2008年8月31日日曜日

高温障害? 不稔籾多発

 稲の穂が出てから、二十日ぐらい経ちましたが、早く穂が出たところでは、不稔籾が多発しています。
ネットでいろいろ調べてみましたが、稲の受粉期が異常に高温になると、うまく受粉できない現象が現れるそうです。34~35度がその限界温度らしく、そこから1度上がれば不稔籾の発生率が16%も上昇するという説もあるらしいです。
 気象庁のデータによると、上田の最高気温が35度を超えた日は、8月3日、8月7,8,9日ですから、ちょうど稲の穂が出始めた日と同じです。早く穂が出たところほど、不稔籾が多いですから、どうも8月7,8,9日にやられたようです。自然の摂理とはいえ、今更ながら自然の力の大きさを思い知りました。
 来年は、もう少し田植えを遅くした方が良さそうです。
 (写真は、実が入らない稲穂)

紅玉が真っ赤になりました

 三年前、ホームセンターで500円で買った紅玉の苗木を畑の隅に植えておいたところ、今年は実を付けたので、7~8個をならせておきました。すると、まだ8月だというのに、もう真っ赤に色づいてきました。紅玉は、家人のリクエストで、料理にも使えるので欲しいというので植えたのですが、酸味が強い紅玉も完熟すれば、生で食べてもとても美味しいです。

2008年8月24日日曜日

ニンジンの種をまき直しました

 ニンジンの種を7月中旬に播いたのですが、日照りのため結局芽が出てこず、8月になってから種をまき直しました。この時期はほとんど雨が降らなかったので、全く水やりなどをしなかったつけが回ったようです。
 まき直してからは、毎日水やりをおこない、また雨もかなりの量降ったので、今回は無事発芽しました。ニンジンは、発芽してしまえば、後は手がかかりませんが、発芽しないことが多々あるようです。

長芋の栽培

 今年はじめて長芋を植えてみました。種芋を10本ほど買ってきて、4月20日ごろ植えたものが、結構ツルも伸びてきました。どの位のものがとれるか今から楽しみです。こうして収穫を期待しながら、見守っているのも、農作業の楽しい一面でもあります。
 秋には、おいしい「とろろ芋」が食べられることを楽しみにしています。「とろろ芋」は、ほんとうに食欲が湧きます。

2008年8月17日日曜日

最盛期のオクラ

 種を播いて育ててきた五角オクラが、今最盛期です。五月の連休のころ、園芸店ではオクラの苗が売られていますが、私はオクラは種を播いて育てます。オクラは温度が高くなければうまく育たないので、苗を植えてもアブラムシの餌食になるだけです。種から育てても、収穫時期はせいぜい一週間ぐらい遅くなるだけで、逆に安く大量に作ることができます。
 いま、畑には数十本のオクラが勢いよくそだっています。これだけのものを苗で買うと、数千円は必要となるでしょう。種は、一袋500円以下です。

2008年8月16日土曜日

鳥よけネット

 稲の穂が垂れ下がるようになってくると、スズメの食害から守るという問題がでてきます。近所では、写真のように田んぼ全体をネットで覆っている人もいますが、この労力は大変なものがあります。そしてなによりも、私のように気の短いものにとって、こうしたことはできません。
 スズメは、畦のまわりから食べ始めますので、私は田んぼの周りを巾1.5メートルぐらいのネットを張り巡らします。それもいつもスズメが来るところとか、早めに穂が垂れ下がっているところをえらんで、防御するだけです。それだけで、9割方は食害を防ぐことができます。
 スズメの餌場にさえならなければ、多少の食害には目をつむることにしています。

2008年8月15日金曜日

中は赤い黒スイカ

 黒スイカもかなり大きくなってきたので、お盆にひとつ収穫してみました。井戸水で十分冷やしておいて、割ってみたところ、やや甘みは欠けるものの、結構おいしく食べることができました。あと、4,5日が収穫適期だったかもしれません。
 この黒スイカは、普通のスイカにくらべて、かなり実がしまっていて、歯ごたえもあって、おいしいスイカでした。あと、5個あるので、今度は十分に熟した頃を見計らって、収穫しようと思っています。

2008年8月10日日曜日

オクラの花

 真夏の象徴ともいえるオクラの花。この花が盛りを迎える頃は、ほんとうに暑いです。私は、畑に咲いているのはちょっと似つかわしくないこの花が好きです。このような野菜とは思われない花を見られるのも、畑に行く楽しみの一つです。

豊作の予感

 春に芽だしして植えた里芋は、時々潅水した成果があらわれて、おおきく生長しています。もう人の背丈ほどになっているところもあります。今年は芽だしをしたので、50数株全部が立派に生長していて、秋にはかつてない豊作が期待できそうです。

2008年8月7日木曜日

稲の出穂

 お盆も近くなると、稲の穂が出てきます。去年より一週間ぐらい早いですが、これで例年並みだと思います。たぶん、この調子だと、お盆には稲の穂が出そろうことかと思います。穂がでて花粉が付いている時の日照時間の長さが、稲の受粉を左右するそうですから、しばららくはギラギラした日光を、がまんすることとします。それにしても暑い!

2008年8月3日日曜日

黒スイカ

 黒スイカってご存じですか?
家人が農協の家庭菜園のサークルにはいっていて、そこで苗を買ってきたので、畑の隅に植えておいたら、かなり大きくなってきました。普通のスイカよりおいしいそうです。移植したばかりのとき、アブラムシにやられたりして生長が遅かったので、ダメだと思っていたら、結構いいスイカになってきました。先が楽しみです。 (写真上が黒スイカ、下が普通のスイカ)

ネギの土寄せ

 私の住んでいる一帯では、ネギは「松本一本ネギ」という種類がほとんどです。このネギは、柔らかくて美味しい地ネギとして、結構有名らしいです。
 そして、このネギの柔らかい部分をさらに長くするために、土寄せ作業をします。この作業を手でやるとかなり疲れますが、私は、シバウラの「モノ楽」でやります。この土のはね上げ専用機は、ネギの土寄せのためにあるようなもので、父の代から長く使っています。
 ところで、シバウラはヤンマーのOEMでトラクターを作っているくらいで、もう農機具からは撤退してしまっているそうです。こうした優れものは、もっと作って欲しかったです。修理も部品がないから、自分で作れる部品は自分で作って修理して、大切に使っています。