2025年4月27日日曜日

馬鈴薯が霜にやられました

  今朝の最低気温は、2度を下回り、霜が降りたところもあるようです。馬鈴薯畑も霜の通り道になったようで、部分的に霜にやられ、葉が黒くなって縮れてしまいました。全面的に霜にやられてしまったわけではないので、ダメージは小さいですが、一度でも最低気温が低くなると、こんなに無残な姿になってしまうので、やはり悲しいです。
 リンゴは、今が開花の真っ盛りですが、花が咲いている時に霜にやられると実がつかず、一年の収穫がゼロになってしまうので、事態は深刻です。馬鈴薯のこの程度の霜害は、リンゴの被害に比べたら被害のうちに入らないようなものです。

2025年4月26日土曜日

馬鈴薯の中耕

  馬鈴薯・キタアカリは、種芋を購入した段階でかなり芽が出ていたので、すでに葉が青々となるほど生育してきています。雑草もかなり出てきたので、土寄せ前に畝の間を管理機でおこしました。こうしておいて、雑草が完全に枯れたら、土寄せをおこなう予定です。
 まだまだ寒い日がきて、霜が降りて葉が真っ黒になって枯れてしまう危険性もあるのですが、そうなっても新芽が下から出てくるので、遅霜にやられることは覚悟の上です。直売所に早く出荷することを、最大の目標にして、植え付けをおこなっています。

2025年4月22日火曜日

満開の山吹が美しい

  桜の花が散った後、花桃があちらこちらで咲き乱れ、ピンクや白の花がこのところ目を楽しませてくれましたが、近くの土手で山吹が満開になり、桜や花桃にはない新鮮な趣を与えてくれています。管理する人が誰もいないので、私が覆っている笹を刈り取ったり、木々を切ったりして日当たりを良くしてやった甲斐があって、見事に満開となりました。黄色の花も、こんなにボリュームがあれば、見事の一言です。

長ネギに除草剤を散布

  長ネギの定植が終わったので、除草剤を散布しました。この作業を怠って、ネギの間に雑草をはびこらせてしまうと、手作業で雑草退治を行わなくてはならなくなり、大変なことになってしまいます。今回使用する除草剤は、「ゴーゴーサン細粒剤F」で、定植後から定植後10日までに散布するように決められています。10アールあたり、4~6キロを散布するのですが、私は電動散粒機を使って行います。
 これを使えば、10アールでも10分ぐらいでまくことができます。この一手間で、手作業で何日もかかる雑草退治から解放されると思うと、本当にありがたいです。

2025年4月17日木曜日

一日の寒暖差が26度 身体がついていきません!

  当地のアメダス観測点の情報によると、朝の最低気温は1.9度で霜が降りる寒さで、昼の最高気温は28.2度ということでした。寒暖差が、26度を超えました。今は、農作業の方も春の種まきや植え付けでかなり忙しく、朝早くから作業をしなくてはならないのですが、朝は真冬の装備でした。それが、昼頃にはシャツ一枚と、着替えも慌ただしい一日でした。身体も、脱水症状気味で、かなりだるいです。本当に身体がついていきません。

2025年4月16日水曜日

種籾の消毒と浸漬

  水稲の苗作りの第一歩として、種籾の種子消毒と発芽促進のための浸漬を始めました。種子消毒は、「テクリードCフロアブル」の200倍~24時間浸漬でおこない、その後発芽促進のために10日ほど水につけておきます。この作業が始まると、いよいよ今年の米作りがはじまったと、気持ちが高揚してきます。
 ところで、この農薬の薬効の説明について、「稲ばか苗病」があげられています。「ばか苗病」というのは、農薬取締法のもとで正式に表記されている病名です。しかし、現代でもこんな病名が正式に通用しているとは、かなり違和感があります。もう少しなんとか、表現ができないものでしょうか。「百姓の爺さんたちに小難しい名前をつけても分からないからこれでいいんだ」とでも言われているようです。こんな病名を平気で書く方も、民度が問われていますよね。

2025年4月12日土曜日

ネギ苗の植え付け

  今日は、すでに掘ってあったネギ苗を植え付けていきます。まず、植え付ける前に、萎凋病などの予防のために苗の殺菌処理を行います。今回は、ベンレート水和剤の「100~200倍液に根部5分間浸漬」で、去年もこの処理をおこなった結果とても成績が良かったので、今年も同様におこないました。
 処理液から引き揚げて水気を切った苗を、2~3センチ間隔に植え溝に並べ、根が隠れる程度に土をかけ、足で土をしっかりと踏み固めていきます。このかける土をできるだけ少なくするということは、苗が活着して起き上がってくるとき、曲がる部分をできるだけ根元にするという意味があります。そうするとネギの真っ直ぐの部分が長くなるので、良品率を高める意味で、きわめて重要です。また、土を踏みしめると、活着をはやめ、風に飛ばされないという意味もあって、これも重要なポイントとなります。

2025年4月10日木曜日

ネギ苗掘り

 圃場の準備もできたので、そろそろネギを定植しようかと思って、ネギ苗掘りを行いました。昨年の九月中旬に種を播いて、7ヶ月ほど畑で育ててきた苗です。冬の間は、枯れ葉もおおく、生育もほとんど止まっていたのですが、この一月あまりで、一気に伸びて青々としてきました。
 こちらは、1.2dlほど種を播いたので、苗も相当の量があります。苗掘りも、一本づつ根をほぐしておかないと植えづらいので、かなり大変な作業です。このときばかりは、チェーンポットに種まきして、「ひっぱりくん」などで植え付けたら楽だろうなあと、いつも思います。汎用性のない道具をそろえても、費用対効果の点でいつも躊躇してなかなか思い切れないでいるのです。

2025年4月6日日曜日

ネギ苗の剪葉

 セルトレーで育苗してきた長ネギの苗が、かなり伸びてきたので、徒長苗になるのを防ぐために、剪葉をおこないました。15センチを目安に、ヘッジトリマーで刈りこみました。昨秋から苗床で育ててきた苗も、十分に育ってきたので、4月中旬をめどに両方とも定植しようと考えています。

2025年4月2日水曜日

玉ネギの草取り

  気温が上がってきて、さらに適度のお湿りもあって、玉ネギが急激に生長してきました。少し前までは、枯れ葉の中に少し青いところがあるような状態だったので、うまく育つかかなり心配したのですが、ここまで来れば一安心です。というのも、今年はマルチ無し栽培で、地温も上げることなく冬を越させたので、多少不安材料があったからです。
 マルチを張って植え付ける作業は、秋の収穫が立て込んでいる時期に、かなり負担です。昨秋は、あまりにも忙しかったので、手抜きでマルチを張らずに植え付け、最後に除草剤ゴーゴーサン細粒剤Fを散布して済ませました。この除草剤は、キク科やセリ科の植物には効果が無いので、現在はノボロギクなどの雑草が、少し出ています。これも100坪ぐらいの畑で半日も草取りをおこなえば、完全に除草できるので、かなり省力化できたと思います。暇なときの半日作業ですから、楽勝です。