2013年8月27日火曜日

雨が続いてやっと例年並みの里芋

今年の里芋は、春先の低温がひびいて、生育が今ひとつと言った状態でした。真夏の猛暑時に頻繁に潅水してやっても、とりわけての生長が見られなかったのですが、このところのまとまった雨が続いたのと、やや気温が下がり生育に適した環境になってきたのが幸いして、目を見張る勢いで大きくなってきました。やっと、例年並みと言える状態になってきました。
 今年は、昨年の里芋掘りがかなりきつかったので、作付面積を少し減らしました。でも、150坪以上はあります。里芋の青々した大きな葉が風に揺られて、畑一面を覆い尽くしている姿は心が和むとともに、壮観でもあります。
 

2013年8月24日土曜日

秋まき野菜の種

あと一週間で八月も終わりです。白菜の種はすでに播いたけれど、九月に入ったら、ねぎ、玉ネギ、大根、青梗菜、ホウレン草と秋まき野菜の種を次々と播いていかなければなりません。
 種屋に行っても、自分が栽培したい品種の種がおいてあるとは限らず、またあっても小袋がほとんどで、結局取り寄せるようになってしまうので、ネットで種を買いました。
 直売所にだすような品質の良い野菜を作るには、種の選択が極めて重要です。種が多少割高でも、栽培する品種には十分こだわること、これがこの間の野菜作りのなかから得た教訓です。
 ちなみに、今回取り寄せた種は次のようなものです。
 玉ネギ … ネオアース 60ml、猩猩赤 40ml(赤玉ネギは人気があります)
 ネギ … 松本一本ネギ 20ml、ホワイトスター 40ml(松本一本ネギは食味がいいので
                 すが、病気に弱いので今回ホワイトスターを導入しました)
 大根 … 冬自慢 20ml(今までタキイの耐病総太りでしたが、今回サカタの冬自慢に代え
        てみました) 天津青長 小袋
 青梗菜 … サカタの艶帝 40ml(白さび病に耐病性があります)
 ホウレン草 … サカタのトラッド 3dl(立性で収穫性に優れるとのことで、まほろばから代
            えてみました)
 ざっと以上ですが、種代金も軽く一万円を超えてしまいました。夏野菜の収穫も続きますが、気分を一新して、秋野菜作りを頑張っていこうと思っています。

2013年8月23日金曜日

白菜の苗

お盆が過ぎても、まだまだ暑い日が続いていますが、18日に白菜の種まきをおこないました。タキイの「黄ごころ75」という品種を、72穴のセルトレー約9枚に一粒ずつまきました。播く作業は若干大変ですが、あとでの間引きの手間や種代金のことを考えると、発芽率がいいので一粒ずつ播いていった方がずっとメリットが大きいです。
 白菜は、この時季三日もすれば芽が出てきます。五日も経たないけれど、写真のようにきれいに芽が出揃いました。まだ夏野菜の収穫も続いていますが、頭の中は完全に秋モードに切り替わりつつあります。

2013年8月11日日曜日

お盆に的中したアスターの開花

明日、12日はお盆の「花市」です。お盆に飾る花を求めて、多くの客が直売所に殺到するので、この時期にうまく開花させるのが、生産者としての腕の見せ所となります。去年は、開花のピークが過ぎてしまったので、今年の種まきは一週間遅くしました。しかし、定植時の干ばつで植えた苗がほとんど枯れてしまい、残った苗を植え直したけれど、とても期待できる状況ではありませんでした。
 その後、追肥や潅水をおこなって様子を見ていたところ、やや蕾のものが多いものの、お盆の出荷に合わせて開花のピークがきました。花の品質も去年よりずっとよいです。
 きょうは、試しに35束を直売所に出してみたところ、完売でした。明日は、畑と直売所を何回か行き来しなくてはならないでしょう。忙しくなりそうです。

2013年8月8日木曜日

稲の出穂

今年も、稲の穂がボチボチ出始めました。畦際では、稲の花が咲き始めているものもあります。生育状況は、ほぼ例年並みといったところだと思います。
 夏野菜の収穫に気をとられて、稲の方はほとんど気にかけていなかったのですが、例年並みの稲に育ってくれているようで、一安心です。

2013年8月5日月曜日

ニンジンの種まき (その2)

ニンジン栽培で、最大のポイントはいかにしてうまく発芽させることができるかにあります。発芽してしまえば、もうニンジン栽培は9割方終わったと言っても過言ではありません。あとは草取りと間引きぐらいなので、草取りも「ニンジン除草剤」をうまく使えばそれほど手間もかからず、面倒な作業は特にありません。
 うまく発芽させるポイントの一つは、種を播いたあと、足で踏みつぶして土を固め、できるだけ土中の水分を逃がさないようにすることです。さらに、籾殻などをまいて乾燥を防ぐようにしておきます。なにしろ、真夏の高温と乾燥は、ニンジンの発芽にとって最大の敵なのです。
 昨夜から今日にかけて、雨が少し降ったので、踏み固めた畝の上に籾殻をまきました。本当は、毎日水やりをすればいいのですが、そこまで手が回りません。やっと半分の一缶の種を播き終わったところなので、全部種を播き終わった段階で、乾燥状態をみて、潅水しようかと考えています。

2013年8月3日土曜日

ニンジンの種まき

このところ、キュウリ、ナス、トマトの収穫と袋詰めして直売所に持って行く作業の繰り返しで、ほぼ一日がつぶれてしまいます。始めは面白がってやっていた作業も、一ヶ月もやっていると、かなり厭きてきます。
 八月に入ったので、忙しい収穫の合間をぬって、ニンジンの種まきを始めました。ニンジンは、直売所に出す人もあまり多くないので、今年は去年より多めに作付けをおこなおうと思って、種も4dlをネットで購入しました。2dl入りの一缶が5775円なので、二缶では一万円をオーバーしてしまいます。
 ペレットの種は、乾燥時には発芽させるのが難しいので、今年は「ベータリッチ」はやめて「ひとみ五寸ニンジン」の普通の種だけにしました。
 あとは、適当に雨が降って、うまく発芽するのを祈るだけです。