
稲もちょうど出穂期をむかえ、水が一番必要とされる時期なので、大石で埋まってしまった頭首工は、早急に手を打たなければなりません。きょうの午後にでもまた出動して、人海作戦で少しでも水を通すようにしなければならなくなると思います。
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というわけで、午後、上田市水道局の職員も含め総勢二十名あまりで、当面の水量を確保できるだけの水路を手作業で開けました。この新屋堰は、上田市の上水道の水源にもなっているので、各地区から選ばれてくる水利委員も農業用水の確保以外に「市民の水を守る」という気概をもっていて、皆献身的に作業をおこなったのでした。