
朝早く畑に行くと、里芋の葉の上にはたくさんの水滴がのっています。私は、いままでこの水滴は結露かなにかでできたものだと思っていました。しかし、実際はこれは里芋が葉から放出している水なのだそうです。たしかに、よく観察すれば、細かい水滴がびっしりと葉の表面についていますし、だんだん盛りあがってきて、細かな水滴が集まってしだいに大きな水滴へと成長していきます。
里芋や蓮の葉の表面にはものすごい撥水効果があって、ロータス効果と呼ばれる特性を持っています。

里芋の葉の表面の水滴にこんなに奥深い真理が隠されていたとは、まったくの驚きです。