2025年10月18日土曜日

新米を直売所に出荷

       今年は、初めての試みとして、米を直売所に出してみました。今までは、自家消費分以外の米は、全量農協に出荷していたのですが、これだけ米のことが連日のようにニュースで取り上げられている昨今、少し直売所に出してみることにしたのです。自家消費米として、少し多めに確保しておいた米を直売所に出したのですが、これが大変な騒ぎでした。
 直売所で米を販売するには、まず米の検査をする必要があります。ライスセンターから届けられた米は、「保有米」袋に入っていますから、まず出荷袋に入れ替える必要があります。そしてその米をライスセンターにまた運んでいって、「籾すり技術者の登録印」を押してもらってきて、今度はそれを農協に持って行き農産物検査法に基づく検査を受けます。「一等、水分14パーセント、生産者の住所氏名」などが書かれた検査証をもらってきます。この検査証を直売所に提示しないと米は出荷できないことになっています。そして、食品表示法に基づいた米の食品表示のラベルを作って、販売する袋に貼り付けるのですが、こうした作業はとても面倒くさくかなりのエネルギーを使い果たしました。こうして、5キロに小分けした米の袋を直売所に持っていくのですが、最後にすべての書類がそろっているか直売所のスタッフのチェックを受け、やっと棚にならべることができました。米を販売することがこんなに大変だとは、まったく思いませんでした。
 ちなみに、私の販売した米は、コシヒカリの一等米の精米で、5キロ3,900円でした。

2025年10月10日金曜日

あまり太くならないけれどネギの収穫を始めました

  今年のネギは、夏の高温と降水量不足のため、なかなか太くなってきません。圃場によってもばらつきがあるので、太くなっているところから、収穫を始めました。圃場条件による生育の違いがあっても、種の播種日はあまり関係がないみたいで、昨年の秋まきで大きく育てた苗より、今年の一月にハウスの中でセルトレーに種を播いた苗の方がずっと太くなっているところがあります。畑の水分がかなり影響しているようです。収穫を始めた写真のネギは、セルトレーに播種した苗です。
  これから、もう少しお湿りが増え、気温も下がってくれば太くなるのかな、と期待しています。

2025年10月1日水曜日

ブロッコリーが大きくなりました

  9月4日に定植したブロッコリーは、定植後の雨のおかげもあって、水やりゼロで見事に活着しました。写真は、播種後50日、定植後27日のブロッコリーの状態です。蕾が収穫できるのは、11月に入ってからだと思いますが、現在的には生育状況も良好なので、良品が収穫できるのではと、期待しています。
 ブロッコリーは、消毒もそれほど頻繁におこなわなくてもよく、意外と手がかからない作物です。直売所でも人気野菜なので、私は作付け面積を年々増やしています。考えることは皆同じで、収穫時期が重なると売り場にあふれてしまって、それこそ「バナナのたたき売り」状態になることが玉に瑕ですが、できるだけ収穫時期をずらすように播種・定植時期を考えながらやっています。

2025年9月29日月曜日

カヤツリグサも枯れました 人参畑のその後

  一週間程前、人参畑に雑草がかなり残ったので、除草剤「ロロックス」を散布したというログをアップしましたが、その後の報告です。防除困難な雑草カヤツリグサをはじめ、ほとんどの雑草が枯れてきました。やはり展着剤「サーファクタントwk」は、とても効果があったようです。
 ほとんどの雑草がなくなったあとは、人参だけが元気に育っています。ここまで来れば、その後多少の雑草が生えてきても問題はありません。このあとは、収穫までいっさい手をかけないで、ほったらかしです。

2025年9月28日日曜日

今年は熟すのが早い紅玉

  自家用に栽培しているリンゴの紅玉ですが、今年は熟すのがはやく、もう収穫適期になってきました。直売所のお知らせメールで、紅玉と秋映は9月22日頃から収穫して直売所に出荷して良いという通達がありました。試しに数個収穫して試食してみると、やや過熟気味のがあったりして、いつもより一週間から10日ぐらい収穫適期が早まったような感じがします。これも、今年の猛暑の影響なのでしょうか?
 葉は青々としていて、その中に真っ赤に色づいた紅玉の姿を見ると、秋の果物では無いような錯覚に陥ります。

2025年9月25日木曜日

白菜の苗作りに失敗したので青梗菜の種を播く

  白菜を定植しようと、圃場を準備していたのですが、苗の生育があまり良くありません。もちろん、自家用分ぐらいは確保できそうですが、100坪ぐらいの圃場が空きそうなので、急遽サカタのタネにネット注文して、青梗菜を播くことにしました。20㎖袋が品切れなので、5000粒のペレット種を購入して、播種機「ごんべえ」で播いて、そのあと除草剤「トレファノサイド乳剤」を散布しておきました。種まき前の殺虫剤「ダイアジノン粒剤5」の全面土壌混和と、この除草剤散布の一手間が、あとの防除と草取りをかなり軽減できるので、必須の作業です。
 ちなみに、青梗菜は「艶帝」という品種です。これは、白さび病に耐性があるので、防除を省くうえで、とても強い味方となっています。

2025年9月23日火曜日

ネギに追肥と土寄せ

  今年のネギの生育は、猛暑の影響か、とても悪いです。生育が全体的に遅く、太くならないのです。しかも、葉枯れが非常に多いです。九月も下旬になって、気温も下がり、雨も適度の降っているので、これからの生育に期待しているところです。
 あと一月もすれば、直売所にネギを出荷する予定なので、その前の作業として、葉枯れ防止とアザミウマ対策に防除をおこない、追肥と最後の土寄せをおこないました。防除は、殺菌剤「アミスターフロアブル20」と殺虫剤「ダントツ水溶剤」の散布です。追肥は、即効性の化成肥料を畝間に撒いて管理機で土と混和しました。そして、最後に土跳ね上げ機で、土寄せをして、一連の作業は終わりです。作付面積が、約200坪ほどなので、この作業に二日ほどかかりましたが、これで収穫までは手をかけなくてすみます。