2021年12月4日土曜日
良品がたくさんのニンジンになりました
八月のお盆前に播種したニンジンが、大雨で圃場が水没してしまってほとんど発芽せず、大慌てで種を取り寄せて八月末にまき直しましたが、大きく育つかとの心配をよそに、良品率が過去最高のニンジンになりました。間引きもしないので、小さいものも多いですが、量も多いので、全体の収穫量も過去最高となるでしょう。
良いものを多く収穫するには、気候の状態もあるので、やってみなければわかりません。亡くなった父が口癖のように言っていた「百姓は、毎年が一年生だ」という言葉が、ピッタリの今年のニンジン作りでした。
2021年11月14日日曜日
2021年11月9日火曜日
玉ネギの定植
11月に入ってから、一週間は玉ネギの定植に明け暮れました。二十数メートルの畝立て、5穴のマルチ張り13本をおこない、穴の中に一本づつ玉ネギの苗を植えていくのです。苗は、地堀ですから、これも植えやすいように絡み合った根を離したりゴミをとったりしなければなりません。定植自体は、ハンドプランター「なかよしくん」を使うので、かなりのスピードで植えられるのですが、畝立て、マルチ張り、苗の調整、定植と、これらの作業全部含めると、約9,000本植えるのに一週間ほどかかりました。葉物野菜の出荷と平行しておこなっているので、正味4~5日程度ですが、手作業での玉ネギの定植は非常に疲れました。
それにしても、ハンドプランター「なかよしくん」の導入で、立ったままで植えられるので、体への負担は格段に軽減されました。
2021年11月3日水曜日
ドライアイスで柿の渋抜き
今年は、柿の「なり年」のようで、我が家の渋柿も大きな実がたくさんなっています。 渋柿は、干し柿にするか焼酎で渋抜きするかと、食べられるようにするのになかなか手間がかかるので、毎年鳥の餌になるのが関の山です。ところが、最近ドライアイスで簡単に渋抜きできることを知り、やってみました。
大きなビニール袋に柿を10キロほどならべ、柿の上にドライアイスのブロックを2個タオルに包んで置きます。このとき直接柿に触れないように段ボールを下敷きにしてドライアイスを置きます。その上で、掃除機で袋の中の空気を吸い出して、口を閉じます。しばらくすると、炭酸ガスで、ビニール袋が風船のようにパンパンに膨らみますが、そのままにして、四日間おいてできあがりです。
袋を開封してみると、焼酎の時のようにべとつかず、きれいに乾いたままです。そして、食べてみてびっくり。渋みは全くありません。種なしの渋柿が、極上の甘柿に変身です。来年は、もっと大量に渋抜きして、近所や親戚に配ろうかと、渋柿の美味しさを見直しているところです。
2021年10月27日水曜日
2021年9月27日月曜日
まき直したニンジンがきれいに発芽
8月のお盆前に種を播いたニンジンは、直後に大雨で圃場が水没してしまって、発芽が悪く、挙げ句の果てには除草剤が効かず雑草だらけになってしまったので、8月下旬に種をまき直しました。今度の圃場は水はけも良く、大雨もなかったので、きれいに発芽して、除草剤「553」もよく効きました。その後、多少の草は生えてきましたが、ここまで育ってしまえば、雑草に負けることもなく、大きく育つでしょう。ただ、種まきのタイミングが少し遅れたので、冬が来る前に収穫が間に合うか、多少心配です。
2021年9月25日土曜日
物置の軒下に巨大なスズメバチの巣
作業場として使っている物置の軒下に巨大なスズメバチの巣があると、隣人から教えられました。二ヶ月ほど前、10センチほどのスズメバチの巣を駆除したばかりですが、近くにこんなに大きなものがあるなんて全く知りませんでした。直径30~40センチはあると思います。ここまで大きくなると、中にどれだけのハチがいるかもわからず、うかつに手を出せません。
高い場所にあるので、冬になるのを待ってから、駆除しようかとも考えているのですが、巣の周りには、かなりの数のハチが飛び交っているので、恐ろしいです。
2021年9月20日月曜日
稲刈りの季節に満開のコスモス
陽気は、秋めいて、稲刈りの季節の到来です。黄金色に波打つ田んぼの畦にコスモスが満開で、稲の鮮やかな黄色と相まって、華やかな雰囲気を漂わせています。稲刈りの準備のために田んぼに来たのですが、作業はそっちのけで、軽トラックからカメラを取り出して、しばし撮影会と相成りました。
2021年9月15日水曜日
気持ちが癒やされる里芋の葉
里芋の葉も、秋が近くなって、畑一面を覆い尽くすようになってきました。この里芋の緑濃い葉を眺めていると、なぜか心が洗われるようで、とても心地よい気持ちになっていきます。仏教で、蓮の葉がよく描かれるのに通じるのか、蓮や里芋の大きな濃緑の葉は、人の心を落ち着かせ、癒やしの世界に誘っていくような気がします。
2021年9月4日土曜日
2021年9月1日水曜日
2021年8月7日土曜日
里芋とセスジスズメガ
里芋もかなり大きくなって、これからグンとの生長するので、最後の追肥と土寄せをおこないました。里芋の手入れをおこなっているとき、必ずと言っていいほど発見するのが セスジスズメガの幼虫です。今回も10匹ほど捕獲しました。この虫は、里芋の葉が大好きのようで、見ない年はありません。とても目立つので、手で捕獲して除去できるので、害はそれほどありませんが、グロテスクな姿には辟易とします。
2021年7月9日金曜日
トマトが急に赤くなって大急ぎで収穫しました
例年なら、7月下旬頃からトマトを収穫するのですが、今年はハウスの中で花を咲かせてから定植したので、色づきも早く、慌てて栽培履歴を提出して、使用農薬のチェックを受けて大慌てで収穫しました。このところ、雨続きなので、トマトが水っぽくなっていないか心配でしたが、甘く美味しいものがとれました。
キュウリ、ナス、トマトと、夏野菜の御三家の収穫が始まって、日一日ごとに忙しくなってきました。8月 いっぱいは、猫の手も借りたい忙しさですが、それも面白さでもあります。
2021年6月20日日曜日
新ジャガイモ キタアカリ
三月十日頃植え付けたジャガイモが、大きくなったので掘り始めました。まだ、地上部は青々としているのですが、直売所では「新ジャガイモ」として人気があるので、あえて早めに掘ります。今年は、芽が出てから霜にあって、新芽が真っ黒になってしまい、再度芽がが出るまでに時間がかかったりしましたが、六月に入ってから雨が多く、お湿り十分で、かなり大きな芋になっています。
早速、新ジャガを味わってみましたが、とても美味しいです。この味を味わってみると、直売所でも大人気の訳がよくわかります。
2021年6月6日日曜日
柔らかくて美味しいグリーンボール
三月の末に定植したグリーンボールが、収穫時期を迎えました。というか、このところ降水が多かった影響で、大きくなりすぎの傾向で、慌てて収穫しています。キャベツの中でも、初夏に収穫できるグリーンボールは、柔らかくてジューシーなので、千切りにして鰹節醤油をかけて食べると食味最高です。
これから、野菜も次々に収穫できていくので、旬の野菜が味わえて、忙しいながら楽しい時期でもあります。
2021年6月4日金曜日
2021年5月29日土曜日
この肥料環境に優しいですか
NHKのWEBニュースを見ていたら、とても衝撃的な記事がありました。これです。海岸で見つかった意外なマイクロプラスチックとして、水稲の肥料に使われているコーティング材のプラスチックがとりあげられていました。稲の穂が出る直前にコーティング材が溶けて、中の肥料がちょうど必要とされる時期に稲に吸収されるというもので、追肥の散布を省略できる優れものとして、多くの稲作農家で使用されています。私も、数年前から、追肥散布の労力軽減のために使っています。
しかし、問題なのは、そのコーティング材が水田から流れ出し、海を漂うマイクロプラスチックになっているという事実なのです。このことは、私も初めて知りました。しかも、この衝撃的事実については、周りではあまり問題視されず、便利さだけが強調されて、使用する農家が増え続けているのです。そこで、私は問いたい。「拝啓、全農様。この肥料は環境に優しいですか? 使い続けてもいいものなのですか?」一零細農家の小さな問いかけですが、お答えいただけたらありがたいです。
2021年5月26日水曜日
ブロッコリーが食べ頃になりました
昨年、自家用に作ってみたブロッコリーですが、思った以上に良いものができたので、今年は直売所に出してみようと思って、500本ほど植えました。初期に「べたがけ」をかけたので、生育も進み、三日前から収穫して直売所に出し始めました。できばえは、自分的には「とてもよくできた」部類に入るでしょう。朝取りブロッコリーは新鮮で、食味も最高です。
2021年5月20日木曜日
2021年5月7日金曜日
2021年5月6日木曜日
2021年4月19日月曜日
2021年4月9日金曜日
2021年3月29日月曜日
2021年3月15日月曜日
2021年3月7日日曜日
2021年2月21日日曜日
レタス、グリーンボール、ブロッコリーの育苗
1月下旬から2月はじめにかけて播種したレタス、グリーンボール、ブロッコリーの種が発芽して、現在育苗中です。1月下旬に種をまいたレタスは、かなり大きくなってきて、2月になって種をまいたグリーンボールやブロッコリーもほぼ発芽がそろいました。
ハウスの中にトンネルを作って温度管理と水やりが今の仕事ですが、3月中旬にはレタスから植え付けが始まります。 のんびりできるのもあとわずか、鋭気を養って3月からはだんだんとペースを上げていきます。(写真は、レタスの苗です)
ハウスの中にトンネルを作って温度管理と水やりが今の仕事ですが、3月中旬にはレタスから植え付けが始まります。 のんびりできるのもあとわずか、鋭気を養って3月からはだんだんとペースを上げていきます。(写真は、レタスの苗です)
2021年2月11日木曜日
延禧攻略 瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜
冬のこの時期、農作業の方はやることがあまりないので、中国時代劇にどっぷりつかっています。この数日、「延禧攻略 」全70編を中国語版でずっと見ていて、頭が少しボーとしています。日本語版もDVDで発売されているようですが、中国語版ならYouTubeで見られるので、理解できないところは飛ばして、なんとか最後まで見終わりました。見終えての感想は、「面白い」の一言です。それに、セットや衣装がすごく丁寧で、その点でも迫力がありました。
2021年1月29日金曜日
女医 明妃伝
現在BS11で、中国時代劇「女医 明妃伝」が放映されています。月曜日から木曜日の夜7時からの放映で、20話まで来ました。中国の明の時代の史実をヒントにした創作で、はじめは他に良い番組がないので、なんとなく見ていたのですが、次第に引き込まれて、はまってしまいました。
YouTubeでは、ブロックされて全編を見ることができないので、テレビで見ているのですが、日本語字幕で音声は中国語なので、中国語リッスンの勉強にもなり、今は熱心に見ています。なお、写真は、YouTubeの中国語版のものです。ちなみに、字幕にある「铁皮石斛」とは、「中华九大仙草之首」といわれて、中国の薬草の中でも一番に列せられている貴重なもので、本来高冷地でしか育たない薬草を町中の屋敷の中で発見したときの驚きの場面です。
YouTubeでは、ブロックされて全編を見ることができないので、テレビで見ているのですが、日本語字幕で音声は中国語なので、中国語リッスンの勉強にもなり、今は熱心に見ています。なお、写真は、YouTubeの中国語版のものです。ちなみに、字幕にある「铁皮石斛」とは、「中华九大仙草之首」といわれて、中国の薬草の中でも一番に列せられている貴重なもので、本来高冷地でしか育たない薬草を町中の屋敷の中で発見したときの驚きの場面です。
2021年1月19日火曜日
甘くて食味最高の寒締めホウレン草
この時期のホウレン草は糖度が上がって、驚くほど甘くなります。ただ、葉が広がって、凍って土に張り付いてしまうので、収穫しづらいのが難点です。「べたがけ」をかけて少し保温してやると、生育も進み土の凍結も緩んでくるので、一面に「べたがけ」をかけました。こうしておいて、1~2週間たったら直売所にも出そうかと考えています。
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