2025年3月3日月曜日

めぐみの雪? やっと空気がシットリと

  この冬は、雪や雨がほとんど降らず、極限的乾燥状態が続いていました。畑のほうれん草や玉ネギは干からびて、まるで枯れ草のようになっています。夜半から降り続いた雨は、朝から雪になって、積雪は15センチほどになりました。降水量は、近くのアメダス観測点で27ミリ余りとのことです。
 これで、空気も潤いをおび、肌もしっとりとしてきました。畑のほうれん草と玉ネギも水分を吸って、生き生きしてくると思います。まさに、恵みに雪でした。

2025年2月26日水曜日

ハウスの中の育苗状況


  一月下旬から二月にかけて種を播いた野菜の苗の状況です。この冬は、温度も低かったようで、発芽から生育にかけてばらつきが多く、生育状況も今ひとつパッとしません。 ハウスとその中のトンネルの開閉をこまめにやった温度管理の甲斐もあって、なんとかここまでこぎ着けました。これから外気も上がってくれば、もう少し生育も良くなると思います。写真上から、長ネギ、レタス、キャベツ(グリーンボール)の苗です。

2025年2月16日日曜日

河川監視カメラ

  NHKの天気・防災Webページを見ていたら、全国の「河川監視カメラ」を見ることができるページがあって、自分の畑のそばにもそのカメラがあるということに気づきました。実際、大水が出たとき、わざわざ川の様子を見に行かなくても、このカメラで状況が見ることができるので、畑が無事かどうかも確認できてとても便利です。
 ということで、いつもお世話になっている監視カメラの見学に行ってきました。太陽光で発電して、WiHiで画像を飛ばしているようで、これなら停電時にもちゃんと作動して、しかも安価で設置できるので、画期的な装置だと思いました。これからも、度々お世話になりますが、よろしく。

2025年2月15日土曜日

白菜とほうれん草の収穫

  秋から冬にかけて降水量が非常に少なく、冬どりの白菜とほうれん草は、生育がとても悪いのですが、収穫時期になってきたのでボチボチ収穫してみました。白菜は、ベタガケしておいた「ほまれの極み」ですが、あまり大きくならず、巻いているものから取り始めました。ほうれん草は、土の水分が少ないので、葉が褐色になってきて地面に張り付いたような状態で、収穫と袋詰めの作業はとてもやりづらいです。
  しかし、この時期のほうれん草は、寒さにあたって糖度が高まり、食味は最高です。白菜も、ホンノリ甘いです。食味は最高に良いのですが、作業が大変な冬どり野菜の収穫です。

2025年2月9日日曜日

長ネギの発芽

  一月下旬に種を播いた長ネギですが、二週間ほどしてほぼ芽が出そろいました。ハウスの中にもう一つトンネルを作って、種を播いたセルトレーを管理しているのですが、加温しなくても日光の力だけでここまで発芽しました。最低気温はマイナス10度近く、最高でも2~3度というような日もある厳冬期ですが、お日様の力はすごいです。続いて、レタスやキャベツも種まきしましたが、時間がかかってもちゃんと発芽すると思います。

2025年1月25日土曜日

ネギの種をセルトレーに播く

 昨年の9月に種を播いた長ネギですが、一部生育不良があったのと、苗作りに失敗した人から譲って欲しいという依頼が多かったので、「春播き・セルトレー播き」で追加の種まきをおこないました。ハウスの方もスペースがあいているので、20ml袋2袋を200穴トレー13枚に播きました。セルトレーの種まきから収穫までの動画が「トキタ種苗」さんから、YouTubeにアップされていたので(こちら)、それを参考にやってみましたが、うまくいくでしょうか。
 写真下は、昨年9月に播種したネギ苗です。

2025年1月24日金曜日

保存した野菜で物価高に対抗

  いま、野菜の高値が連日のように報道されています。でも、農家は秋野菜をいろいろなテクニックを使って保存して、自家消費の野菜は十分確保してあり、野菜の高騰といわれてもあまり実感がわきません。

 ここで、冬における野菜の保存方法を紹介しましょう。
1.白菜 防寒と乾燥対策に新聞紙で包み、物置の床に立ててならべておく。横にして積み上げると重みでつぶれてしまうので、畑にあるように立てることがポイントです。
2.ネギ 一日ぐらい日に当てて乾かし、ゴミをとって30キロの米袋にぎっしり詰めて袋を立てておく。袋の口は開けてネギの葉が上に出る状態にしておく。玄米を入れる紙袋は厚く丈夫で、適度に湿度を保ってくれるので、ネギはいつまでも生き生きしています。これも袋を立てておくのがポイントで、横にするとネギは次第に曲がってきます。
3.人参 大きな発泡スチロールの箱に洗って入れ、上に新聞紙一日分程度をかけて蓋をしておきます。新聞紙が適度の湿度調整をおこなってくれ、いつまでも新鮮です。人参は、寒さに強いので、凍っても大丈夫です。
4.大根 玄米を入れる米袋に入れ、物置の中に積み上げて、古い毛布などを防寒用にかけておきます。ここでも紙袋が適度に湿度調整してくれるので、いつまでも鮮度が保たれます。
5.キャベツ コンテナに入れて物置の中に入れて古い毛布などをかけておきます。キャベツは寒さや湿度をそれほど気にしなくても大丈夫です。外皮を二、三枚むけば新鮮な状態で食べられます。
 以上、私がおこなっている冬野菜の保存方法です。気温マイナス10度~プラス10度の天然の冷蔵庫といっても良い当地だからこそできる保存方法かもしれませんが、 興味のある方はお試しあれ。

2025年1月23日木曜日

庭の植木に作られたスズメバチの巣

  去年の秋、庭の草刈りをしていたら、スズメバチに刺され、医者に行きました。植木の繁みの中にあったので、外からはまったく見えず、刺されるまでこんな所にスズメバチの巣があるとは思いもよりませんでした。手がグローブのように腫れて、早く巣を除去しなければと思っていたのですが、二次被害が心配でそのまま放置しておいたのです。
 一年で一番寒いこの時期、さすがに蜂ももう生きてはいないだろうと思って、巣を撤去しました。同じ巣に二度と蜂は来ないそうですが、憎しみのかたまりの巣を壊して、少しでも鬱憤をはらそうと、棒で突いてたたき壊しました。

2025年1月20日月曜日

獣害 ベタガケが破られた

  2~3月収穫予定で、白菜「ほまれの極み」にベタガケをかけておいたのですが、ちょうど真ん中あたりに畑を横断するように破られてしまいました。はじめは、風にあおられたか、何かが飛んできて穴が開いてしまったのかと思いましたが、畑を横断するように一直線に穴が開いているので、狸か狐などの獣が飛び越していって穴を開けたのだと、推測しました。畑をトラクターでおこしたあと、獣の足跡がついていることは何度かありましたが、ベタガケが破られたのははじめてです。
 当地でも、山に近いところは、イノシシや鹿に荒らされて、電柵などの対策をとらなければ、作物を作ることができないといった状況ですが、このあたりでは今まであまり獣害はなかったので安心していたのでびっくりです。まあ、この程度の被害ですんだので、仕方が無いと諦めています。

2025年1月5日日曜日

2025年の正月 四阿山と根子岳

  正月5日、風もなく澄み渡った空のもと、周りの山々もきれいに見渡せました。年が改まったとしても、とりわけ新たな感慨もないのですが、きれいに見渡せる山々と冷たく澄み切った空気の中で、気持ちもなんとなく引き締まってきます。今年も元気で野菜づくりに没頭できれば、こんなに幸せなことはありません。散歩がてらに撮った、四阿山と根子岳の写真をアップしておきます。