2010年5月27日木曜日

今年もイモリに会えました

 水田の代掻きが終わって、水が澄んできたら、田んぼのなかに数匹のイモリがうごめいているのに気づきました。どうやって越冬しているのかは分かりませんが、ここ数年はイモリを見かけています。毎年見ていると、いなければ気になります。今年も会えてホッとしました。

2010年5月21日金曜日

長芋のツル

 気温も上がってきて、長芋の芽も伸びてきました。ツルも日に日に長く伸びてきます。ツルを絡ませようと張ったネットは、地表より30センチ以上も離れていて、しかも写真のように真上にはありません。しかし、ツルはまったく誘導しなくても、いつの間にかネットに絡みついています。30~40センチにも伸びたツルは、はじめは風に吹かれてブラブラしているだけですが、ネットの位置をどのようにして感知するのかわかりませんが、いつの間にかネットに絡みついているのです。
 キュウリなどでは、このようなことはありません。ツルをネットに誘導してやらないとダメです。長芋のツルの先はどのような仕組みになっているのでしょうか。

2010年5月20日木曜日

玉ネギの追肥

 玉ネギは、越冬期をすぎて葉が伸びるときは、肥料をたくさん吸収して大きくなり、玉が大きくなり出す頃は肥料は少ない方が実がしまって甘みがあるものができるのだそうです。そして、5,6月の玉が伸びる時期に肥料が残ると玉に糖分が十分蓄えられず、病害抵抗性のプロトカテク酸やフェノール化合物が減少してしまって、貯蔵中の細菌に対する抵抗力が落ちてしまい腐り易くなるのだそうです。
 したがって、追肥は葉が伸び出す直前の3月頃にやって、あとはできるだけ肥料が残らないようにするのがいい玉ネギを作るコツのようです。
 毎年玉ネギのかなりの量を腐らせてしまうので、ことしは半分は追肥を施肥し、残りは元肥だけで栽培してみました。写真左は元肥だけのもの、右は追肥したものです。元肥だけのものは、黄色みがかっていて少しいじけているようですが、貯蔵性はいいものができるのではないかと期待しています。

2010年5月19日水曜日

自分で育てたキュウリの苗

 ビニールハウスのなかで、種を播いて育てたキュウリの苗が、畑に移植してもいいような大きさに生長しました。
 でも、ここ至るまでに、失敗もありました。はじめは、畑の土をポットに入れて種を播いたのです。ビニールハウスの中が高温になって土がカラカラに乾いてしまうので、水を頻繁にやったのですが、畑の土では表面はカラカラでも下の方は水が溜まってグチャグチャしていて、結局は根腐れでみんな途中で枯れてしまったのです。そこで、市販のポットの土を買ってきて播き直したら、今度はうまくいきました。
 植物をうまく育てるのには、「どんな些細なことでも軽視できないなあ」と痛感したのでした。

2010年5月18日火曜日

無花果の実

 畑の隅に植えられている無花果の実がいま盛んについています。
 無花果は、その名の通り花が咲かず、実がなります。でも、その実がどのようにつくのか、いままではっきりと認識したことがありません。今日、じっくりと観察したところ、小さい実がそのまま枝から出てくるのです。まるで、花の蕾が膨らんでくるように、実がそのままニョキニョキとでてくるのです。
 花が咲いて実がつくという、大多数の植物の営みとはかなりかけ離れた姿に、なぜか新鮮な感動を覚えました。

2010年5月16日日曜日

苗代の様子

 今年の気候は、寒くなったり暑くなったりで、農作物の管理にも大変気を遣いますが、よいタイミングで稲の苗代作りをおこなったので、苗の生長も順調です。もう十分な大きさに伸びてきていて、伸びすぎるのを心配しなくてはいけないような状態になってきています。
 あと2週間ほどで田植えですが、苗もそれにあわせて徐々に外気に慣らしていきます。

2010年5月14日金曜日

自宅から見た硫黄岳・爆裂火口壁

 今まで気がつかないでいたのですが、自宅の二階からは八ヶ岳の硫黄岳の爆裂火口壁が見えます。カメラに300ミリの望遠レンズをつけて近くの山々を見ていたら、初めて気がつきました。もっとも、昨年の秋に硫黄岳の直下にある本沢温泉に行っていなければ、いまだにこれが硫黄岳の爆裂火口壁だとは気がつかなかったかもしれませんが…。 今は、切り立った絶壁と特徴ある縞模様で、遠くから見ても一目で硫黄岳の爆裂火口だとわかります。
 写真左側が硫黄岳(標高2760メートル)とその爆裂火口壁、右側は北八ヶ岳の最高峰東天狗岳(左)と西天狗岳(右・標高2645メートル)です。
 硫黄岳と東天狗岳の間にわずかに白く見えるのは、位置からして八ヶ岳の主峰・赤岳(標高2899メートル)だと思います。

2010年5月9日日曜日

里芋の植え付け

 4月中旬から芽だしをおこなっていた里芋が、ほとんど発芽してきたので、今日里芋の植え付けをおこないました。写真中央の上の部分が昨年の親芋、左側が越冬した昨年の子芋、右側は食用として売られていた子芋を芽だししたものです。去年の親芋も、数株が腐らないで無事発芽したので、里芋の花が見られるかと楽しみです。
 里芋の種芋はとても値段がたかく、しかも腐ってしまうリスクもあって、ことしは種芋は買いませんでした。自分で越冬させたものと、食用として売っていたものでまにあわせました。食用として売っていた土付きの里芋は、種芋の三分の一程度の値段でした。これで、秋にいい里芋が収穫できることを祈るのみです。
 ちなみに、今日植え付けた里芋は100株ほどです。

水稲の苗

 4月の低温気象とうって変わって、5月は異常なほどの高温続きとなったので、5月はじめにおこなった苗代作りもほとんどが見事に発芽して、一週間も経たないで写真のように立派な苗に成長しました。
 ここまでくれば一安心で、あとは田植えを待つだけです。早苗の緑はいつ見ても心が和みます。

2010年5月2日日曜日

げんこつ次郎

 長芋の種芋とともに、「げんこつ次郎」の種芋も5本ほど買っておいたのが、ちょうど芽もうまく出てきたので、一緒に植え付けしました。(写真上) これは長くならない山芋なので、そのまま畑に畝をつくって植え付けました。自分の好物は、どうしてもいろいろと試してみたくなります。今年の秋の「とろろ芋」の味はどうだろうかと、今から期待が膨らみます。 おとといクレバーパイプを伏せ込んで、長芋の植え付け準備をおこなっておいたところへ、長芋を植え付けました。ビニールハウスの中で芽だしをしていたので、ほとんどの種芋は芽が出てきています。
 写真は、クレバーパイプの案内棒にそって、種芋を植え付けているところです。全部で40本ほど植え付けたので、成功すればかつてない収穫になりそうです。