2025年9月12日金曜日

成長がおかしい今年の里芋

  10年以上里芋を栽培しているのですが、今年の里芋の生育ぶりは、例年と少し違っています。7月から8月にかけて、めぼしい成長がありませんでした。何回か、灌水はしていたのですが、猛暑と乾燥で、土はカラカラに乾いた状態が続き、葉はいつも半分枯れたような状態で、株は大きくなりませんでした。お盆過ぎに最後の土寄せをおこない、除草剤「ゴーゴーサン細粒剤F」をまいて、それからは頻繁に灌水をおこなって、最近の気温の低下と多雨のおかげでなんとか例年並みの姿に近づいてきました。
 <猛暑と小雨>、これが今年の里芋栽培にとって最大の問題点でした。

2025年9月9日火曜日

雨の前に大慌てで植えたブロッコリー

  九月五日の台風による大雨の前に、水やりを省くために大慌てで植えたブロッコリーが、目論み通り水やりをしないでも見事に活着しました。定植時は、まるで砂漠状態で、砂埃が舞い上がるようなところへ植え付けたのですが、台風の大雨のおかげで畑は十分潤い、ブロッコリーの生育は順調です。雑草も少し芽吹いてきていますが、これは致し方ないことです。
 これから、大根の種まき、白菜やキャベツの植え付けと、秋野菜の植え付け作業が忙しくなっていきます。

2025年9月8日月曜日

玉ネギの苗立ち枯れ病予防の消毒

  8月30日~31日に種を播いた玉ネギがほぼ発芽してきたので、苗立ち枯れ病の予防に殺菌剤「オーソサイド水和剤80」を散布しました。以前、苗立ち枯れ病が蔓延し、ほぼ全滅したことがあったので、それ以降はこの殺菌剤散布は必ずおこなうようにしています。殺菌剤散布後、もう少し遮光ネットをかけて強烈な直射日光から苗を守ってやれば、あとは放任でしっかりした苗に育ってくれます。

2025年9月7日日曜日

久しぶりにマムシに遭遇しました

  玉ネギの育苗のためにかけておいた遮光ネットを外したところ、マムシが一匹とぐろを巻いていました。マムシは夜行性なので、昼間はこうした物陰に潜んでいることが多いということは知っていましたが、いざ出くわすとギクリとします。今年は、まだ見ていなかったので、このままマムシに会わずにすむかと思っていたのですが、そう甘くはありませんでした。マムシは、動きが遅いので、写真を撮ったあと駆除しました。
 今回はネットを上の方をつかんで外したので、マムシに接近することがなかったのですが、下の方をつかんで外してマムシに触ったりしたら大ごとになるところでした。災害は忘れた頃にやって来るというので、作業もマムシがいることを前提に注意しておこなわないといけないと痛感しました。

2025年8月23日土曜日

穂が垂れ、黄色く色づいてきたコシヒカリ

  田圃のコシヒカリも、かなり穂が垂れて、稲の色も黄色く色づき始めてきました。このところ、最高気温はずっと35度以上なので、かなり高温障害が出ていると思うのですが、とにかく実りの秋に向かって進んでいます。最高気温が35度以上になると、不稔籾が多発すると言われているので、収穫量はそれほど期待できないのですが、出荷時の概算金がかなり高額に設定されるらしいとのニュースもあり、収入はほどほどになるのではないかと思っています。
 稲の収穫は、数年前から農協委託なので、水の管理と畦草刈りぐらいしか残された仕事はないのですが、あと一月少しで新米が食べられると思うとうれしいです。

2025年8月21日木曜日

秋野菜の準備 ブロッコリーの育苗

  猛暑で、秋はずっと先のような気がしてしまいますが、季節は確実に進行するので、秋野菜の準備も少しずつやっています。ブロッコリーの種まきは、例年より少し遅らせて種を播き、しかも三回に分けて播きました。最初に播いたのが、8月4日ですが、もうかなり大きくなってきました。今年は暑いだけではなく、直射日光もかなり強いので、基本的には物置の下屋での育苗です。徒長気味の苗になってしまいますが、苗も直射日光のもとではこの暑さに耐えられないでしょう。定植する頃には、もう少し涼しくなって欲しいものです。

2025年8月20日水曜日

はじめての冬至カボチャ

  春に種を播いたカボチャの収穫が終わったばかりですが、今年は冬至カボチャを作ってみようと思いたちました。8月4日に、タキイの「ほっこり133」という品種の種を約50個ほどポットに播いておいたのですが、そろそろ植え時になってきました。圃場の方も準備ができているので、いつ定植してもいいのですが、問題は天気周りです。あまりにも高温で雨も降らなければ水やりが大変になるので、現在、長期予報とにらめっこしているところです。
 今回収穫したカボチャは、暮れにはほぼ食べきってしまうので、この冬至カボチャがうまくできれば、春まではカボチャは買わなくてすみます。