2012年9月30日日曜日

畑の農作物の様子

 今年は、暑さがいつまでも続き、キュウリや茄子がなり続けたので、数日前まで直売所にだしていました。数はすくなくなったものの、キュウリや茄子はまだなっています。しかし、収穫する方も厭きてきたので、自家消費分をとってくるぐらいで、あとはほったらかしてあります。
 これからは、秋野菜のモードに変わってきます。その手始めに、サツマイモを掘ってみましたが、大きなものがたくさんとれました。これで、4株分です。

こちらは、松本一本ネギです。今年は、例年になく良品が収穫できそうです。こちらももう収穫できます。

 チンゲンサイです。毎年、「白さび病」になってしまうので、「白さび病」に耐病性のあるサカタの「艶帝」という種類のものを取り寄せて播いてみました。さらに、「白さび病」対策として、「リドミル2」という殺菌剤を播種時に土壌混和したので、どのような効果があるか見守っています。

玉葱の苗です。あと一ヶ月もすると、定植します。うまく発芽しました。

2012年9月24日月曜日

稲刈りの季節

9月中旬までは、猛暑でしかも畑がカラカラになるほど乾燥していたのですが、稲刈りを始めるようになると、大雨が降るようになりました。
昨日も、まとまった雨が降って、田んぼには水がたまっているような状態ですが、午後から稲刈りをおこないました。まだ雨が完全には乾かず、乾燥状態が悪いのですが、今年の猛暑で稲の「胴割れ」が心配なので、できるだけ早く刈り取りを済ましたいのです。

2012年9月23日日曜日

北岳で見かけた花

キタダケトリカブト
               
  先週の北岳登山記には、山の写真だけで、見かけた花々の写真は一枚もありませんでした。もう9月の中旬ですから、花々にはそんなに期待をしていなかったのですが、「花の山・北岳」の名に恥じず、まだまだきれいな花々が残っていました。もう枯れかけているものもありますが、いくつか紹介します。

 
ミソガワソウ

ヤナギラン

 
ヒメシャジン

トウヤクリンドウ

2012年9月21日金曜日

ニンジンの間引き

最初に播いたニンジンの種は、あまりよく発芽せず、また他の仕事の関係から草取りのタイミングを逃してしまい結局ヤブ状態で草取りさえできなくなって、八月に入ってからトラクターでおこして種をまき直しました。どうも、ペレットの種は一度水分を吸ったものが再度乾いたりすると、固まってしまって、発芽しにくくなってしまうらしいです。
 二度目は、「ひとみ五寸ニンジン」の普通の種を2dl播きましたが、こちらは多少の不揃いはあるものの、うまく発芽しました。草取りのタイミングを逃してしまって、おなじ失敗を繰り返さないために、今度はニンジン除草剤の「ロロックス水和剤」を3~5葉期に散布してみました。これは、セリ科の植物には作用しないで、他の植物は枯らすというものです。
 この除草剤の効果もあって、たいした草にもならず、うまく生長しました。あとはニンジンの間引きと残った雑草の草取りをおこなえば、 収穫まで手をかけなくても大丈夫です。

2012年9月14日金曜日

標高三千メートルの稜線歩き 北岳と間ノ岳

北岳山荘付近から望む北岳

北岳山荘から間ノ岳に続く稜線

 14日早朝、北岳山荘より雲海に浮かぶ富士山を望む
 
昨年からの念願の北岳と間ノ岳に登ってきました。北岳は標高3193メートルで富士山についで高い山で、間ノ岳は3189メートルで4番目です。ちなみに3番目は奧穂高の3190メートルです。 この二つの山を登って、その間の三千メートルの稜線を歩くのが、昨年の秋仙丈ヶ岳に登ってからの一つの大きな目標となっていましたが、その思いを夏山シーズンも終わって少し静かになってきた頃を見計らって実行しました。
   13日の早朝2時に自宅をでて、5時前に芦安の市営駐車場に到着しました。登山口の広河原へはバスか乗り合いタクシーでなければ入れないのですが、うまく始発の乗り合いタクシーに乗ることができて、6時30分過ぎに広河原に到着し、登山開始です。

登山口に向かっていくと朝日に輝く北岳と大樺沢の雪渓がみえ闘志がわいてきます

 この吊り橋を渡ればいよいよ登山口です

  大樺沢の二俣が近くなってきました。雪渓もまだ残っています

雪渓の脇を通って八本歯のコルへの登山道を登っていきます

二俣まで快調に登ってきたので、当初の予定を変更して 八本歯のコルへの登山道を登ることにしたのですが、これが全くの誤算で、この急登でエネルギーのほとんどを使い果たしてしまい、北岳山荘についたときはへとへとになってしまいました。左の写真のようなハシゴがいくつもあって、この登山道はとてもきつかったです。
 でも、登り始めて約5時間で北岳山荘に到着。まだ12時前なので、宿泊の手続きをを済ませて間ノ岳まで行ってみることにしました。

間ノ岳に向かうころにはガスがかかって景色は楽しめません

身体はバテバテで標準コースタイムと同じ1時間半かかって間ノ岳に到着

間ノ岳の山頂にあった標識。「東海パルプ社有林」とあります

 この日は、間ノ岳ピストンで終え、山の景色は明日に期待して、北岳山荘に泊まります。これは余談ですが、山荘の部屋で横になっていたら、携帯が鳴り電話がありました。こんな三千メートルの山の上でも携帯が通じるのにはビックリしました。しかも音声がとても良いのです。

翌14日の朝は、打って変わって良い天気です。5時過ぎ、山荘の部屋から雲海に浮かぶ富士山がきれいに見えました。

絶好の天気のなか、6時過ぎに北岳山荘を出発して7時前に北岳の頂上に到着しました。目の前には、すばらしい景色が広がっています。写真上は、頂上から見た仙丈ヶ岳。

正面に見えるのは、甲斐駒ヶ岳

 山頂に祀られていたお地蔵様。小銭がたくさん供えられていました

 山頂にある三等三角点。なぜか山の名前が「白根岳」となっていました

 正面に見える間ノ岳。その奧左は農鳥岳、右は塩見岳。南アルプスの山容はとても大きい

 北岳から今度は肩の小屋へ向けて降ります。北岳山荘と間ノ岳はこれで見納めです

しばらく降りると肩の小屋が見えてきました。肩の小屋から続く長い稜線を降りていきます


北岳と肩の小屋。肩の小屋に大きく標高三千メートルと書いてありました
 
肩の小屋から見た鳳凰三山。オベリスクがはっきり見えます

白根御池小屋へ出る道を下っていくと北岳の頂上が顔を出します


下に目をやれば雪渓が見えます
  
 11時半前、広河原のバス乗り場に着きました。下りはゆっくり歩いてきて、北岳山頂から約4時間でした。登山口に向かう吊り橋に目をやれば、これから登る人が大勢橋を渡って行きます。明日から三連休で山の上も大勢の人で賑わうことでしょう。
 

2012年9月9日日曜日

田んぼの畦にマムシが!

稲も黄色く色づいて、田んぼの水を落として、畦シートを片付けていたら、マムシに遭遇しました。畦シートを引っ張って剥いでいたところ、土と一緒にマムシが飛び出してきたのです。マムシはこれで二度目です。この独特の模様は忘れることができません。  
 マムシも不意を突かれたらしく、じっとして動きません。カメラを軽トラまで取りに行ってきても、そのままの場所にいました。望遠側を最大にして、数枚写真を撮りましたが、もう農作業を続ける元気は失せてしまいました。「畦シートは霜が降りる頃に片付ければいいや」ということにして、田んぼの畦にはあまり近づかないようにします。

2012年9月5日水曜日

生育の遅れを取り戻した里芋

今年はマルチをやらず、しかも穴底植えで深く植え付けたので、地温も上がらず、里芋の生育は例年よりワンテンポ遅れていました。しかし、この猛暑のなか何度かまとまった雨も降って、また雨が降らないで乾燥しているときは十分潅水したので、里芋の生育は例年以上のものとなりました。
 ここまで来れば、あとはほったらかしにしておいても十分な収穫が期待できそうです。いまから、秋の収穫が楽しみです。しかし、900株を手で掘るとなると、これはもう苦行と言うしかないと、恐れおののく自分でもあります。

2012年9月4日火曜日

玉葱の種まき

9月早々にやるべき事のひとつに、玉葱の種まきがあります。二ヶ月で、苗を育てて、11月の頭に苗を植えます。玉葱の苗は、あまり大きく育ったものを植えると抽苔してしまい、かといってあまりに小さく体力のないものを植えると冬枯れしてしまう危険があります。
 したがって、玉葱の種まきと移植時期は、その土地その土地によって異なり、一般的には語れないのだそうです。
  今年は、「ネオアース」が種が不作で、徳用袋を入手できなかったのですが、そのかわりいろいろな種類のものをまいてみました。「ネオアース」「O・L黄」「泉州中甲高玉ねぎ」「ジェットボール」「赤玉猩々」です。「ジェットボール」は極早生玉葱で、「赤玉猩々」は紫玉葱です。こうした毛色の変わったものを作ってみるのも、野菜栽培の楽しみのひとつでもあります。
左の写真のように、乾燥防止のために籾殻をうえにまいて、一応終わりですが、あまりに日差しが強い日が続くようなら、この上に遮光ネットを張ろうかと思っています。残暑が厳しいなかで、乾燥防止をおろそかにすると、発芽率が極端に悪くなります。玉葱やネギは種を播いて発芽させるまでは、かなり気を遣います。