2013年7月16日火曜日

レベルが上がったトマト栽培

『麗夏』はかたく裂果しないので良品率がたかいです。

きょう収穫したトマト。ピークを迎えつつあります。

毎年失敗ばかりしていたトマト栽培も、今年は様々な失敗を克服して、思い描いていた水準までかなり近づくことができました。
 生理障害とか、アザミウマ類などの害虫とのたたかいなど、品質のよいトマトを育てるには、とても気を遣います。ミカンキイロアザミウマには神経をとがらせ、防除をおこなったつもりでしたが、4段目の花房が開花した頃、防除の隙を突かれて、4段目に「白ぶくれ果」をかなり出してしまった他は、ほぼ満足いくものとなりました。

2013年7月15日月曜日

里芋の土寄せと潅水

このところの高温で、畑はカラカラです。茄子やキュウリに潅水をするとともに、里芋の潅水も大慌てでおこないました。茄子やキュウリは、もともと水田に転作してつくっているので、畦間に水を通せば完了なので、簡単です。
 里芋は、まだ土寄せをしてないので、そこから始めなければ水を通せません。管理機の逆転ロータリーを使って土寄せをして畦を作り、その間に水を通します。
 里芋は、土が乾かないようにこまめに潅水してやれば、気温が高いこの時季は一気に大きくなります。

2013年7月14日日曜日

トマトをカラスから守る ‥ 防鳥ネット

折角育てたトマトが、赤く色づいて収穫間際になると、カラスに狙われます。
 はじめは、一つ二つは仕方ないと思っていたのですが、最近では良品を数多くやられるようになってきたので、稲の雀よけのネットを使って、対策をとることにしました。
長さ27メートル 、幅18メートルの「150坪ネット」を買ってきて、雨よけハウスの上からスッポリ覆い尽くしてみました。これだと、作業性もそんなに悪くならないので、大丈夫だと思います。
 それにしても、カラスは悪知恵がはたらくので、始末に負えません。右の写真は、カラスにつつかれたトマトです。こうなると、捨てるしかないです。

2013年7月6日土曜日

トマトの初採り

本日の朝採り野菜

トマトも赤く色づいてきたので、今日初採りをしました。出荷記録を見てみたら、昨年よりちょうど一週間早いです。
 トマトが採れ出すと、夏野菜の方もいよいよ本格的な収穫時期の到来です。ジャガイモの出荷は終盤にきているので、 なんとかこの夏を乗り切れそうですが、それにしても夏野菜の作付面積を増やしすぎました。「自分で自分の首を絞めている」感が無きにしもあらずです。
 でも、今年は日照りでジャガイモなどは直売所にあまり出てこず、二週間以上も私一人の独壇場でした。いいものを作って、売り場で評価されると、不思議とやる気が湧いてくるものです。

2013年7月4日木曜日

ケイ酸カリの散布

五月の下旬に植え付けた稲は、十分分けつして、一株25本の有効分けつを確保するまでに生長しました。この時期、水田には「ケイ酸カリ」という肥料を散布します。
 丈夫な稲にして倒伏防止に効果があるとされている「ケイ酸カリ」ですが、今年はそれに加えて、高温障害にも効果があるから是非散布するようにと、農協では勧めています。しかし、この肥料は20kg入り一袋が約2400円します。今日は、8袋散布したのですが、2万円近い出費です。
 稲の刈り取りは自分のコンバインでおこなうので、倒伏したことを考えれば、2万円の出費は仕方ないかと、つい考えてしまうのです。