今年は注連縄作りに熱中して、たくさん作って近所や親戚に配りました。家に飾るものもたくさん作ったので、いろいろと飾り付けをしました。
このあたりの風習かどうかは知りませんが、お墓にも注連縄を持って行きます。また玄関先だけではなく、屋敷神や物置、カーポート、水道口などにも飾り付けました。「これだけ飾り付ければ来年は良いことがあるかなあ」といったら、86歳の母は「ただ健康でいられたらそれだけでいい」といいました。「さすが年の功で、悟りきったことをいうなあ」と感心しました。まさに、ただただ一年の平安を祈るばかりです。
2009年12月26日土曜日
梅一輪の暖かさ
今日は、先週の寒さとはうって変わって、とても暖かい一日でした。我が家の日溜まりの土手にある梅は、もう蕾がとても大きくなって、一つ二つほころびかけています。例年なら、1月の下旬に花が咲き始めるのですが、一ヶ月近くも早いです。
そこで、正月に花を咲かせようと思って、十日ばかり家の中に置いておいた花瓶の梅が、いよいよ咲き始めました。
ほんとうに今日は、梅一輪どころか、二輪も三輪も咲き始めそうな暖かさでした。アメダスデータによると、今日の長野県の最高気温は、上田市で13.7度(14時)だということです。
梅一輪いちりんほどの暖かさ
服部 嵐雪
上の俳句、三百年以上も前の人の句だとはとても思えません。現代的感覚というか、時代を超越しているというか、ほんとうに日本語の美しさが凝縮されているといっても過言ではないように思います。さすが芭蕉の高弟といわれているだけのことはあるように感じました。
そこで、正月に花を咲かせようと思って、十日ばかり家の中に置いておいた花瓶の梅が、いよいよ咲き始めました。
ほんとうに今日は、梅一輪どころか、二輪も三輪も咲き始めそうな暖かさでした。アメダスデータによると、今日の長野県の最高気温は、上田市で13.7度(14時)だということです。
梅一輪いちりんほどの暖かさ
服部 嵐雪
上の俳句、三百年以上も前の人の句だとはとても思えません。現代的感覚というか、時代を超越しているというか、ほんとうに日本語の美しさが凝縮されているといっても過言ではないように思います。さすが芭蕉の高弟といわれているだけのことはあるように感じました。
2009年12月20日日曜日
2009年12月14日月曜日
2009年12月10日木曜日
Flash のお勉強
農作業の方も暇になってきたので、暇つぶしに Flash と JavaScript についてすこし勉強をはじめました。もともと私のホームページは html の勉強のために html エディターで書いたものできわめて地味なものです。ホームページビルダーなどの有料ソフトを使わないで、ホームページを作るということをモットーにしているので、どうしても地味になってしまうのです。
ということで、Flash も Adobe などの高価な有料ソフトは使わず、すべてフリー(無料)のソフトを活用させて頂いて作り、すこしでもホームページのグレードアップができればと思い立ちました。すこし勉強をはじめてみて一番の印象は、この画像処理の領域は奥が深く作っても作っても満足がいくようなものにはならない、ということです。
しかし、満足のいくようなものではないけれど、作った Flash などを html ファイルに組み込んでみると、やはり以前のものとはまったく印象が違ってきます。右のリンクから入ってのぞいてみてください。
ということで、Flash も Adobe などの高価な有料ソフトは使わず、すべてフリー(無料)のソフトを活用させて頂いて作り、すこしでもホームページのグレードアップができればと思い立ちました。すこし勉強をはじめてみて一番の印象は、この画像処理の領域は奥が深く作っても作っても満足がいくようなものにはならない、ということです。
しかし、満足のいくようなものではないけれど、作った Flash などを html ファイルに組み込んでみると、やはり以前のものとはまったく印象が違ってきます。右のリンクから入ってのぞいてみてください。
2009年12月7日月曜日
畑の土作り
12月も中旬近くになり、畑に最後まで残っていた野沢菜も収穫しました。今年の野沢菜はお湿りが十分有ったためか、とても良いできでした。(写真上は収穫直前の野沢菜)
野沢菜の収穫も終わったので、今年最後の畑仕事をおこないました。それは、畑に十分の稲藁を入れて腐植しやすいようにトラクターで土と混ぜる作業です。(写真下は畑一面に稲藁をまき散らした様子)
ホームセンターなどに行けば鶏糞なども売っていますが、大規模養鶏場などでは餌に抗生剤を混ぜていると聞けば、そうしたものはあまり使う気にはなりません。「食の安全」ということを考えれば、やはり自分の目の届く範囲のものを使いたいのです。このような土作りの効果は、来年の野菜に正直に反映されるので、やはり手を抜くことはできません。
野沢菜の収穫も終わったので、今年最後の畑仕事をおこないました。それは、畑に十分の稲藁を入れて腐植しやすいようにトラクターで土と混ぜる作業です。(写真下は畑一面に稲藁をまき散らした様子)
ホームセンターなどに行けば鶏糞なども売っていますが、大規模養鶏場などでは餌に抗生剤を混ぜていると聞けば、そうしたものはあまり使う気にはなりません。「食の安全」ということを考えれば、やはり自分の目の届く範囲のものを使いたいのです。このような土作りの効果は、来年の野菜に正直に反映されるので、やはり手を抜くことはできません。
2009年11月29日日曜日
2009年11月27日金曜日
松本一本ネギ
今年は、秋にかなり雨が降ったためか、ネギにもいろいろな病気が発生しました。
一つは、ネギ萎縮病です。これはアブラムシがウイルスをばらまいて広がるらしいですが、かなり発生しました。見つけたら、一本一本抜いて他に病気が移らないようにしなければなりません。もう一つは、赤サビ病です。これは低温多雨と肥料切れで広がりやすいとのことですが、これもかなり発生しました。ネギは種を播いてから収穫まで15ヶ月前後もかかるので、どうしても病害虫からは無縁ではいられないようです。 また、乾燥には強いけれど湿気には弱いので、今年のように雨の多い気候のときは、ますます病気になりやすいのです。
こうした厳しい条件下にありながら、立派な松本一本ネギがたくさん収穫できました。しばらく日向に干してから、物置に入れておくと来年の春まで食べることができます。
一つは、ネギ萎縮病です。これはアブラムシがウイルスをばらまいて広がるらしいですが、かなり発生しました。見つけたら、一本一本抜いて他に病気が移らないようにしなければなりません。もう一つは、赤サビ病です。これは低温多雨と肥料切れで広がりやすいとのことですが、これもかなり発生しました。ネギは種を播いてから収穫まで15ヶ月前後もかかるので、どうしても病害虫からは無縁ではいられないようです。 また、乾燥には強いけれど湿気には弱いので、今年のように雨の多い気候のときは、ますます病気になりやすいのです。
こうした厳しい条件下にありながら、立派な松本一本ネギがたくさん収穫できました。しばらく日向に干してから、物置に入れておくと来年の春まで食べることができます。
2009年11月26日木曜日
山茱萸(サンシュユ)の実
2009年11月22日日曜日
ニンジン掘り
いつの間に11月も20日を過ぎてしまいました。今年の秋は結構雨が多く、本格的な霜もまだ降りないのでのんびしていたら、いつの間にか秋野菜の収穫の時季が来てしまいました。今日は、手始めにニンジンを掘りました。なぜニンジンにしたかというと、今年のニンジンは生長が良く、大きくなりすぎて割れるものが多くなってきたからです。これ以上大きくさせたら不良品の割合がますます多くなるので、寒さには結構強くそんなに急ぐ必要のないニンジン掘りを優先させたわけです。
というわけで、少しでも傷のあるものや小さいものは畑に棄てても、大きなコンテナに山盛り3っつも収穫できました。それも二十センチ前後のものがほとんどです。とても一軒で消費できる量ではありません。今から、あちらこちらに配る手立てに苦慮しています。
というわけで、少しでも傷のあるものや小さいものは畑に棄てても、大きなコンテナに山盛り3っつも収穫できました。それも二十センチ前後のものがほとんどです。とても一軒で消費できる量ではありません。今から、あちらこちらに配る手立てに苦慮しています。
2009年11月14日土曜日
立派なブロッコリーがとれました
2009年11月11日水曜日
2009年11月10日火曜日
2009年11月4日水曜日
里芋堀り
11月3日の寒波の到来で、あんなに元気がよかった里芋も、上の写真のように一瞬のうちに葉が枯れてしまいました。4日も最低気温が氷点下になるというので、あわてて里芋掘りをおこないました。里芋は低温にはとても弱く、地上近くの芋まで傷んでしまうので、手早く収穫してしまうに限ります。 今年は、越冬させるために、大部分を株ごと掘ってきました。おかげで、軽トラックの荷台が山盛りになるほどありました。あまりに多いので、近所の友人に「出荷するの?」と言われてしまいました。でも、出荷はしません。里芋は、うまく作るのはなかなか難しいし、あげるとみんな喜んでくれるので、親戚や友人に配ります。そして、なによりも私自身年をとったせいか、この里芋が結構好物なのです。
保存についてネットで調べてみると、子芋を切り離してしまうとそこから腐ってくるので、切り離さないで株を逆さにして土のなかに保存するといいとあったので、そのようにやってみようと思っています。株を逆さにしないと、上にかけた土の重みで子芋がとれてしまうとのことです。「なるほど、いろいろな理論があるもんだなあ。」と、感心しました。
保存についてネットで調べてみると、子芋を切り離してしまうとそこから腐ってくるので、切り離さないで株を逆さにして土のなかに保存するといいとあったので、そのようにやってみようと思っています。株を逆さにしないと、上にかけた土の重みで子芋がとれてしまうとのことです。「なるほど、いろいろな理論があるもんだなあ。」と、感心しました。
2009年11月3日火曜日
2009年10月28日水曜日
八ヶ岳 本沢温泉(日本最高所の露天風呂)
以前から、一度は行ってみたいと思っていた場所の一つに本沢温泉があります。八ヶ岳の硫黄岳(標高2760メートル)の真下に、日本で最高所の露天風呂(標高2150メートル)があって、その露天風呂にぜひ入ってみたいと思っていました。
秋の取り入れも一段落したので、絶好の登山日和の今日、その思いを実行に移しました。登山といっても、いつもの外出着のままで、ズック靴を履いて出かけましたが…。
朝7時半すぎに自宅を出発。国道141号線から、松原湖方面に入って、稲子湯に向かう道を行くと、稲子湯へあと1キロ付近に八ヶ岳林道へ入る道があります。その分岐点には、本沢温泉への案内の看板がでていて、林道を10分ぐらい行くと本沢温泉入り口がありました。下の写真は、稲子湯との分岐点です。
そこには、車が10台ぐらいとめられる駐車スペースがあって、すでに1台奈良ナンバーの車がとめてありました。ここから歩くと、本沢温泉までは、約2時間ぐらいかかると案内板にあります。しかし、4WDなら、その先へいけるとのことで、そのためにわざわざ4WDの軽トラで来たのですから、もちろんそのまま先に進みます。ところが、道路の傷みがひどく、「天狗の展望台」まではどうやらこうやら着いたものの、その先は断念。後は歩きです。でも30分ぐらいは歩きを短縮できたようです。
(しかし、入り口から歩いた方が無難で、安心していられます。尖った石がゴロゴロしていたり、車のすれ違いができなかったりで、わずかな時間の短縮にはかえられません。)
案の定、その先に車が一台乗り捨ててありました。約10分でゲートに到着。車はここまでです。これから約1時間は歩きです。
ゲートから本沢温泉までの道は、比較的なだらかなハイキングコースのような整備された道でした。
原生林の中を流れてくる沢の水は、ものすごく透明で、冷たくきれいでした。
カモシカが道の脇に出てきていて、逃げようともしません。カモシカと格闘はしたくないので、口笛を吹いて追い払ってから前に進みました。
12時少し前、本沢温泉に着きました。ここで、600円払って、露天風呂へ向かいます。天気がよかったので、ジャンパー一つでも汗ばむほどでした。露天風呂に向かう途中、夏沢峠との分かれ道あたりの日陰では、まだ沢の氷が融けません。
本沢温泉の山小屋から5分ぐらい登ったところに、露天風呂の入り口があります。まっすぐ山に登って行けば夏沢峠です。夏期にはテレビの天気予報で山の天気を放送しますが、その中に、「八ヶ岳・夏沢峠」というのがあって、いつも「どのあたりかなあ」と思っていましたが、それがこのあたりだとやっとわかりました。
またこの周辺には、シャクナゲの大木が群生しています。シャクナゲの花の咲く頃は、さぞかしきれいだろうと思います。
沢へ降りると、露天風呂が見えてきました。正面には、硫黄岳の爆裂火口壁が迫ってきます。硫黄岳のうえの方には、もう雪があります。写真ではそんなに感じませんが、実際には硫黄岳が迫ってきて、その真下にいるといった感覚です。(写真をクリックして拡大してみてください。)
露天風呂は、畳2畳ぐらいで、4、5人もはいればいっぱいになってしまいそうです。でも、この時期平日ということもあって、だれも入浴していません。硫黄岳を見ながら温泉を独り占めしていると、開放感は格別です。温泉の温度もちょうどよく、ゆったり湯船につかっていると、ここまで歩いて登ってきた疲れは完全に消え失せてしまいました。
この日は平日のためか、往復の歩きの途中で会った人は10人もいませんでした。それも登山にきている人がほとんどのようで、わざわざ露天風呂に入りに来る人はあまりいないようでした。
長年の念願を果たして、家に着いたのは3時半すぎ、満足した約8時間の小さな旅でした。来年は、シャクナゲの花が見頃の頃、是非もう一度来たいと思っています。そして、夏沢峠まで登って、硫黄岳にも挑戦してみたいと考えています。
秋の取り入れも一段落したので、絶好の登山日和の今日、その思いを実行に移しました。登山といっても、いつもの外出着のままで、ズック靴を履いて出かけましたが…。
朝7時半すぎに自宅を出発。国道141号線から、松原湖方面に入って、稲子湯に向かう道を行くと、稲子湯へあと1キロ付近に八ヶ岳林道へ入る道があります。その分岐点には、本沢温泉への案内の看板がでていて、林道を10分ぐらい行くと本沢温泉入り口がありました。下の写真は、稲子湯との分岐点です。
そこには、車が10台ぐらいとめられる駐車スペースがあって、すでに1台奈良ナンバーの車がとめてありました。ここから歩くと、本沢温泉までは、約2時間ぐらいかかると案内板にあります。しかし、4WDなら、その先へいけるとのことで、そのためにわざわざ4WDの軽トラで来たのですから、もちろんそのまま先に進みます。ところが、道路の傷みがひどく、「天狗の展望台」まではどうやらこうやら着いたものの、その先は断念。後は歩きです。でも30分ぐらいは歩きを短縮できたようです。
(しかし、入り口から歩いた方が無難で、安心していられます。尖った石がゴロゴロしていたり、車のすれ違いができなかったりで、わずかな時間の短縮にはかえられません。)
案の定、その先に車が一台乗り捨ててありました。約10分でゲートに到着。車はここまでです。これから約1時間は歩きです。
ゲートから本沢温泉までの道は、比較的なだらかなハイキングコースのような整備された道でした。
原生林の中を流れてくる沢の水は、ものすごく透明で、冷たくきれいでした。
カモシカが道の脇に出てきていて、逃げようともしません。カモシカと格闘はしたくないので、口笛を吹いて追い払ってから前に進みました。
12時少し前、本沢温泉に着きました。ここで、600円払って、露天風呂へ向かいます。天気がよかったので、ジャンパー一つでも汗ばむほどでした。露天風呂に向かう途中、夏沢峠との分かれ道あたりの日陰では、まだ沢の氷が融けません。
本沢温泉の山小屋から5分ぐらい登ったところに、露天風呂の入り口があります。まっすぐ山に登って行けば夏沢峠です。夏期にはテレビの天気予報で山の天気を放送しますが、その中に、「八ヶ岳・夏沢峠」というのがあって、いつも「どのあたりかなあ」と思っていましたが、それがこのあたりだとやっとわかりました。
またこの周辺には、シャクナゲの大木が群生しています。シャクナゲの花の咲く頃は、さぞかしきれいだろうと思います。
沢へ降りると、露天風呂が見えてきました。正面には、硫黄岳の爆裂火口壁が迫ってきます。硫黄岳のうえの方には、もう雪があります。写真ではそんなに感じませんが、実際には硫黄岳が迫ってきて、その真下にいるといった感覚です。(写真をクリックして拡大してみてください。)
露天風呂は、畳2畳ぐらいで、4、5人もはいればいっぱいになってしまいそうです。でも、この時期平日ということもあって、だれも入浴していません。硫黄岳を見ながら温泉を独り占めしていると、開放感は格別です。温泉の温度もちょうどよく、ゆったり湯船につかっていると、ここまで歩いて登ってきた疲れは完全に消え失せてしまいました。
この日は平日のためか、往復の歩きの途中で会った人は10人もいませんでした。それも登山にきている人がほとんどのようで、わざわざ露天風呂に入りに来る人はあまりいないようでした。
長年の念願を果たして、家に着いたのは3時半すぎ、満足した約8時間の小さな旅でした。来年は、シャクナゲの花が見頃の頃、是非もう一度来たいと思っています。そして、夏沢峠まで登って、硫黄岳にも挑戦してみたいと考えています。
2009年10月26日月曜日
2009年10月25日日曜日
2009年10月22日木曜日
2009年10月21日水曜日
稲藁の還元
稲の収穫も終わりましたが、すでに来年に向けての準備が始まっています。まず、稲藁を水田に還元するために切断作業があります。コンバインで収穫したところはすでに切断してありますが、ハゼかけの水田は手作業でおこないます。
この稲藁の還元という作業は、単に有機肥料を施肥するという以上の意味があります。それは、稲の生長にとって不可欠な珪酸を補給するということです。珪酸は、他の作物にとってはそれほど必要とされていませんが、稲にとってはきわめて重要な肥料です。そして、その珪酸は稲藁のなかにそのまま蓄積されているのです。
それにしても、稲の体内に吸収されてできたプラント・オパール(非結晶含水珪酸体)が何千年もそのまま土中に残り、古代遺跡で稲が栽培されていたかどうか解るなんてほんとうに驚きです。まさに、稲と珪酸が切っても切れない関係にあることを明示していておもしろいと思いました。
この稲藁の還元という作業は、単に有機肥料を施肥するという以上の意味があります。それは、稲の生長にとって不可欠な珪酸を補給するということです。珪酸は、他の作物にとってはそれほど必要とされていませんが、稲にとってはきわめて重要な肥料です。そして、その珪酸は稲藁のなかにそのまま蓄積されているのです。
それにしても、稲の体内に吸収されてできたプラント・オパール(非結晶含水珪酸体)が何千年もそのまま土中に残り、古代遺跡で稲が栽培されていたかどうか解るなんてほんとうに驚きです。まさに、稲と珪酸が切っても切れない関係にあることを明示していておもしろいと思いました。
2009年10月11日日曜日
モンシロチョウの飛び交う畑
この時期、畑ではアブラナ科の作物が多くを占めています。私の畑でも大根、白菜、野沢菜、小松菜、チンゲンサイ、ブロッコリーなどがそだっています。 このアブラナ科の作物を狙ってモンシロチョウが畑を飛び交っています。もともと害虫を防ぐためにアブラナ科の植物が出す辛味成分が、モンシロチョウにはまったく効果がなく、逆にその臭いに誘われてモンシロチョウが集まってくるらしいのです。「アブラナ科の代表的作物であるキャベツとともにモンシロチョウが世界中に広がった」とも言われているそうです。
そして、わが家の畑でもいつも数匹のモンシロチョウが飛び交っています。その結果、アブラナ科の野菜の葉は虫に食われたあとがいっぱいです。
しかし、考えようによっては、こうしたことは食の安全を証明しているあかしでもあるのです。無農薬であるが故に葉は虫に食われたあとがいっぱいになるのです。逆に、例えばキャベツの一大産地である群馬県の妻恋村のキャベツ畑にはモンシロチョウなど一匹も飛んでいません。川にも水性昆虫がほとんどいません。それは、三日にあげず消毒をしているからです。そして、こうして出来た立派なキャベツが店頭に並んでいるのです。
こう見てくると、虫に食べられたあとがいっぱいある野菜をたべることも、一種の贅沢なのかもしれません。
そして、わが家の畑でもいつも数匹のモンシロチョウが飛び交っています。その結果、アブラナ科の野菜の葉は虫に食われたあとがいっぱいです。
しかし、考えようによっては、こうしたことは食の安全を証明しているあかしでもあるのです。無農薬であるが故に葉は虫に食われたあとがいっぱいになるのです。逆に、例えばキャベツの一大産地である群馬県の妻恋村のキャベツ畑にはモンシロチョウなど一匹も飛んでいません。川にも水性昆虫がほとんどいません。それは、三日にあげず消毒をしているからです。そして、こうして出来た立派なキャベツが店頭に並んでいるのです。
こう見てくると、虫に食べられたあとがいっぱいある野菜をたべることも、一種の贅沢なのかもしれません。
2009年10月10日土曜日
2009年9月30日水曜日
八ッ場ダムの現場
仕事の方は暇で、しかも雨ばかり降っていて農作業ができないので、群馬県の長野原町へドライブにいってきました。というのは、9月のシルバーウイークに妻の知り合いで二人も八ッ場ダムの現場を見に行ったという人がいて、しかも国道144号線(と145号線)が大渋滞だったということを聞いたからです。いまや、吾妻渓谷より八ッ場ダム(道路しか造っていませんが)の方が観光名所になってしまったようです。
ウイークデーなら渋滞もないだろうと、家を出て国道144号線を一直線、1時間20分で着きました。妻恋村を抜け、長野原町の中心街を過ぎると吾妻渓谷が急に狭くなるあたりにダム工事の予定地があります。取り付け道路の工事の真っ最中らしく大型ダンプがひっきりなしに通行していました。
率直な感想を一言。こんなに水量の少ない川にダムが必要なら日本中至る所にダムを造らなくてはならなくなるだろう。それに、こんなにすばらしい景観をぶちこわして、しかも地元の大反対を押し切ってまで造る必要があったのだうか?
帰りは、湯の丸高原を通ってきましたが、紅葉が雨に映えとてもすばらしかったです。
写真上は、八ッ場ダムの関連道路。写真下は湯の丸高原の紅葉。
ウイークデーなら渋滞もないだろうと、家を出て国道144号線を一直線、1時間20分で着きました。妻恋村を抜け、長野原町の中心街を過ぎると吾妻渓谷が急に狭くなるあたりにダム工事の予定地があります。取り付け道路の工事の真っ最中らしく大型ダンプがひっきりなしに通行していました。
率直な感想を一言。こんなに水量の少ない川にダムが必要なら日本中至る所にダムを造らなくてはならなくなるだろう。それに、こんなにすばらしい景観をぶちこわして、しかも地元の大反対を押し切ってまで造る必要があったのだうか?
帰りは、湯の丸高原を通ってきましたが、紅葉が雨に映えとてもすばらしかったです。
写真上は、八ッ場ダムの関連道路。写真下は湯の丸高原の紅葉。