2012年6月27日水曜日

里芋畑の潅水

梅雨だというのに、雨が降りません。畑は、乾ききってカラカラです。水気を好む里芋は、まったく元気がなく、生長も止まってしまったように感じられます。
 本来なら、この時季は潅水などをしなくても、雨水だけで十分生長していくのですが、もはや水をやらないとだめなようです。と言うわけで、川から直接水をかけられるところは直接に、ポンプが必要なところはポンプを引っ張り出してきて、一日中里芋畑の潅水に追われました。

2012年6月25日月曜日

じゃがいも(キタアカリ)の実

ジャガイモを掘っていたら、大きな房状の実がいくつか付いていました。時々実は見かけたのですが、こんなに大きな房状のものは、初めてです。
ジャガイモは、芋は地下茎ですから、この実が果実ということになるのでしょう。同じジャガイモでも、男爵を作っていたときは、実を見かけなかったのですから、キタアカリは実が付きやすい品種なのかもしれません。

2012年6月21日木曜日

トマトとキュウリの整枝

整枝作業も終え、すっきりした姿になりました

トマトは支柱を立ててからそのままにしてあり、キュウリもネットを張ってからほったらかしにしてあったので、わき芽が暴れて、藪状態になってしまいました。
キュウリは、もう実がなり出すし、トマトも三段目が開花しているものがでる始末なので、大急ぎで整枝作業をおこないました。トマト350本、キュウリ100本は、整枝作業だけでも何日もかかります。その上、トマトに実付きをよくするためのトマトトーンの散布作業もしなくてはなりません。そんな訳で、この数日はてんてこ舞いでした。毎日毎日、作物に追いたてられているような有様です。 
 ところで、トマトの写真に洗濯ばさみが写っています。これは、トマトトーンを散布した目印です。一房に一回だけ散布するので、間違えないように、目印をつけておきます。

2012年6月14日木曜日

ツクモグサを尋ねて八ヶ岳に登る

   横岳山頂付近に咲くツクモグサ

梅雨の晴れ間をねらって、ツクモグサを見に八ヶ岳の横岳に登ってきました。本州では、八ヶ岳と白馬岳にしか自生していないこの貴重な植物が、ちょうど開花期だというものですから、山積みの農作業など放り出して、山行きを実行しました。

夏沢峠から硫黄岳に向かう開放的な登山道
「峰の松目」が眼下に見えます    

朝、4時過ぎに家を出て、桜平の登山口から登り始めました。ここから、硫黄岳を経由して横岳を目指します。このコースが、一番アプローチが短いようです。

朝8時半。硫黄岳には誰もいません。
 
    爆裂火口壁からは、雲が吹き上げてきます。
硫黄岳から見た左から横岳、赤岳、阿弥陀岳

これから、ツクモグサが咲いている横岳へ向かいます。ツクモグサは、横岳でも一番赤岳よりの峰に多いので、横岳のいくつかの峰を越えていかなければなりません。鎖場やハシゴ場が多いのですが、ツクモグサ見たさに怖さは我慢です。

   途中、コマクサの群生地を通りますが、物々しいネットが張り巡らされていました。鹿の食害から保護するためと書いてありました。こんな上まで、鹿が来るんですね!

  ツクモグサの群生地。山頂付近の西斜面に咲いていました。
  
  ツクモグサのほかに、硫黄岳~横岳の山頂付近で見かけた花々の写真を載せておきます。
 ウルップソウ。まだ、固い蕾です。
 コマクサです。これもまだまだ先です。
 オヤマノエンドウ。紫色が鮮やかです。
 ミヤマキンバイ。黄色が鮮やかでした。

キバナシャクナゲが群生しています。
7月10日ごろが、ウルップソウやコマクサの見頃だそうです。この頃、もう一度来たいものだと、今から考えています。

2012年6月12日火曜日

新ジャガの季節

ジャガイモの生育状況を確かめるために、四株ほど掘ってみました。小さいものが多めですが、キタアカリとしては、十分なおおきさになっていました。まだ葉や茎が青いので、もっと大きくなるのですが、あと五日ほどしたら直売所に出そうかと思っています。6月いっぱいは新ジャガとして、品物も少なく人気があるので、それにあわせて出荷しようと考えています。

2012年6月7日木曜日

トマトの雨よけ栽培

昨年は、トマトの裂果が多くて、満足いく結果を残せなかったので、今年は裂果に強い『麗夏』『みそら64』を主体にリベンジをと意気込んでいます。幅3メートル、長さ100メートルの農用POフィルムをネットで購入して、雨よけハウスも作製完了しました。農用POフィルム用の押さえバンドがまだ届かないので、トンネルテープで代用していますが、強風対策もしっかりやって、昨年よりいい結果を出したいと考えています。
ところで、トマトの栽培は至る所に落とし穴があって、今年は育苗段階で管理がうまくいかず、かなりの数の茎枯病 に感染した苗を出してしまいました。毎年毎年、学ぶべき事が出てくる「オヤジの楽しい農作業」です。

2012年6月1日金曜日

ジャガイモの花

ジャガイモは、この時季、日に日に大きく生長しています。十日前の写真と比べると、まったく様子が一変しています。そして、花も咲き始めました。
 ここまで来ると、あと二十日もすれば新ジャガも食卓にのることができます。農作業の一番の楽しみは、こうした作物の育っていく姿を見ることにあるといっても過言ではありません。