2008年12月28日日曜日

山も真冬の装い

 十二月はかなり暖かい日が続いて、スキー場の雪不足が心配されるような状態でしたが、ここにきて一気に真冬の寒さになってきました。田んぼから、300ミリの望遠レンズで四阿山を撮ってみました。レンズを通してみる四阿山は、完全に真冬の装いでした。

2008年12月21日日曜日

畑で見かけた蝶

 今日は十二月とはいえないほど暖かく、外でも防寒着がいらないくらいでした。畑で季節はずれの蝶をみかけました。雑草もいまだに花が咲いているものもあり、生き延びた蝶が花の蜜をすっていました。いつまで生き延びるかわかりませんが、とても鮮烈な気持ちにおそわれ、思わずシャッターを押しました。

旬のホウレン草

 気温が低くなると、ホウレン草は甘みが増してきてとてもおいしくなります。夏場のホウレン草は、味が薄くあまりおいしくありませんが、これからのものは味が濃く甘みも増してきて、とてもおいしいです。本格的なハウスをつくると結構手間がかかるので、簡単なハウスをつくってホウレン草を栽培しています。こんなものでも保温性があって、冬のあいだ葉の青々したものが収穫できます。

2008年12月14日日曜日

蕗のとう

 十二月も中旬になると、農作業もほとんどやることがなくなってきます。畑でフキを植えてあるところの枯れ葉をどかしてみたら、もう蕗のとうがたくさん出ていました。春先のものと違って小粒ですが、立派な蕗のとうです。さっそくフキ味噌にして味わってみようと、いくつかとってきました。

2008年12月6日土曜日

野沢菜

 今日は野沢菜の収穫をおこないました。野沢菜の収穫のことを、このあたりでは「お菜とり」といっていますが、それは冬場の漬け物として不可欠の貴重で身近な野菜にたいする愛着のようにも思えます。
 霜になんども晒された野沢菜は、ヌメリが増してその食感はなんともいえません。このあたりが他の漬け物にはない特徴であり、信州の味覚ともいわれている所以でもあるのでしょう。
 ともあれ、野沢菜漬けが終われば、今年の農作業もほとんど終了となります。

2008年11月30日日曜日

畑の土つくり

 畑の収穫もほとんど終わってきたので、畑に入れる藁の切断作業をしました。土に大量の有機質を入れると、作物のできがまったく違ってきます。藁を切断してトラクターでおこして土とよく混ぜておくと、藁は早く腐って来年の肥料となります。化学肥料の価格が高騰している昨今、稲藁を肥料とするのはとてもメリットがあります。費用も節約できしかも土も肥沃になるという、まさに一石二鳥です。ただ労力は必要となりますが。

2008年11月23日日曜日

密入りリンゴ

 リンゴの木は、まだ葉が青く、リンゴの密の入り方も今一つだったのですが、このところの冷え込みで、リンゴの密も十分入ってきました。趣味でつくっているリンゴですから、たいした量はありませんが、リンゴの収穫をおこないました。写真のように密は十分に入っています。写真は、光線の影響で密が黒ずんで見えますが、実物はもっと透明感があって、見た目にもおいしそうです。もちろん食べてもおいしいです。

ニンジンと白菜が最高のできです

 秋野菜のなかで、ニンジンと白菜がいままでで一番いいできとなりました。ニンジンなど、発芽しないので種をまき直したくらいなので、こんなにいいものができると嬉しいです。白菜も大きく、玉もよく巻いています。野菜を作っていて、一番の喜びは、やはり品質のよいものがとれたときです。今年は、そういった観点からも満足いく一年となりそうです。

2008年11月16日日曜日

ネギの根

 ネギを収穫していて、いままで気づかなかったことを、一つ発見しました。
ネギは、春に苗を植え付けてから秋に収穫するまでのあいだ茎の部分を長くするために、何度も土寄せをしますが、追肥などをしても土深くにある根まで届くだろうかと、ちょっとした疑問を感じていたのですが、その疑問が鮮明なかたちで解けました。根はなんと上の方に伸びて行くのです。はじめにあった根から小根がいっぱい出て、土寄せした上の部分にのびていっています。
 なんでいままでこんなことを気づかなかったのだろうかと、今更ながら己の愚かさにあきれています。というか、あまりはっきりとは自覚せず、ただ掘って収穫していただけなのです。
 長芋も、根は上の方にあるだけで、芋の部分は下に伸びていっても根は下にはあまりはっていません。これからは、こうした特性をよく理解して土作りをやっていこうと思っています。

2008年11月9日日曜日

立派な長芋がとれました

 今年は、はじめての長芋作りに挑戦してみましたが、思ったより立派な長芋がとれました。種芋10本でこれだけとれれば、十分元が取れます。
 ただ、掘るのには疲れました。掘り終わったときは、ほんとうにヘトヘトになってしまいました。せっかく大きくなったのだから、意地でも折るわけにはいきません。
 しかし、これだけの芋がとれれば、疲れも吹き飛ぶというものです。

2008年11月8日土曜日

身にしみて 大根辛し 秋の風  芭蕉

 霜も二度ほど降り、秋もだいぶ深まってきました。根菜類も少しずつ掘って、越冬の準備をしています。
 写真の真ん中の大根は、坂城の地大根「ネズミ大根」です。大根おろしにするととても辛いですが、それがまたおいしいのです。
 坂城町では、この大根をPRしようと、標題の芭蕉の俳句の句碑をつくったそうです。この句は、「更科紀行」のなかにあるので、坂城のネズミ大根を食べてよんだといっても、まんざら的はずれではないでしょう。それに、ネズミ大根は「身にしみるほど辛い」ですから。

2008年11月2日日曜日

里芋を掘ってみました

 霜が降りて葉も枯れてきたので、里芋を5株ほど掘ってみました。写真のように5株でこれだけの収穫がありました。かつてない好成績です。
 家人に皮を剥くようにと言われたので、今晩の食卓にのるように、早速皮を剥きました。いままでは親芋は捨てていたのですが、友人から「親芋も食べられる。親芋の方がうまいと言う人もいるくらいだ」と言われたので、去年から親芋も捨てないで食べています。確かに親芋もなかなかいけます。
 

このあたりでは珍しい生姜

 三年ほど前から、畑の隅で生姜を栽培しています。生姜は温暖な気候を好むせいか、このあたりでは栽培している人はいません。でもホームセンターでは種生姜を販売しているので、できないことはないだろうと思って、挑戦してみたのです。
 今年は発芽しないものがあったりで、あまり成績は良くなかったのですが、まあまあのものができました。新鮮な生姜は、やはり美味しいです。

2008年11月1日土曜日

初霜が降りて…

 10月30日に、こちらでは初霜が降りました。つい一ヶ月ほど前の稲刈りのころは、農作業は暑さとの闘いであったことを思い出すと、ほんとうに冬の到来は駆け足でやってくるといった感がします。
 今の時期、霜に一番弱い作物は里芋です。写真のように、一度でも霜にあったり、氷が張ったりすると、里芋は葉や茎が枯れたり腐ってきます。そうなると、里芋も大あわてで掘らなければなりません。

玉ネギの移植

 こちらでは、今頃が玉ネギの苗の植え付けの適期です。8月の下旬に播いた玉ネギの種も、発芽して十分な大きさに育っています。植え付けのポイントは、冬の凍上で苗が枯れないように、マルチをして苗のまわりの土をしっかりと押さえつけておくことです。苗が凍み枯れてしまうことさえクリアーできれば、玉ネギ作りは、そんなに難しくありません。

2008年10月26日日曜日

田んぼの風景

 稲の収穫が終わった田んぼは、来年の準備をして冬を迎えます。昨日切断した稲藁を、熊手をつかって田んぼ一面に散らかしました。そのあと、トラクターで耕耘しましたが、おこす前の田んぼの風景を写真に撮ってみました。なんの変哲のないショットですが、どことなく田舎の穏やかな雰囲気が伝わってくるようなきがします。

2008年10月25日土曜日

焼き芋

 私は、田んぼの土作りのために、稲藁の半分は水田に戻しています。きょうは、稲藁をカッターで切断して、田んぼに撒く作業をしました。
 そのついでに、稲藁を使って焼き芋をつくってみました。稲藁の火力は、焼き芋には最適のようで、おおきいサツマイモ4本がうまく焼けました。
 あまりにも美味しかったので、食べるのに夢中になって写真を撮るのを忘れていました。かろうじて最後の1本が残っていたので、それを撮った次第です。

2008年10月19日日曜日

誰も採らない柿

 今は、食べ物があふれている時代ですから、家の周りに植えられている柿などは、あまり採る人はいません。伐採するのも手がかかるので、結局そのままにしてあって、ただ鳥の餌になるか、腐って土に帰るかのどちらかのようです。近所の土手にある柿の木も見事に実が付きました。こうして人の目を楽しませるしか役にたたないようになってしまいました。

大きくなったニンジン

 最初に播いた種が発芽しなかったので、再度まき直したニンジンですが、秋の降水量が多かったせいか、立派に生長しました。今年は、たいしたものがとれないだろうと諦めていたので、びっくりです。これから、まだまだ大きくなるので、今度は大きくなりすぎはしないかと、別の心配が生じてきました。

2008年10月15日水曜日

ミルキークイーン

 今年は、ミルキークイーンという品種の稲を試験的に栽培してみました。知人から、一つかみほどの種籾をいただいたので、食味がどのようなものかと思って、植え付けてみました。 コシヒカリの突然変異で、栽培方法はコシヒカリとまったくおなじでかまわないそうなので、田んぼの隅に植えておきました。
 今日、さっそく食べてみました。うまい! 粘りけが、コシヒカリとまったく違う。冷えても粘りけはそのまま。ネットでみると、コシヒカリの農協への売り渡し価格の2~3倍の値段で売られているではありませんか。今年は60kgぐらいしか収穫できなかったけれど、来年はもっと作付けしようと考えています。 (写真は、天日干し中のミルキークイーン)

2008年10月13日月曜日

リンゴに鳥よけ糸

 フジもそろそろ赤く色づいてきましたが、そうなると鳥よけ対策が不可欠となってきます。近くには、ケヤキの木々がたくさんあり、また柿の木も多いので、モズなどの鳥が集まってきて、リンゴをつつきます。
 いろいろと対策をしてみたのですが、稲のスズメよけ糸を張り巡らすのが、かなり効果的であることがわかりました。鳥は、糸を怖がって近づきません。
 木の高いところは、いままでやらなかったのですが、海釣り用の竿とリールを使えば、高いところでも簡単に糸を張れるとことを発見しました。もう何年も使っていない「錘200号の2.7メートル」という船釣り用の竿を引っ張り出してきてやってみたら、竿のこしも強く、高所もわけなく張ることができました。リールは、両軸の糸がたくさん巻けるのが良いです。ドラッグを調整すれば、糸のテンションも調節できて、この作業に最適でした。

2008年10月11日土曜日

やっと終わった稲の脱穀

 今年は、毎週のように雨がふり、ハゼ掛けの稲も乾くまがなくヤキモキしていたのですが、晴天を見計らって休暇をとり、昨日どうにか脱穀を済ませました。基準の水分15%には届かなかったので、ライスセンターで追加乾燥をしてもらうことにしました。あとは、稲藁を片づけ、秋耕しをすれば、ことしの稲作もすべて終了です。

2008年10月6日月曜日

近所のリンゴ畑のシナノゴールド

 この時期に収穫できるリンゴの「シナノスイート」、「シナノゴールド」、「秋映え」を長野生まれの御三家というらしいです。「ふじ」が出回る前のこの時期、これらのリンゴは食味がよく、とても人気があるようです。近所のリンゴ畑の「シナノゴールド」の写真を載せます。見るからに美味しそうでしょう。

2008年10月5日日曜日

里芋の試し掘り

 まだ本格的に収穫するには、かなり早いと思いましたが、里芋を一株掘ってみました。
 写真のように、里芋の茎から上の部分はまだ青々としていて、これからが芋もおおきくなる段階ですが、掘った株にはもうびっしりと子芋がついていました。早速、煮付けて食べてみましたが、新里芋は柔らかく、とても美味しかったです。

秋野菜の生長

 9月は、雨がおおく、水分の補給が十分だったためか、秋野菜の成育が早いようです。夏に播き直したニンジンもかなり大きくなってきていますし、大根も種を播いてからまだ一ヶ月だというのに、見違えるような生長ぶりです。
 写真上は、大根類です。手前の葉っぱがギザギザな大根は、坂城の「ネズミ大根」です。奥のものは、普通の大根ですが、葉を見れば一目でその違いがわかります。「ネズミ大根」は、辛いので有名で、「おしぼりうどん」には欠かせません。いまから、「おしぼりうどん」が楽しみです。
 写真下は、ニンジンと春菊です。春菊は鍋物に欠かせません。「食欲の秋」に向けて、食材は着実に揃いつつあります。

2008年10月4日土曜日

真っ赤に色づいた『陽光』

 趣味で栽培している自家用リンゴの『陽光』が、真っ赤に色づいてきました。『ふじ』は、まだ一ヶ月以上も先にならないと収穫できませんが、『陽光』はもうじき食べられそうです。この時期になると、リンゴもいろいろなものが出回ってきます。
 近所のリンゴ農家では、『秋映え』を最近出荷したようです。『シナノゴールド』も真っ黄色になってきていますから、もうすぐ収穫されると思います。
 私も昨年、『秋映え』と『シナノスイート』を一本ずつ植えてみました。あと2~3年したらこれらも実がつくようになると思います。いまから楽しみです。

2008年10月3日金曜日

稲刈りが終わり藁の片づけ

 9月の下旬は、天気も長く続かず、結構やきもきしましたが、はぜ掛けの田んぼもどうにか稲刈りをすませました。区画整備がされている田んぼはコンバインで刈り取り委托して、こちらも完了しました。ここまでくると、まずは一安心です。
 藁は、5割ほど、田んぼに戻し、あとは畑などにいれます。生藁では、運搬も大変だし、保存もきかないので、田んぼで乾かします。こうした風景も、稲刈り後の一種の風物詩といえるでしょう。

2008年9月21日日曜日

道ばたのコスモス

 この時期になると、毎日みているあたりの風景の中にも、ハッとするような美しい一コマを発見することができます。道ばたに咲いたコスモスの写真を掲載します。なんの変哲のない景色も、こうして写真にとると、我が目を疑うほどのワンショットに変貌するから不思議です。

稲刈りが始まったけれど

 台風が過ぎ去ったあとの好天を狙って稲刈りをはじめました。しかし、この好天は20日一日だけでした。
21日は、一日中雨模様のぐずついた天気で、稲刈りはできませんでした。こうなると、天気の良い日に、休暇をとって、少しずつでもやるしかありません。

2008年9月14日日曜日

黄金色に波打つ稲

 9月も中旬になると、稲刈りも間近です。この時期になると、田んぼも一面が文字どおり黄金色になります。「黄金色に輝く稲面」という表現がすこしも誇張ではありません。私も、天気さえよければ、来週には稲刈りをおこないたいと考えています。

2008年9月7日日曜日

大根の種まき

 九月にはいると、大根の種まきをします。すでに、八月の下旬に白菜とチンゲンサイの種を播き、ネギの種を播いたのですが、大根の種を播くといよいよ秋の到来を間近に感じます。
 大根の種は、写真のように畝を立ててまきます。播いたのは、普通の「総太り大根」、おろし用の「信州青首大根」、「ねずみ大根」の三種類です。「ねずみ大根」は、家人が知人からもらってきたもので、辛いので有名な坂城の地大根です。

2008年8月31日日曜日

高温障害? 不稔籾多発

 稲の穂が出てから、二十日ぐらい経ちましたが、早く穂が出たところでは、不稔籾が多発しています。
ネットでいろいろ調べてみましたが、稲の受粉期が異常に高温になると、うまく受粉できない現象が現れるそうです。34~35度がその限界温度らしく、そこから1度上がれば不稔籾の発生率が16%も上昇するという説もあるらしいです。
 気象庁のデータによると、上田の最高気温が35度を超えた日は、8月3日、8月7,8,9日ですから、ちょうど稲の穂が出始めた日と同じです。早く穂が出たところほど、不稔籾が多いですから、どうも8月7,8,9日にやられたようです。自然の摂理とはいえ、今更ながら自然の力の大きさを思い知りました。
 来年は、もう少し田植えを遅くした方が良さそうです。
 (写真は、実が入らない稲穂)

紅玉が真っ赤になりました

 三年前、ホームセンターで500円で買った紅玉の苗木を畑の隅に植えておいたところ、今年は実を付けたので、7~8個をならせておきました。すると、まだ8月だというのに、もう真っ赤に色づいてきました。紅玉は、家人のリクエストで、料理にも使えるので欲しいというので植えたのですが、酸味が強い紅玉も完熟すれば、生で食べてもとても美味しいです。

2008年8月24日日曜日

ニンジンの種をまき直しました

 ニンジンの種を7月中旬に播いたのですが、日照りのため結局芽が出てこず、8月になってから種をまき直しました。この時期はほとんど雨が降らなかったので、全く水やりなどをしなかったつけが回ったようです。
 まき直してからは、毎日水やりをおこない、また雨もかなりの量降ったので、今回は無事発芽しました。ニンジンは、発芽してしまえば、後は手がかかりませんが、発芽しないことが多々あるようです。

長芋の栽培

 今年はじめて長芋を植えてみました。種芋を10本ほど買ってきて、4月20日ごろ植えたものが、結構ツルも伸びてきました。どの位のものがとれるか今から楽しみです。こうして収穫を期待しながら、見守っているのも、農作業の楽しい一面でもあります。
 秋には、おいしい「とろろ芋」が食べられることを楽しみにしています。「とろろ芋」は、ほんとうに食欲が湧きます。

2008年8月17日日曜日

最盛期のオクラ

 種を播いて育ててきた五角オクラが、今最盛期です。五月の連休のころ、園芸店ではオクラの苗が売られていますが、私はオクラは種を播いて育てます。オクラは温度が高くなければうまく育たないので、苗を植えてもアブラムシの餌食になるだけです。種から育てても、収穫時期はせいぜい一週間ぐらい遅くなるだけで、逆に安く大量に作ることができます。
 いま、畑には数十本のオクラが勢いよくそだっています。これだけのものを苗で買うと、数千円は必要となるでしょう。種は、一袋500円以下です。

2008年8月16日土曜日

鳥よけネット

 稲の穂が垂れ下がるようになってくると、スズメの食害から守るという問題がでてきます。近所では、写真のように田んぼ全体をネットで覆っている人もいますが、この労力は大変なものがあります。そしてなによりも、私のように気の短いものにとって、こうしたことはできません。
 スズメは、畦のまわりから食べ始めますので、私は田んぼの周りを巾1.5メートルぐらいのネットを張り巡らします。それもいつもスズメが来るところとか、早めに穂が垂れ下がっているところをえらんで、防御するだけです。それだけで、9割方は食害を防ぐことができます。
 スズメの餌場にさえならなければ、多少の食害には目をつむることにしています。

2008年8月15日金曜日

中は赤い黒スイカ

 黒スイカもかなり大きくなってきたので、お盆にひとつ収穫してみました。井戸水で十分冷やしておいて、割ってみたところ、やや甘みは欠けるものの、結構おいしく食べることができました。あと、4,5日が収穫適期だったかもしれません。
 この黒スイカは、普通のスイカにくらべて、かなり実がしまっていて、歯ごたえもあって、おいしいスイカでした。あと、5個あるので、今度は十分に熟した頃を見計らって、収穫しようと思っています。

2008年8月10日日曜日

オクラの花

 真夏の象徴ともいえるオクラの花。この花が盛りを迎える頃は、ほんとうに暑いです。私は、畑に咲いているのはちょっと似つかわしくないこの花が好きです。このような野菜とは思われない花を見られるのも、畑に行く楽しみの一つです。

豊作の予感

 春に芽だしして植えた里芋は、時々潅水した成果があらわれて、おおきく生長しています。もう人の背丈ほどになっているところもあります。今年は芽だしをしたので、50数株全部が立派に生長していて、秋にはかつてない豊作が期待できそうです。

2008年8月7日木曜日

稲の出穂

 お盆も近くなると、稲の穂が出てきます。去年より一週間ぐらい早いですが、これで例年並みだと思います。たぶん、この調子だと、お盆には稲の穂が出そろうことかと思います。穂がでて花粉が付いている時の日照時間の長さが、稲の受粉を左右するそうですから、しばららくはギラギラした日光を、がまんすることとします。それにしても暑い!

2008年8月3日日曜日

黒スイカ

 黒スイカってご存じですか?
家人が農協の家庭菜園のサークルにはいっていて、そこで苗を買ってきたので、畑の隅に植えておいたら、かなり大きくなってきました。普通のスイカよりおいしいそうです。移植したばかりのとき、アブラムシにやられたりして生長が遅かったので、ダメだと思っていたら、結構いいスイカになってきました。先が楽しみです。 (写真上が黒スイカ、下が普通のスイカ)

ネギの土寄せ

 私の住んでいる一帯では、ネギは「松本一本ネギ」という種類がほとんどです。このネギは、柔らかくて美味しい地ネギとして、結構有名らしいです。
 そして、このネギの柔らかい部分をさらに長くするために、土寄せ作業をします。この作業を手でやるとかなり疲れますが、私は、シバウラの「モノ楽」でやります。この土のはね上げ専用機は、ネギの土寄せのためにあるようなもので、父の代から長く使っています。
 ところで、シバウラはヤンマーのOEMでトラクターを作っているくらいで、もう農機具からは撤退してしまっているそうです。こうした優れものは、もっと作って欲しかったです。修理も部品がないから、自分で作れる部品は自分で作って修理して、大切に使っています。

2008年7月27日日曜日

梅干しが出来上がりました

 7月6日に漬けた梅漬けを、昨日・今日と干して、一応梅干しが完成しました。「一応」と書いたのは、天気の関係で、やや干す時間が短かったので、もう一度干そうと思っているからです。
 今年は、シソを入れた後よく混ぜないで、しかも重石をのせたままにしておいたので、漬かりむらがでてしまいました。(手抜きはすぐ現れます!)
 でも、真夏の日光の下で干され、うっすらと塩がふいた梅干しは、いかにも美味しそうです。いや、美味しく出来上がりました。

畑の潅水

 このところの日照りで、畑は乾ききっています。「じょうろ」で水をやる程度では、この乾きはおさまりません。
今朝は、潅水ポンプを出動させ、畑に潅水をしました。畝と畝のあいだに、水をいっぱいにためて、水が下から浸みていくようにします。そうすると、表面だけぬれたのとは違って、畑全体が潤ってきます。こうしておけば、この先一週間ぐらいは水やりをしなくてもすみます。

2008年7月26日土曜日

稲の幼穂-追肥の散布



 7月も下旬になると、田んぼの様子も大きく変化してきます。稲は分けつも終わって、出穂の準備へと入っていきます。今年は6、7月の温度も高く、分けつも十分です。また、梅雨あけから暑い日が続き、順調に生長しています。
 今日、稲の茎の部分を割って、幼穂の成育状態を調べてみたら、5センチ以上になっていました。幼穂が3~5センチになったら、追肥をする時期です。ということで、今日水田に追肥を散布しました。
 追肥は、窒素系肥料です。稲の茎や葉は大きくしないで、実入りをよくする観点から、窒素系肥料を散布するのです。追肥は、撒くタイミングを間違うと、稲が倒伏するので(とくにコシヒカリは!)、幼穂の状態を細かくチェックしながらおこないます。

2008年7月19日土曜日

夏野菜が最盛期に

 このところ、毎日30度をこえる暑さが続き、夏野菜も一挙に最盛期を迎えつつあります。キュウリ、ナス、トマト、ピーマンなどが、毎日収穫できるようになりました。しかもキュウリやナスは食べきれず、捨てるものもたくさんあります。この一、二ヶ月は、野菜には不自由しません。