ここのところ、朝の最低気温がマイナス10度近くまで下がり、一年のうちでも最も寒い季節が到来しています。しかし、日中は日が差してくれば、なんとなく暖かく感じられ、今日は梅の木の剪定をおこないました。梅は、新しい枝を出させないと、よい実がつかないので、剪定作業は不可欠です。聞くところによれば、「梅切らぬバカ、桜切るバカ」という諺があるそうです。桜も剪定は必要だと思いますが、切り口が腐りやすので、このように言ったものかと思われます。
ところで、こんな寒さのなかで、もう梅の花がほころびかけていました。季節は着実に進行しているようです。
梅一輪 いちりんほどの 暖かさ
服部 嵐雪 (1654-1707)