畑のそばには、一級河川があって、その河川敷にあるニセアカシアが今満開です。藤の花によく似た花で、木を全部覆ってしまうほど花をつけています。
ニセアカシアは、もともと日本にはない木で、生長が早いことから河川の護岸などを目的に外国から導入されたものだと聞いています。でも、この木は大きくなりすぎてどこにでも生えてくるので迷惑な存在です。アレチウリほどではないにしても、いまは駆除対象以外のなにものでもありません。
2012年5月28日月曜日
極早生タマネギ 「玉の春」
極早生タマネギの「玉の春」という品種を作ってみたのですが、収穫できるようになったので、直売所に出してみました。極早生品種のタマネギははこちらのような寒冷地では、栽培が難しいのか、あまり成績が良くありませんでした。植え付けてすぐに枯れてしまう率が、「ネオアース」や「猩々赤」に比べてずっと高く、収穫量もとても少ないです。
ただ、新タマネギを早く食べることができるのは、なんと言っても魅力的で、9月にはもう少し研究して、栽培しやすい品種を選んで種を播き、今年のリベンジを果たしたいと今から決意を新たにしています。
ただ、新タマネギを早く食べることができるのは、なんと言っても魅力的で、9月にはもう少し研究して、栽培しやすい品種を選んで種を播き、今年のリベンジを果たしたいと今から決意を新たにしています。
2012年5月27日日曜日
田植えの季節に思う
こちらでは、田植えの最盛期を迎えました。野菜作りでやることが山のようにあっても、田植えも時季が来ればやらなければなりません。
今年は、減反の田圃があるので、田植えも一日で終わります。私も、わずかばかりの「戸別補償」 をもらっているので、減反はやらざるをえません。政府の減反政策は、猫の目行政の典型みたいなもので、まったく理解できません。「戸別補償」についても、一年目は農協に問い合わせてもちゃんとした回答が返ってこなくて参加しなかったのですが、「地区割りローテーションで減反をやっている場合は、割り当てられた年に減反すれば、ほかの年に減反してなくてもやったことになる」と言うことをあとで知って、去年から参加したような有様です。
減反だって、政府の政策に賛同してやっているわけではありません。隣近所のおつきあいでやっているだけのものです。このあたりでも、減反をしない人が年々増えてきていて、遅かれ早かれこの政策も破綻は目に見えているような感じを受けます。
本来楽しいはずの米作りも、無策の行政に翻弄され、この国の農業の未来を象徴するような存在になっていることは、まったく悲しいことです。
今年は、減反の田圃があるので、田植えも一日で終わります。私も、わずかばかりの「戸別補償」 をもらっているので、減反はやらざるをえません。政府の減反政策は、猫の目行政の典型みたいなもので、まったく理解できません。「戸別補償」についても、一年目は農協に問い合わせてもちゃんとした回答が返ってこなくて参加しなかったのですが、「地区割りローテーションで減反をやっている場合は、割り当てられた年に減反すれば、ほかの年に減反してなくてもやったことになる」と言うことをあとで知って、去年から参加したような有様です。
減反だって、政府の政策に賛同してやっているわけではありません。隣近所のおつきあいでやっているだけのものです。このあたりでも、減反をしない人が年々増えてきていて、遅かれ早かれこの政策も破綻は目に見えているような感じを受けます。
本来楽しいはずの米作りも、無策の行政に翻弄され、この国の農業の未来を象徴するような存在になっていることは、まったく悲しいことです。
2012年5月25日金曜日
里芋の穴底植え
『現代農業』4月号に、福島の東山さんという方が、「里芋の穴底植え」という記事を書かれています。私も、里芋を長年作っているのですが、土寄せをしてもどうしても地上部分にでた「青芋」がかなり多く出てしまうことに悩んでいたので、今年はこの「穴底植え」をやってみることにしました。
畝間120センチで溝を掘って、その溝の底に株間60センチでスコップで植え穴を堀り、そこに芽出しした里芋の苗を植えていくのです。
こちらの方が、畝を立ててマルチをして一つずつ植えていくより、ずっと作業性もよく楽なので、これで秀品率も上がって増収になれば言うことはありません。
『現代農業』の記事はこちらから読めますので、興味のある方はやってみてください。
http://www.synapse.ne.jp/je6ssy/satoimo-sakasaue.pdf
畝間120センチで溝を掘って、その溝の底に株間60センチでスコップで植え穴を堀り、そこに芽出しした里芋の苗を植えていくのです。
こちらの方が、畝を立ててマルチをして一つずつ植えていくより、ずっと作業性もよく楽なので、これで秀品率も上がって増収になれば言うことはありません。
『現代農業』の記事はこちらから読めますので、興味のある方はやってみてください。
http://www.synapse.ne.jp/je6ssy/satoimo-sakasaue.pdf
2012年5月20日日曜日
生長著しいジャガイモ
ジャガイモは、この時季一日ごとに大きく生長しています。一週間前の写真と比較してみてください。もう少したてば、畝の間は葉で完全に覆われてしまいます。そうなると土寄せの作業ができなくなってしまうので、あわてて雑草退治を兼ねた土寄せをおこないました。
2012年5月13日日曜日
無事だったジャガイモ
今朝は最低気温が3度まで下がって、霜注意報が出ていたのですが幸いにも霜は降りず、ジャガイモも無事でした。ここまで成長してくれば、霜が降りた場合、壊滅的な打撃を受けると思います。あと、一月半ほどで、新ジャガイモも掘れると思いますが、霜など降りないように願うばかりです。
2012年5月12日土曜日
2012年5月10日木曜日
アスターの苗の植え付け
「お盆にちゃんと花を咲かせるのが技術よ」という種屋のオバチャンの一言で、アスター作りにチャレンジしてみようと思ったのですが、思っていたより結構大変な作業が待ち受けていました。蕾をつけると上が重くなって倒れる危険性があるので、倒伏防止のネットが必要らしいのです。と言うわけで、フラワーネットを先に張って、その目の間に一本づつ植えていくのですが、この作業が結構忍耐力が必要で、大変な作業なのです。でも、せっかく苗を育ててきたので、ここで放り出すわけにもいきません。「忍」の一言をかみしめて、コツコツやっています。
2012年5月8日火曜日
一件小事 (小さな出来事)
私が耕作している水田の隣の農地の真ん中ににあった壊れた箕が、いつの間にかこちらの田圃の畦に置かれていました。元々は、大風でどこかからか飛ばされてきたもののようですが、その後は隣の農地の所有者が片付けるのがいやでこちら側に寄せたようです。これは目撃したわけではなくあくまでも推測ですが、隣の農地の所有者は自分の水田にあった破れた畦シートの断片が他人の田のなかで飛び交っていても片付けないような人なので、この推測もまんざら外れてはいないでしょう。
こんな些細なことでいちいち腹を立てていてもしかたがないので、ゴミは拾ってきて処分しました。 この小さな出来事を前にして、ふと魯迅の「一件小事 (小さな出来事)」を思い出しました。でも魯迅の小さな出来事は感動的であったのですが、今回の小さな出来事はあまりにも寂しいものでありました。
なお、魯迅の「一件小事 (小さな出来事)」の邦訳は、つぎのサイトなどで読むことができますから、興味のある人は読んでみてください。
http://www.neworldjp.com/Show/6330/
こんな些細なことでいちいち腹を立てていてもしかたがないので、ゴミは拾ってきて処分しました。 この小さな出来事を前にして、ふと魯迅の「一件小事 (小さな出来事)」を思い出しました。でも魯迅の小さな出来事は感動的であったのですが、今回の小さな出来事はあまりにも寂しいものでありました。
なお、魯迅の「一件小事 (小さな出来事)」の邦訳は、つぎのサイトなどで読むことができますから、興味のある人は読んでみてください。
http://www.neworldjp.com/Show/6330/
2012年5月6日日曜日
2012年5月4日金曜日
安直な長芋植え
昨年「ムカゴ」から育てた長芋の種芋をハウスの中の籾殻の中に入れておいたところ、いつの間にか芽が出て、長い蔓まで伸びてきていました。そこで、急いで畑に植え付けることにしました。
一昨年は、「クレバーパイプ」を使って植えてみたのですが、できるのは扁平な芋ばかりで、掘るのは確かに楽だけれど、植え付けるのは溝を掘ったりで結構苦労なので、あまりメリットが感じられなくてやめています。今年は、もっとも安直な植え方を考えてみました。畑の土を寄せて、種芋をその畝の上に置いて、周りの土をかけるだけです。5,60本植えて、30分もかかりませんでした。あとは、どんなものができるか、秋のお楽しみです。
一昨年は、「クレバーパイプ」を使って植えてみたのですが、できるのは扁平な芋ばかりで、掘るのは確かに楽だけれど、植え付けるのは溝を掘ったりで結構苦労なので、あまりメリットが感じられなくてやめています。今年は、もっとも安直な植え方を考えてみました。畑の土を寄せて、種芋をその畝の上に置いて、周りの土をかけるだけです。5,60本植えて、30分もかかりませんでした。あとは、どんなものができるか、秋のお楽しみです。