このあたりの風習かどうかは知りませんが、お墓にも注連縄を持って行きます。また玄関先だけではなく、屋敷神や物置、カーポート、水道口などにも飾り付けました。「これだけ飾り付ければ来年は良いことがあるかなあ」といったら、86歳の母は「ただ健康でいられたらそれだけでいい」といいました。「さすが年の功で、悟りきったことをいうなあ」と感心しました。まさに、ただただ一年の平安を祈るばかりです。








今日は、先週の寒さとはうって変わって、とても暖かい一日でした。我が家の日溜まりの土手にある梅は、もう蕾がとても大きくなって、一つ二つほころびかけています。例年なら、1月の下旬に花が咲き始めるのですが、一ヶ月近くも早いです。
農作業の方も暇になってきたので、暇つぶしに Flash と JavaScript についてすこし勉強をはじめました。もともと私のホームページは html の勉強のために html エディターで書いたものできわめて地味なものです。ホームページビルダーなどの有料ソフトを使わないで、ホームページを作るということをモットーにしているので、どうしても地味になってしまうのです。
12月も中旬近くになり、畑に最後まで残っていた野沢菜も収穫しました。今年の野沢菜はお湿りが十分有ったためか、とても良いできでした。(写真上は収穫直前の野沢菜)
今年は、秋にかなり雨が降ったためか、ネギにもいろいろな病気が発生しました。
いつの間に11月も20日を過ぎてしまいました。今年の秋は結構雨が多く、本格的な霜もまだ降りないのでのんびしていたら、いつの間にか秋野菜の収穫の時季が来てしまいました。今日は、手始めにニンジンを掘りました。なぜニンジンにしたかというと、今年のニンジンは生長が良く、大きくなりすぎて割れるものが多くなってきたからです。これ以上大きくさせたら不良品の割合がますます多くなるので、寒さには結構強くそんなに急ぐ必要のないニンジン掘りを優先させたわけです。
11月3日の寒波の到来で、あんなに元気がよかった里芋も、上の写真のように一瞬のうちに葉が枯れてしまいました。4日も最低気温が氷点下になるというので、あわてて里芋掘りをおこないました。里芋は低温にはとても弱く、地上近くの芋まで傷んでしまうので、手早く収穫してしまうに限ります。
今年は、越冬させるために、大部分を株ごと掘ってきました。おかげで、軽トラックの荷台が山盛りになるほどありました。あまりに多いので、近所の友人に「出荷するの?」と言われてしまいました。でも、出荷はしません。里芋は、うまく作るのはなかなか難しいし、あげるとみんな喜んでくれるので、親戚や友人に配ります。そして、なによりも私自身年をとったせいか、この里芋が結構好物なのです。
以前から、一度は行ってみたいと思っていた場所の一つに本沢温泉があります。八ヶ岳の硫黄岳(標高2760メートル)の真下に、日本で最高所の露天風呂(標高2150メートル)があって、その露天風呂にぜひ入ってみたいと思っていました。
そこには、車が10台ぐらいとめられる駐車スペースがあって、すでに1台奈良ナンバーの車がとめてありました。ここから歩くと、本沢温泉までは、約2時間ぐらいかかると案内板にあります。しかし、4WDなら、その先へいけるとのことで、そのためにわざわざ4WDの軽トラで来たのですから、もちろんそのまま先に進みます。ところが、道路の傷みがひどく、「天狗の展望台」まではどうやらこうやら着いたものの、その先は断念。後は歩きです。でも30分ぐらいは歩きを短縮できたようです。
ゲートから本沢温泉までの道は、比較的なだらかなハイキングコースのような整備された道でした。
原生林の中を流れてくる沢の水は、ものすごく透明で、冷たくきれいでした。
カモシカが道の脇に出てきていて、逃げようともしません。カモシカと格闘はしたくないので、口笛を吹いて追い払ってから前に進みました。
12時少し前、本沢温泉に着きました。ここで、600円払って、露天風呂へ向かいます。天気がよかったので、ジャンパー一つでも汗ばむほどでした。露天風呂に向かう途中、夏沢峠との分かれ道あたりの日陰では、まだ沢の氷が融けません。
本沢温泉の山小屋から5分ぐらい登ったところに、露天風呂の入り口があります。まっすぐ山に登って行けば夏沢峠です。夏期にはテレビの天気予報で山の天気を放送しますが、その中に、「八ヶ岳・夏沢峠」というのがあって、いつも「どのあたりかなあ」と思っていましたが、それがこのあたりだとやっとわかりました。
沢へ降りると、露天風呂が見えてきました。正面には、硫黄岳の爆裂火口壁が迫ってきます。硫黄岳のうえの方には、もう雪があります。写真ではそんなに感じませんが、実際には硫黄岳が迫ってきて、その真下にいるといった感覚です。(写真をクリックして拡大してみてください。)
露天風呂は、畳2畳ぐらいで、4、5人もはいればいっぱいになってしまいそうです。でも、この時期平日ということもあって、だれも入浴していません。硫黄岳を見ながら温泉を独り占めしていると、開放感は格別です。温泉の温度もちょうどよく、ゆったり湯船につかっていると、ここまで歩いて登ってきた疲れは完全に消え失せてしまいました。
この日は平日のためか、往復の歩きの途中で会った人は10人もいませんでした。それも登山にきている人がほとんどのようで、わざわざ露天風呂に入りに来る人はあまりいないようでした。
稲の収穫も終わりましたが、すでに来年に向けての準備が始まっています。まず、稲藁を水田に還元するために切断作業があります。コンバインで収穫したところはすでに切断してありますが、ハゼかけの水田は手作業でおこないます。
この時期、畑ではアブラナ科の作物が多くを占めています。私の畑でも大根、白菜、野沢菜、小松菜、チンゲンサイ、ブロッコリーなどがそだっています。 このアブラナ科の作物を狙ってモンシロチョウが畑を飛び交っています。もともと害虫を防ぐためにアブラナ科の植物が出す辛味成分が、モンシロチョウにはまったく効果がなく、逆にその臭いに誘われてモンシロチョウが集まってくるらしいのです。「アブラナ科の代表的作物であるキャベツとともにモンシロチョウが世界中に広がった」とも言われているそうです。



仕事の方は暇で、しかも雨ばかり降っていて農作業ができないので、群馬県の長野原町へドライブにいってきました。というのは、9月のシルバーウイークに妻の知り合いで二人も八ッ場ダムの現場を見に行ったという人がいて、しかも国道144号線(と145号線)が大渋滞だったということを聞いたからです。いまや、吾妻渓谷より八ッ場ダム(道路しか造っていませんが)の方が観光名所になってしまったようです。