大量に流したあとだったので身体が塩分を欲したらしく、汁まで飲んだのがいけなかったのか、その後は水を飲み通しでした。
二週間前に八ヶ岳・赤岳山頂で眺めた南アルプスの山々の姿には、とても印象深いものがありました。来年は是非登ってみたいと思ってネットでいろいろと調べていると、農作業の忙しさなどとるに足らない瑣事になってきます。南アルプススーパー林道を通るバスは、11月6日で今季は終了と聞けば、ますます行きたいという気持ちが募ってきます。そういうわけで、今日南アルプスの女王といわれている仙丈ヶ岳(3033メートル)に登ってきました。
南アルプススーパー林道は、自家用車はおろかバイクや自転車も通行できません。仙丈ヶ岳の登山口の北沢峠へは、伊那市営の林道バスに乗っていくしかありません。しかも帰りの終バスが午後4時なので、これに間に合うように下山しないと峠にある山小屋に泊まらなければならなくなります。ネットで調べた情報によると、仙丈ヶ岳へは登り4時間、下り3時間の計7時間かかるとあります。余裕をもって日帰り登山をするには、朝6時の一番のバスに乗らなければなりません。そんなわけで、家を深夜2時半に出発して、5時にバスの出発点である伊那市(旧長谷村)の仙流荘前の営業所に到着、そこから6時の始発バスに乗って7時に北沢峠に着きました。
小仙丈ヶ岳までは、かなり急な登山道が続きます。はじめはコメツガのうっそうとした林のなかを登っていきます。
森林帯をすぎて視界が開けると、北沢峠の反対側に東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)(2966メートル)が見えるようになります。この山は、一般的には甲斐駒ヶ岳と呼ばれていますが、伊那谷では木曽駒ヶ岳を西駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳を東駒ヶ岳と呼ぶのだそうです。
さらに東側に目をやれば、アサヨ峰(手前左側、2799メートル)、鳳凰山(観音岳で2840メートル)が見えてきます。鳳凰山の地蔵岳のオベリスクは写真ではよくわかりませんが、実際にはかなりはっきりとその尖った姿が見え、とても印象的でした。鳳凰山は、深田久弥の『日本百名山』の一つでもあり、その中でオベリスクに初登頂したのはウォルター・ウェストンで明治37年のことであると記されています。
登りはじめて約2時間で、小仙丈ヶ岳(2855メートル)に着きました。
ここまで来ると、富士山に次いで2番目に高い北岳(3193メートル)が目の前に見えてきます。その右側に見えるのが4番目に高い間ノ岳(3189メートル)です。ちなみに3番目は奥穂高岳の3190メートルで、仙丈ヶ岳は18番目だそうです。
小仙丈ヶ岳から、仙丈ヶ岳へは稜線歩きになります。眼下に馬の背ヒュッテが見えます。周りにあるダケカンバ林の曲がった幹が描き出す模様が、とても印象的でした。
小仙丈カールです。
小仙丈カールの反対側は藪沢カールで、仙丈小屋が見えてきました。仙丈小屋も馬の背ヒュッテもすでに閉鎖されているそうです。
頂上直下の稜線に、ライチョウが3羽餌を探していました。羽もほとんど白くなって、冬のモードになってきていました。人間にたいする警戒心もあまりなく、そばによって写真をとっても、逃げません。
仙丈ヶ岳の頂上も近くなってきました。頂上にいる人たちの姿もはっきりとわかります。
もうここまで来れば、頂上まであと一息です。
山頂に到着です。9時50分でした。2時間40分ばかりで着いてしまいました。
頂上の一角で、登ってきた稜線を眺めながら、一休みです。おにぎりを頬張っていると、みるみる間にガスがかかってきて、小雪が舞い始めました。「さすがに3000メートル級の山だ」という実感がわいてきました。長居は無用とばかり、20分ほど山頂にいて、下山を開始します。
まだ、山頂には大勢の登山者がいました。この時期にこれほど登山者がいるとは思いませんでした。
下山途中、稜線越しに見えた東駒ヶ岳(甲斐駒ヶ岳)です。来年は、この山に是非登ってみたいと、いまから期待に胸をふくらませています。
北沢峠に戻ってきたのが、12時10分過ぎでした。登山時間は5時間で、標準コース時間の7割といったところでした。山小屋の長衛荘で温かいうどんを一杯食べ、余裕で1時発のバスに乗って帰ることができました。しかし、このうどんはとても塩辛かったです。汗を大量に流したあとだったので身体が塩分を欲したらしく、汁まで飲んだのがいけなかったのか、その後は水を飲み通しでした。
2011年11月2日水曜日
タマネギの苗の植え付け
10月は、山行きの写真を二度も載せて、結構暇そうに見えましたが、じつは秋野菜を直売所に出すのにてんてこ舞いでした。ニンジン、里芋、ネギ、チンゲンサイ、さらにはダイコンと、毎日畑から野菜をとってきて洗ったり袋詰めをしたりと出荷の準備で、日が短くなった一日はあっという間に過ぎ去ってしまうのです。
しかし、どんなに忙しくてもやらなければならないことがあります。その一つがタマネギの苗の植え付けです。9月の暑い時期に種をまいたタマネギは、写真のように立派に生長して、まさに植え付け適期となりました。マルチの穴に一本づつ手で植えていく作業は根気が必要ですが、3000本ばかりですので、休み休みやっても一週間もあれば終わると思っています。
しかし、どんなに忙しくてもやらなければならないことがあります。その一つがタマネギの苗の植え付けです。9月の暑い時期に種をまいたタマネギは、写真のように立派に生長して、まさに植え付け適期となりました。マルチの穴に一本づつ手で植えていく作業は根気が必要ですが、3000本ばかりですので、休み休みやっても一週間もあれば終わると思っています。
2011年10月19日水曜日
八ヶ岳の主峰 赤岳
八ヶ岳の主峰・赤岳 (標高2899メートル)の山頂
先週、硫黄岳の山頂から眺めた赤岳の雄大な姿は、私にとってインパクトの強いものがありました。なにか、赤岳が呼んでいるようで、近いうちに是非登ってみたいという思いが日増しに強くなってきたのです。「今日は穏やかな晴天」という天気予報を信じ、足にはまだ先週の山行きの疲れがのこっていましたが、雪が降る前のチャンスとばかりに赤岳登山を決行しました。家を朝5時過ぎに出て、7時10分美濃戸山荘前の登山口から入山しました。
南沢の登山道を登っていくと、視界が開け、見覚えのある横岳や大同心が見えてきます。
行者小屋に、9時前につきました。行者小屋の後ろに見える山は、横岳と大同心、小同心です。ここからは、硫黄岳から阿弥陀岳までが目の前に見えます。
行者小屋の水場では、もう氷がはっていました。
今日は、赤岳を日帰りで余裕を持って往復したいと考えているので、もっとも楽に登れるらしい(?)「文三郎尾根」の登山道を往復する予定です。9時10分、行者小屋を出発しました。途中からは、上の写真のように階段や鎖場の連続で、「これがもっとも楽なコース?」と首をかしげたくなります。眼下に行者小屋が見えます。
登山道の途中からの横岳の眺めです。
「文三郎尾根」の分岐あたりから見た阿弥陀岳(2805メートル)と中岳です。阿弥陀岳は、いつかは登ってみたい山です。
赤岳も頂上が近くなるにつれ、鎖場の連続で、上の写真のような岩の間を登っていきます。
ハシゴを二つ登り切ると、視界が開け、赤岳と書かれた標識が眼に飛び込んできました。頂上です。10時25分に到着です。駐車場を出発してから、3時間15分でした。
山頂に祭られている神社です。
今日は、先週よりもさらに天気がよく、見晴らしも最高でした。富士山もきれいに見えます。
頂上から少し北側にもう一つ峰があって、そこには赤岳頂上小屋が建っています。こちらの方が、広そうなので、赤岳頂上小屋までいって休むことにします。
赤岳頂上小屋の前に腰を下ろし、休息です。360度見晴らしがよく、北アルプス、北信五岳、浅間山~四阿山、南アルプスなどの山々がきれいに見渡せました。
2805メートルの阿弥陀岳も眼下に見えます。諏訪湖もはっきりと見えました。
赤岳天望荘が真下に見えます。かなり大きな山小屋です。こちらへ下りていく道が、横岳や硫黄岳へ向かう縦走コースになります。
赤岳頂上小屋前から見た八ヶ岳の山々です。手前から、横岳、硫黄岳、天狗岳です。
頂上からの眺めをゆっくりと楽しみ、また休息も十分とったので、11時過ぎ、下山をはじめます。同じ道を引き返します。登るときはあまり余裕がなく、景色もたのしめなかったのですが、下りはゆっくりと滑らないように気をつけて下ります。下りはじめてすぐに、権現岳と南アルプスの山々が正面に見えてきます。奥に見える北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳などの山々も機会があれば是非登ってみたいなどと思いながら、眺めました。
行者小屋に戻ったのが、12時過ぎでした。まだ早いので、小屋でコーヒーを一杯注文して、小屋の前のベンチに座りながら周りの景色を楽しみます。今日は、いつになく穏やかで天気もよく、周りの山々もよく見えて、充実した山登りとなりました。
先週、硫黄岳の山頂から眺めた赤岳の雄大な姿は、私にとってインパクトの強いものがありました。なにか、赤岳が呼んでいるようで、近いうちに是非登ってみたいという思いが日増しに強くなってきたのです。「今日は穏やかな晴天」という天気予報を信じ、足にはまだ先週の山行きの疲れがのこっていましたが、雪が降る前のチャンスとばかりに赤岳登山を決行しました。家を朝5時過ぎに出て、7時10分美濃戸山荘前の登山口から入山しました。
南沢の登山道を登っていくと、視界が開け、見覚えのある横岳や大同心が見えてきます。
行者小屋に、9時前につきました。行者小屋の後ろに見える山は、横岳と大同心、小同心です。ここからは、硫黄岳から阿弥陀岳までが目の前に見えます。
行者小屋の水場では、もう氷がはっていました。
今日は、赤岳を日帰りで余裕を持って往復したいと考えているので、もっとも楽に登れるらしい(?)「文三郎尾根」の登山道を往復する予定です。9時10分、行者小屋を出発しました。途中からは、上の写真のように階段や鎖場の連続で、「これがもっとも楽なコース?」と首をかしげたくなります。眼下に行者小屋が見えます。
登山道の途中からの横岳の眺めです。
「文三郎尾根」の分岐あたりから見た阿弥陀岳(2805メートル)と中岳です。阿弥陀岳は、いつかは登ってみたい山です。
赤岳も頂上が近くなるにつれ、鎖場の連続で、上の写真のような岩の間を登っていきます。
ハシゴを二つ登り切ると、視界が開け、赤岳と書かれた標識が眼に飛び込んできました。頂上です。10時25分に到着です。駐車場を出発してから、3時間15分でした。
山頂に祭られている神社です。
今日は、先週よりもさらに天気がよく、見晴らしも最高でした。富士山もきれいに見えます。
頂上から少し北側にもう一つ峰があって、そこには赤岳頂上小屋が建っています。こちらの方が、広そうなので、赤岳頂上小屋までいって休むことにします。
赤岳頂上小屋の前に腰を下ろし、休息です。360度見晴らしがよく、北アルプス、北信五岳、浅間山~四阿山、南アルプスなどの山々がきれいに見渡せました。
2805メートルの阿弥陀岳も眼下に見えます。諏訪湖もはっきりと見えました。
赤岳天望荘が真下に見えます。かなり大きな山小屋です。こちらへ下りていく道が、横岳や硫黄岳へ向かう縦走コースになります。
赤岳頂上小屋前から見た八ヶ岳の山々です。手前から、横岳、硫黄岳、天狗岳です。
頂上からの眺めをゆっくりと楽しみ、また休息も十分とったので、11時過ぎ、下山をはじめます。同じ道を引き返します。登るときはあまり余裕がなく、景色もたのしめなかったのですが、下りはゆっくりと滑らないように気をつけて下ります。下りはじめてすぐに、権現岳と南アルプスの山々が正面に見えてきます。奥に見える北岳、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳などの山々も機会があれば是非登ってみたいなどと思いながら、眺めました。
行者小屋に戻ったのが、12時過ぎでした。まだ早いので、小屋でコーヒーを一杯注文して、小屋の前のベンチに座りながら周りの景色を楽しみます。今日は、いつになく穏やかで天気もよく、周りの山々もよく見えて、充実した山登りとなりました。