今日は、雨で稲刈りもできないので、久しぶりの休暇としました。パソコンに向かって、この間撮りためていた写真を見ていたら、地元の神社に奉納されている高祖父の絵の写真がありました。
位牌には、明治22年没とあるので、明治の初期に描かれたものだと思います。言い伝えによれば、 上田の町中にも部屋を借りていて、アトリエにしていたそうですから、相当本格的に絵に入れあげていたと思われます。今にして思えば、百姓の隠居がよくこんなことをやっている余裕があったものだと思いますが、逆にこうしたことを普通の百姓の隠居ができたということは、この地はかなり開明的な地であったのかもしれません。
そんなことを考えながら、もうじき古希になるというのに、野菜作りや山登りに熱中している自分も、高祖父の血筋を引いているのかなと、ふと思いました。