2025年6月30日月曜日

水田の中干し

  田植えをおこなってから5週間以上がたち、植えた苗も分けつして、実入りに結びつく有効分けつの数も確保されてきたので、水田の中干しを始めました。土に空気を触れさせることで、藁くずなどが発酵してできるメタンガスなどを抜くこと、酸素を根に供給することなどの効果がいわれていますが、何よりも田圃の土を乾かして堅くすることが秋のコンバインによる収穫にとって必須なので、この中干し作業は必ずおこなう必要があるのです。
 そして、田圃の水を落としたチャンスに、水持ちの悪い田圃にとって最後の除草剤散布をおこなう機会でもあるのです。と言うわけで、落水散布でおこなう除草剤「バサグラン粒剤」の散布も同時におこないました。

2025年6月28日土曜日

良質な茄子がなり始めました

  5月10日に定植した茄子が、いよいよ収穫できるようになりました。コメリに予約注文した接ぎ木苗ですが、やはり自分で接ぎ木したものより均一にそろっていて、生育も順調です。最初は50個ほどですが、この3日ほど毎日40~50個ほど収穫できていて、今後の収穫量もかなり期待できそうです。
 ところで、茄子の品種ですが、自分が栽培してみて、「台木=トナシム、穂木=筑陽」が最強のような気がします。台木のトナシムは、萎凋病や半身萎凋病、青枯れ病にきわめて強力ですし、筑陽は食味は最高ですし、黒光りして見た目もとても良いのです。直売所でも、並べてみれば一目瞭然で、見た目ピカイチです。

2025年6月26日木曜日

スパイダーモア(自走式傾斜地草刈機)を購入しました

  真夏の暑い時期、水田の畦草刈りは、苦行の以外のなにものでもありません。とりわけ、大きくて急な斜面での草刈りは、身体のバランスとりと、無理な格好での草刈機の振り回しで、ヘトヘトになってしまう重労働です。今までは、老体にむち打ってなんとかやってきましたが、もう限界です。と言う訳で、スパイダーモア(自走斜面草刈機)を導入して、なんとか米作りをもう少し続けていこうと考えをあらたにしたのです。
 今回購入したものは、刈り幅430ミリの機種で、ミドルランクの機種です。はじめは、少し高価でも刈り幅500ミリの最高ランクの機種を購入しようと思っていたのですが、農機具屋の社長の「軽い方が取り回しが楽」というすすめもあって、これにしたのです。午前中、100メートルあまりの急斜面の大土手2本の草刈りをやってきたのですが、身体も楽ですし、作業時間も短く、しかも刈りあともきれいで、「もっと早く導入すれば良かった」というのが、正直な感想でした。

2025年6月22日日曜日

キュウリが花盛り

  キュウリの、下の方になったものの収穫が一段落しました。数日で、700~800本ほど収穫しました。これからは中段に実がついて、連続的に収穫ができるようになります。まだ、一本仕立てで、脇芽を伸ばしていく段階ではないのですが、一本のツルに7~8個の花が咲いていますから、遠くから見ても黄色い花がきれいに咲き乱れているといった感じです。黄色い花の咲き具合で、一週間後の収穫量がだいたい予測できます。キュウリ棚が、真っ黄色になるほど、一週間後の収穫が約束される訳で、うれしい花見となります。

2025年6月17日火曜日

政府「作況指数」のカラクリ

  政府が毎年発表している米の「作況指数」が現実とあまりにも乖離しているという批判を受け、今年からその発表を取りやめることにしたと報道されています。
 私は、自分が作っている米の出来高がいつも「作況指数」とかなりかけ離れているので、この問題には強い関心を持ってきました。ここに来て、報道されている内容を見てみて、なるほどと思うことがいくつかあります。まず、政府の統計に使っているライスグレーダー(米選別機)の網目は、1.7ミリで三等米まで主食用の米としてカウントされているというのです。当方では、ライスグレーダーの網目は1.85ミリ以上と決められていて、収穫される米もすべて一等米(しかもAランクの一等米)です。そこからふるい落とされる米は、「しいな米」として煎餅などの加工か家畜の餌になってしまうものなのです。この手の米までカウントして、「今年の米の生産高」と発表されているとは、驚くべきことです。
 こんな統計は、何か別の意図が隠されているのではないかと、勘ぐりたくなってきます。ともあれ、でたらめ農政のツケは、いつも庶民に回されてくるのです。

2025年6月16日月曜日

ナスの芽欠き

 トマトに続いて、ナスの芽欠きをおこないました。ナスも写真下のように、下部は脇芽で藪状態になっています。これらを手でポキポキと折って、すべて取り除きます。芽欠き後の状態は、写真上のようにスカスカ状態で、せっかく出てきた新芽をとってしまってもったいないような気がしますが、これで良いのです。下部はできるだけ風通し良くするのが、何よりも重要なのです。

2025年6月15日日曜日

久しぶりに見たタヌキ

  数年前に、疥癬病にかかったタヌキを見かけて以来、タヌキを目撃することがなかったのですが、今日数年ぶりにタヌキを見かけました。畑で作業をしているとき、ふと振り返ると、ずっとこちらを窺っている動物と目が合いました。タヌキです。どこから出てきたのか、農道の真ん中で、こちらを窺ってジッとしているのです。写真を撮りながら近づいていくと、結局は近くの水路のトンネルの中へ逃げ込んで行きましたが、日中にこんなに近くまで現れるとは思いもよらないことでした。

2025年6月12日木曜日

水田に除草剤を投げ込む

  田植えから3週間たちましたが、水田への二度目の除草剤散布をおこないました。今回は、初・中期一発剤というカテゴリーに属する除草剤で、水持ちの良い水田では、この除草剤を一回散布するだけで良いとされているのですが、どうしても草が残ってしまうので、数年前から田植え直後の初期剤とこの中期剤の二度散布方式にかえています。これでも完璧ではないのですが、多少の草には目をつむって、あとは成り行き任せです。なにしろ、「時給10円の米作り」ですから、できるだけ手間暇と肥料農薬の資材は最小限にするように心がけています。
 なお、今日使った除草剤は、パックになっているものを適当な間隔で水田の中に畦から投げ込むだけで、すぐ融けて田圃に広がるというもので、作業はとても楽です。

2025年6月10日火曜日

トマトの芽欠き

  キュウリに続いて、トマトの芽欠き作業をおこないました。トマトも、植え付けたままで放っておくと、脇芽が次々に伸びてきて、ジャングル状態になってしまいます。私は、基本的に一本仕立てなので、脇芽はすべて欠いてとってしまいます。生育初期では、脇芽をとってしまうとスカスカになって少し寂しいぐらいになってしまいますが、これでちょうど良いのです。葉をいくら繁茂させてもトマトはなりませんから、風通しが良くて農薬も満遍なくかかるように仕立てるのが、良品のトマトを育てるコツと言えるでしょう。
 今回は、実がまだ小さいので、茎の支柱への固定にはテープナーを使いました。単純に作業時間の短縮のためですが、次回からはジュート紐を使って、支柱にしっかりと固定させます。そうしないと、トマトの実の重みで、茎から実までがすべて支柱からずり落ちて、「地這いトマト」になってしまいます。

2025年6月8日日曜日

キュウリの芽欠きとツルの誘引

 
  キュウリもだんだんと生長してきて、脇芽もかなり伸びてきました。キュウリの仕立て方にはいろいろあるようですが、ふつうはツルを二本仕立てか三本仕立てにします。そして伸ばしていくツルは、かなり上の方からの芽にして、下の方は全部とってしまいます。下の方に繁茂している脇芽は全部除去して風通し良くしておくのが、農薬もよくかかり、病害虫対策に不可欠です。
 また、今の時期は、伸び始めたツルがネットまで届かないで、いろいろな方面へ勝手に伸びていってしまいます。これも、ネットに誘引してやる必要があります。ツルをネットにとめるのには、「テープナー」というホッチキスのお化けのような道具を使います。光分解テープでネットとツルを包みこみホッチキスの玉でとめるのです。写真上は、芽欠き・誘引前のキュウリで、橙色の道具が「テープナー」です。写真下は、芽欠き・誘引後のキュウリです。スッキリしているのがわかると思います。

2025年6月7日土曜日

馬鈴薯「キタアカリ」を掘り始めました

  今年は、馬鈴薯の種芋を購入した段階で芽が出そろっていたので、生育もかなり早く、例年より一週間ほど早いのですが、収穫を始めました。やや小ぶりのものも多いですが、大きさは十分です。小さい芋は、煮転がしや粉ふき芋などにと、それはそれで需要があり、よく売れます。
 玉ネギ、レタス、グリーンボール、白菜、ブロッコリーそして馬鈴薯と、我が家の食卓は自作の野菜であふれています。毎日毎日、直売所へ出していますが、家でも食べ放題で、この時期は秋とともに野菜には不自由しない季節でもあります。

2025年6月5日木曜日

「スリップスによる食害」とやっと突き止めた 

  グリーンボールの表面の皮に、褐色の汚物が付着してとても売り物にはならない状態になってしまう現象に毎年悩まされているのですが、ついに原因を突き止めることができました。収穫を始めた頃は、それほど多くはなかったのですが、収穫し始めて一週間もたつと半分近くが売り物にはならなくなってしまうのです。農協の指導員に相談したりネットをあさったりと、いろいろと努力した甲斐があって、それがスリップス(アザミウマ)による食害の結果であるという結論にたどり着きました。
 確かに、収穫を始めてからは農薬も散布しないし、農薬の効力も無くなってきて、スリップスが蔓延してきて、被害が拡大していくのでしょう。原因がわかれば、対策もたちます。これからは、もう少しましなグリーンボールを作ることができるでしょう。