2012年11月30日金曜日

大根の保存

 
ことしの大根は、去年をさらに上回って、巨大になりました。あまりに大きいものばかりなので、大根漬け用の小さいものは、かえって貴重です。漬け物用と自家用消費分を家に持ち帰ってもかなり余ったので、ハウスの中で越冬させることにしました。ならべて土をかけるだけですが、ハウスの中は土が乾いているので、畑の中に穴を掘って埋めるより良いような気がします。

2012年11月29日木曜日

ヒヨドリに食べられたリンゴ

我が家のリンゴの木のそばに柿の木があります。この柿は甘柿ですが、誰も見向きもせず、ただ勝手に実を付けていると言った状態です。したがって、夏はアレチウリに全体が覆われてしまっても、手入れをする気にもならず、放置してあります。

  しかし、秋にはビッシリ付けた実をねらってヒヨドリが集まってきて、一日中「ギャーギャー」鳴いています。はじめは、「ヒヨドリが柿に集中してくれれば、リンゴへと向かわなくていい」と考えていたのですが、そんな甘い考えは無残にも粉砕されて、リンゴもたくさん突かれてしまいました。結局餌になるものがあれば、ヒヨドリが集まってくるので、誰も食べない柿の木は切ってしまった方が良さそうです。

2012年11月28日水曜日

ニンジンの割れ

いま、ニンジンの収穫の真っ盛りです。このニンジンの収穫にあたって、ある程度避けられないことかもしれませんが、困った問題があります。それは「割れ」です。とくに雨が降って、畑に水分がタップリあるときは、「割れ」が発生する率が高いのです。
ニンジンを引き抜いて空気に触れると、こうした「割れ」がおこります。ニンジンは皮がきわめて薄いので、乾燥した外気にあたって水分バランスがくずれてこうした現象がおこるのではないかと推測しています。
 洗った後は、できるだけ外気に触れないように毛布をかけて、ゆっくり乾かすようにしています。

2012年11月25日日曜日

里芋の種芋の保存

今朝の最低気温は、氷点下一度でした。里芋の種芋は、ハウスの中でブルーシートをかけてさらに古毛布をかけてあるのですが、氷点下の温度が続くと傷んで腐ってくるので、そろそろ限界だと思って本格的な貯蔵をおこないました。
 今年は、作付けと天候のせいで、11月が8月と並んで収穫のピークになってしまったので、直売所に出す野菜の取り入れでてんてこ舞いなのですが、気候に関係した事柄は待ったなしなので、いくら忙しくてもこうしたことはきちんとやらざるをえません。
 種芋は株のままある程度乾燥してあるので、専用ハウスの中の穴に逆さにして並べて5~60センチ以上土をかけます。今年は、55株を保存しました。

2012年11月16日金曜日

ニンジンの収穫

8月9日に種をまいた「ひとみ五寸」ニンジンが、予定よりずっと早く大きくなってきたので、収穫して直売所に出しはじめました。
 メーカーの説明書では「播種後110日が収穫適期」とありますが、まだ100日も経たないのに一本200グラムを超える大きさのものもたくさんあります。
  今年は、種をまき直したのが遅かったので、あまり期待していなかったのですが、今までで一番成績がよい立派なニンジン揃いです。

2012年11月14日水曜日

連日の里芋掘り

掘った里芋はハウスの中に一時保存しておきます

最低気温が氷点下になる前に掘り上げてしまおうと、いま連日里芋掘りをおこなっています。里芋は、寒さにはとても弱いので、毎日必死に掘っています。しかし、これがかなり重労働なので、一度にたくさんは掘れません。しかし、今日も山は真っ白になっているので、老体にむち打ってあと百株ほど残すところまでこぎつけました。

 里芋の種芋です。株のまま乾燥させて専用ハウスで保存します

畑では、ニンジン、チンゲンサイ、ほうれん草が収穫適期になってきたので、こちらも 気が気ではありません。下の写真は、9月末に種をまいたチンゲンサイとほうれん草ですが、立派に生育しました。

2012年11月5日月曜日

玉葱の苗の植え付け

十一月に入ってすぐ、玉葱の苗の植え付けをおこないます。玉葱の苗の植え付けは、早すぎると抽苔しやすくなり、遅すぎると寒さで活着が悪くなるので、適期におこなう必要があります。このあたりでは、11月1日から10日間ぐらいと言われていて、この間に作業を済ませてしまう必要があります。
 今年の作付け予定のマルチの穴数を数えてみたら、約4000個ありました。かがんでやる作業は、すぐ腰が痛くなって、一日500~600個の植え付けが限度です。今日まで、約2000個植え付けましたが、あと数日苦行が待っています。

2012年11月3日土曜日

初霜で里芋の葉と茎が枯れる

今朝は、零度近くまで冷え込み、初霜が降りました。寒さに耐え、わずかばかり残っていた里芋の葉と茎も一夜にして全滅してしまいました。
 里芋は、寒さに弱く霜が降りれば、地上部分は瞬く間に枯れてしまいます。枯れた部分が腐って、芋の方まで波及しないように、地上部分を刈り払い機で刈り取りました。こうしておけば、地熱で芋の部分はまだなんとか大丈夫です。
  しかし、本格的な寒さが到来するまでには、できるだけ早く掘り出してしまわなければなりません。忙しくなってきました。