キュウリもだんだんと生長してきて、脇芽もかなり伸びてきました。キュウリの仕立て方にはいろいろあるようですが、ふつうはツルを二本仕立てか三本仕立てにします。そして伸ばしていくツルは、かなり上の方からの芽にして、下の方は全部とってしまいます。下の方に繁茂している脇芽は全部除去して風通し良くしておくのが、農薬もよくかかり、病害虫対策に不可欠です。
また、今の時期は、伸び始めたツルがネットまで届かないで、いろいろな方面へ勝手に伸びていってしまいます。これも、ネットに誘引してやる必要があります。ツルをネットにとめるのには、「テープナー」というホッチキスのお化けのような道具を使います。光分解テープでネットとツルを包みこみホッチキスの玉でとめるのです。写真上は、芽欠き・誘引前のキュウリで、橙色の道具が「テープナー」です。写真下は、芽欠き・誘引後のキュウリです。スッキリしているのがわかると思います。