気温が上がってきて、さらに適度のお湿りもあって、玉ネギが急激に生長してきました。少し前までは、枯れ葉の中に少し青いところがあるような状態だったので、うまく育つかかなり心配したのですが、ここまで来れば一安心です。というのも、今年はマルチ無し栽培で、地温も上げることなく冬を越させたので、多少不安材料があったからです。
マルチを張って植え付ける作業は、秋の収穫が立て込んでいる時期に、かなり負担です。昨秋は、あまりにも忙しかったので、手抜きでマルチを張らずに植え付け、最後に除草剤ゴーゴーサン細粒剤Fを散布して済ませました。この除草剤は、キク科やセリ科の植物には効果が無いので、現在はノボロギクなどの雑草が、少し出ています。これも100坪ぐらいの畑で半日も草取りをおこなえば、完全に除草できるので、かなり省力化できたと思います。暇なときの半日作業ですから、楽勝です。
オヤジのたのしい農作業日記
2025年3月27日木曜日
芝桜と見まがう休耕田の雑草
このところの季節外れの暑さで、雑草の花々も競って咲き始め、田畑もかなり賑やかになってきました。近くの休耕田では、ホトケノザとオオイヌノフグリが咲き乱れ、まるで芝桜の絨毯のようです。ここまで、びっしりと咲くと、雑草といって片付けられない壮観な美しさがあります。
こうした休耕田の花々は、現在の米騒動に関して、政府のご都合主義的米政策の破綻を嘲笑っているかのようで、少しもの悲しいです。政府は、「流通の目詰まり」といって、責任回避に一生懸命ですが、問題はこうした休耕田を至る所に作ってきたことにあるのではないでしょうか。一旦こうなってしまった田圃は、二度と米は作られません。担い手はいないし、農機具も処分してしまっているからです。米作りを、老体にむち打って未だ細々と続けている自分は、令和の米騒動を冷ややかな目で眺めるばかりです。
こうした休耕田の花々は、現在の米騒動に関して、政府のご都合主義的米政策の破綻を嘲笑っているかのようで、少しもの悲しいです。政府は、「流通の目詰まり」といって、責任回避に一生懸命ですが、問題はこうした休耕田を至る所に作ってきたことにあるのではないでしょうか。一旦こうなってしまった田圃は、二度と米は作られません。担い手はいないし、農機具も処分してしまっているからです。米作りを、老体にむち打って未だ細々と続けている自分は、令和の米騒動を冷ややかな目で眺めるばかりです。
2025年3月26日水曜日
グリーンボールとブロッコリーの苗の違い
昨日に続いて、今日はブロッコリーの苗を500本ばかり定植しました。ブロッコリーは、収穫適期になったら長く圃場においておけないので、何回かに分けて定植します。採り遅れると、蕾が開いたりして、商品価値がなくなります。
ところで、この数日の間に植え付けた、レタス、グリーンボール、ブロッコリーの苗をならべて写真を撮ってみました。レタスはキク科で、グリーンボールとブロッコリーはアブラナ科なので、この二種の違いはすぐにわかります。問題は、グリーンボールとブロッコリーの違いです。苗の段階ではまったく見分けがつきません。成長してくると次第にその違いが現れてきますが、農家でもその区別はつかないと思います。
ちなみに、写真左からグリーンボール、レタス、ブロッコリーです。グリーンボールの紫色を帯びているのは、最低気温が低いためのアントシアニンの影響です。ブロッコリーは、この品種はアントシアニンの影響を受けない品種であって、たまたま紫色を帯びていないだけです。
ところで、この数日の間に植え付けた、レタス、グリーンボール、ブロッコリーの苗をならべて写真を撮ってみました。レタスはキク科で、グリーンボールとブロッコリーはアブラナ科なので、この二種の違いはすぐにわかります。問題は、グリーンボールとブロッコリーの違いです。苗の段階ではまったく見分けがつきません。成長してくると次第にその違いが現れてきますが、農家でもその区別はつかないと思います。
ちなみに、写真左からグリーンボール、レタス、ブロッコリーです。グリーンボールの紫色を帯びているのは、最低気温が低いためのアントシアニンの影響です。ブロッコリーは、この品種はアントシアニンの影響を受けない品種であって、たまたま紫色を帯びていないだけです。
2025年3月25日火曜日
グリーンボールの定植
レタスに続いて、今日はグリーンボールの定植をおこないました。品種は、サカタの「アーリーボール」です。128穴セルトレー約10枚を3時間ほどで植え付けしましたが、今日は気温が急に上がって最高気温が24度をこえたので、午後の3時間はキツかったです。ハンドプランター「なかよしくん」は、立ったままで作業ができるので、身体への負担はかなり軽減されますが、70を越えた老体にとっては、急激な気候変化の中での農作業はこたえます。
ともあれ、1,100本あまりの苗を無事に植え終えてほっとしました。続いて、明日はブロッコリーを植え付ける予定です。
ともあれ、1,100本あまりの苗を無事に植え終えてほっとしました。続いて、明日はブロッコリーを植え付ける予定です。
2025年3月24日月曜日
レタスの苗の植え付け
今年は、レタスは作付けしないと思っていたのですが、二月上旬の播種時期にキャベツや白菜が異常に高騰していたので、レタスも自家消費に不可欠だと考えを変え、種まきをおこなってあったので、今日植え付けをおこないました。品種は、タキイの「シスコ」です。直売所にはあまり出すつもりがないので、200穴セルトレー3枚のうち、450本ほど植え付けて、残りは近所に配って喜ばれました。
今まで使っていたハンドプランター「なかよしくん」はバネがへたってきて、動作があまり良くないので、新品を買いかえましたが、今日はそれの使い始めでもあります。ちょっとした感覚的な変化ぐらいですが、新品は動作がキビキビしていて、やはり能率があがります。
このあと、グリーンボール、ブロッコリーと定植していくつもりですが、結構忙しくなってきました。
今まで使っていたハンドプランター「なかよしくん」はバネがへたってきて、動作があまり良くないので、新品を買いかえましたが、今日はそれの使い始めでもあります。ちょっとした感覚的な変化ぐらいですが、新品は動作がキビキビしていて、やはり能率があがります。
このあと、グリーンボール、ブロッコリーと定植していくつもりですが、結構忙しくなってきました。
2025年3月23日日曜日
馬鈴薯の植え付け
馬鈴薯の植え付けをおこないました。今年は、3月に入ってから、2度ほどまとまった雪が降り、圃場の準備もなかなか思うようにいかなかったのですが、そうか病対策のフロンサイド粉剤を撒いておこしておいた畑が乾いてきたので、昨日溝掘りをおこない、今日種芋の植え付けをおこないました。今年は、「十勝こがね」10キロ、「キタアカリ」40キロの合計50キロほどです。「十勝こがね」の種は、コメリでSサイズ指定して予約注文しておいたにもかかわらず、大きな芋も混ざっていたので、半分に切って草木灰を切り口につけて、二日ほど乾かしたものを植え付けました。「キタアカリ」は、芽がびっしり出ていて、毎年同じ時期に植え付けているにもかかわらず、こんなに芽が伸びているのは始めてでした。
ところで、馬鈴薯とジャガイモという二つの呼び方があるこの芋、正式にはどっちなのでしょうか? 農薬の取説では、どれも「馬鈴薯」になっていて、直売所の値札も「馬鈴薯」です。でも、普段私たちは「ジャガイモ」と呼んでいます。「馬鈴薯」は、改まったときにに使うような感じを受けますが、どうでも良いようなことですがちょっと気にかかります。
ところで、馬鈴薯とジャガイモという二つの呼び方があるこの芋、正式にはどっちなのでしょうか? 農薬の取説では、どれも「馬鈴薯」になっていて、直売所の値札も「馬鈴薯」です。でも、普段私たちは「ジャガイモ」と呼んでいます。「馬鈴薯」は、改まったときにに使うような感じを受けますが、どうでも良いようなことですがちょっと気にかかります。
2025年3月3日月曜日
めぐみの雪? やっと空気がシットリと
この冬は、雪や雨がほとんど降らず、極限的乾燥状態が続いていました。畑のほうれん草や玉ネギは干からびて、まるで枯れ草のようになっています。夜半から降り続いた雨は、朝から雪になって、積雪は15センチほどになりました。降水量は、近くのアメダス観測点で27ミリ余りとのことです。
これで、空気も潤いをおび、肌もしっとりとしてきました。畑のほうれん草と玉ネギも水分を吸って、生き生きしてくると思います。まさに、恵みに雪でした。
これで、空気も潤いをおび、肌もしっとりとしてきました。畑のほうれん草と玉ネギも水分を吸って、生き生きしてくると思います。まさに、恵みに雪でした。
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