2008年1月27日日曜日

真冬日に梅一輪の暖かさ

 ここのところ、朝の最低気温がマイナス10度近くまで下がり、一年のうちでも最も寒い季節が到来しています。しかし、日中は日が差してくれば、なんとなく暖かく感じられ、今日は梅の木の剪定をおこないました。梅は、新しい枝を出させないと、よい実がつかないので、剪定作業は不可欠です。聞くところによれば、「梅切らぬバカ、桜切るバカ」という諺があるそうです。桜も剪定は必要だと思いますが、切り口が腐りやすので、このように言ったものかと思われます。
 ところで、こんな寒さのなかで、もう梅の花がほころびかけていました。季節は着実に進行しているようです。

 梅一輪 いちりんほどの 暖かさ
               服部 嵐雪 (1654-1707)

2008年1月26日土曜日

蓼科山を望む

 自宅の南側には、蓼科山が望めます。近くの田んぼの中から写真を撮ってみました。この2,530メートルの山も毎日見ているので、とくに感慨が湧いてきませんが、深田久弥の『日本百名山』のひとつであり、独立峰であるがゆえに頂上付近の石がゴロゴロした荒涼さは有名だそうです。(毎日見ていても登ったことがありません。)
 そんなこともあって、「毎日見ている風景」のひとつとして取り上げてみました。

2008年1月2日水曜日

四阿山と根子岳

 いつも見ている風景の第二弾として、田んぼから見える四阿山(あずまやさん 標高2,354メートル 写真右)と根子岳(ねこだけ 標高2,207メートル写真左)の写真をお届けします。四阿山は、深田久弥の「日本百名山」にも選ばれている名峰で、春遅くまで真っ白い雪に覆われている山で、眺めていてもとても厳かな感じが伝わってきます。2008年の劈頭を飾るに相応しい名山といえるでしょう。