「上田市民の山」太郎山をネットで検索すると、その特徴の一つとして「逆さ霧」があげられています。「逆さ霧って何?」と疑問をお持ちの方へ、今日の午後ちょうど逆さ霧が現れたので、その写真をアップしておきます。北の長野市方向から、寒気が流れ込んでくるとき、太郎山を越えて寒くて比重の重い空気が滝のようになって下ってくるのです。
上田盆地の暖かい空気のなかに、山を越して寒い空気が流れ込んでくると、写真のように逆さ霧が現れるというわけです。
2010年2月25日木曜日
”森オヤジ” 太郎山に登る
頂上付近にある太郎山神社の大鳥居
増えすぎた体重を減らすことを目的にはじめた山登りですが、いま「上田市民の山」といわれている太郎山登山にはまっています。上信越自動車道の 太郎山トンネルのすぐそばにある登り口から1時間で登れるこの山は、身体を鍛えるには格好の場所です。農作業が始まるまでは、しばらく「森オヤジ」に徹しようかと思っています。登りはじめてしばらく行くと、下の写真のような広葉樹林が広がっています。新緑のころはさぞかし綺麗だろうと、いまから楽しみです。
太郎山山頂は、1164メートルだそうです。白馬から穂高にかけての北アルプスの山々が正面に見えます。
登山道の途中ですれ違う人たちの多くは、熊よけのために鈴を鳴らしたりラジオをかけたりしています。「私も」と思って、帰りにホームセンターを覗いてみたら、下の写真のような鳴子とセットになった熊よけ鈴が売られていました。 「流石、太郎山の麓にあるホームセンターだけのことはある」と感心しました。
増えすぎた体重を減らすことを目的にはじめた山登りですが、いま「上田市民の山」といわれている太郎山登山にはまっています。上信越自動車道の 太郎山トンネルのすぐそばにある登り口から1時間で登れるこの山は、身体を鍛えるには格好の場所です。農作業が始まるまでは、しばらく「森オヤジ」に徹しようかと思っています。登りはじめてしばらく行くと、下の写真のような広葉樹林が広がっています。新緑のころはさぞかし綺麗だろうと、いまから楽しみです。
太郎山山頂は、1164メートルだそうです。白馬から穂高にかけての北アルプスの山々が正面に見えます。
登山道の途中ですれ違う人たちの多くは、熊よけのために鈴を鳴らしたりラジオをかけたりしています。「私も」と思って、帰りにホームセンターを覗いてみたら、下の写真のような鳴子とセットになった熊よけ鈴が売られていました。 「流石、太郎山の麓にあるホームセンターだけのことはある」と感心しました。
2010年2月11日木曜日
深田久弥 『日本百名山』 を読む
深田久弥『日本百名山』のひとつ四阿山(右)
根子岳に登って眺めた山々があまりにも素晴らしかったので、もう少し周りの山々のことを知りたいと思って、深田久弥の『日本百名山』を読み始めました。昭和39年に刊行されたこの本は、もう古典と言ってもいいほどの本で、若い人たちにとってはすこし取っつきにくい小難しいような印象をうける面もあるのですが、やはり評判になった本だけのことはあります。新潮文庫版で740円。セブンネットショッピングで注文して2~3日で届きます。
この『日本百名山』の中に、四阿山があります。私は毎日見ているのですが、ちょうど私が見ているあたりから眺めたこの山にかんする記述がありました。
「信越線の上田に近づくと、神川の谷の奥に、遙かにこの山の望まれる所がある。頂上がやや左に傾いだ屋根型をしていて、その右端に乳首のような丘が盛りあがっている。いい形である。昔の人はただどんな山でも名山とは呼ばなかった。眺めて美しい、品格のある山でなければならなかった。…(略)… 私の親しい先輩の黒田正夫さんや、藤島敏男さんや、田辺和雄さんなど、みな大正時代に登っている。そして等しくいい山であることを主張している。ピッケル・ザイル党には向かないかもしれないが、しみじみした情趣を持った日本的な山である。」
こんなに絶賛されている「いい山」を毎日眺めていても、まだ登ったことはありません。今年は、是非登ってみたいものだと考えています。
根子岳に登って眺めた山々があまりにも素晴らしかったので、もう少し周りの山々のことを知りたいと思って、深田久弥の『日本百名山』を読み始めました。昭和39年に刊行されたこの本は、もう古典と言ってもいいほどの本で、若い人たちにとってはすこし取っつきにくい小難しいような印象をうける面もあるのですが、やはり評判になった本だけのことはあります。新潮文庫版で740円。セブンネットショッピングで注文して2~3日で届きます。
この『日本百名山』の中に、四阿山があります。私は毎日見ているのですが、ちょうど私が見ているあたりから眺めたこの山にかんする記述がありました。
「信越線の上田に近づくと、神川の谷の奥に、遙かにこの山の望まれる所がある。頂上がやや左に傾いだ屋根型をしていて、その右端に乳首のような丘が盛りあがっている。いい形である。昔の人はただどんな山でも名山とは呼ばなかった。眺めて美しい、品格のある山でなければならなかった。…(略)… 私の親しい先輩の黒田正夫さんや、藤島敏男さんや、田辺和雄さんなど、みな大正時代に登っている。そして等しくいい山であることを主張している。ピッケル・ザイル党には向かないかもしれないが、しみじみした情趣を持った日本的な山である。」
こんなに絶賛されている「いい山」を毎日眺めていても、まだ登ったことはありません。今年は、是非登ってみたいものだと考えています。
登録:
投稿 (Atom)