2024年11月20日水曜日

ニンジンの洗浄

 スーパーの店頭にならんでいるニンジンは、きれいに洗ってあって、深紅に輝いて見えます。どうやって洗うかというと、ニンジン洗浄機というものがあって、ブラシを回転させてニンジンをかき混ぜて、水をかけながら「とも擦り」をおこさせて泥やゴミを取り除いているのです。ニンジン同士が擦れあって、表面がピカピカになるのです。金属加工でおこなうバレル研磨とまったく同じです。
 ニンジンの専業農家では、みなニンジン洗浄機で洗っていると思いますが、直売所レベルの栽培規模では、安くても数十万円する機械の導入は無理です。以前は一つ一つ手で洗っていたのですが、時間がかかって疲れるので、今はペルー缶にニンジンを入れて大きなブラシでかき混ぜてニンジンを「とも擦り」させて洗っています。このやり方だと、20リットルのペルー缶ひとつの洗浄は数分間で終わります。しかも、かなりピカピカになります。

2024年11月17日日曜日

この時期の小松菜は食味最高

  十月初旬に種を播いた小松菜と青梗菜が収穫適期になってきました。もともと、私は葉物野菜はあまり好きではなかったのですが、直売所に出すために作るようになってから、家にあるのでかなり食べるようになりました。この時期の葉物野菜は、以外と美味しく、とくに小松菜は苦みがなくかすかに甘さも感じるので美味しいと感じるようになりました。味噌汁の中に小松菜を一株入れるだけで味がまったく変わってきます。小松菜ってこんなに美味しいんだと、毎日実感しています。(一番上の写真、左が青梗菜、右が小松菜。二枚目の写真が小松菜、下が青梗菜)

2024年11月15日金曜日

霜で枯れてしまった里芋

  里芋は、寒さに弱く、気温が下がって霜に合うと、地上部の葉や茎はたちまち枯れてしまいます。もう少し早くから、芋の掘り出しをおこないたかったのですが、ほかの作業の関係からやっと里芋掘りに着手するとこができました。
 土寄せがきちんとできているので、芋の傷みは今のところありません。気温が氷点下になって、何度も氷がはるようになると、土中の芋にも傷みが出て来ます。なんとか11月中に掘りあげたいと思っています。

2024年11月12日火曜日

マルチ無しの玉ネギ定植

 今年は、玉ネギの植え付け前に大雨があって、圃場はなかなか乾かず、マルチを張らないで玉ネギを植え付けることにしました。昨年も、試験的にマルチ無しで栽培してみたところ、結構うまく育ったので、今年は省力化もあって、全面的にやることにしました。15~20センチ間隔に溝を掘って、苗も同じくらいの間隔に置いていき、土をかけるだけです。今までに比べたら、倍ぐらいの速さで植えることができました。
 ところで、今年は、苗の生育初期に雨が続き、できが良くありません。園芸店にも苗はあまり置いてありません。近所の人も、開店前に並んでやっと手に入れたといってこぼしていました。当初予定の3分の2ぐらいになってしまいましたが、6500本ほど植えました。
 苗を植えた後は、除草剤ゴーゴーサン細粒剤を撒いておわりです。

2024年10月30日水曜日

柔らかさ抜群のグリーンボール

  ブロッコリーと同時期に播種したグリーンボールも収穫適期となってきました。このボール型のキャベツは、それほど大きくはならず、グリーンボールとしてキャベツとは区別されているようです。最大の特徴は、外見上ボール型で小型であるということと、柔らかくてとても美味しいということで、非常に人気があります。
 私も以前は、普通のキャベツを作っていたのですが、コンパクトで食味良好なので、もっぱらグリーンボールを作っています。

2024年10月28日月曜日

猛暑が影響? ネギが例年より細い

  いま、連日ネギを収穫して、直売所に出しています。でも、今年のネギは細いものが多く、生育が遅れているように感じています。ネギは、あまり暑いと生育が止まってしまうと聞いていますが、やはり猛暑のせいでしょうか。秋野菜の収穫は、次々とこなしていかないと、間に合わなくなるので、例年通りこの時期に収穫していますが、ちょっと気になっています。

2024年10月25日金曜日

ブロッコリーの収穫

   今年の猛暑の中、ブロッコリーを定植した後にタイミング良く雨が降り、7~800本植えたブロッコリーはすぐに活着して、その後の生育も順調で、いよいよ収穫期を迎えました。収穫期になると、ほぼ一斉に収穫適期の状態になるので、短期間に全部とってしまう必要があり、目下大忙しです。
 ブロッコリーは、蕾が開いてしまうと商品価値が無くなってしまうのです。収穫カゴに入っているブロッコリーと、畑で成育中のブロッコリーの写真をアップしておきます。