2008年4月27日日曜日

リンゴの花

 桜、桃に続いてリンゴの花も咲き出しました。このあたりでは、これから五月の連休にかけて、リンゴの受粉作業がはじまります。 写真は、「陽光」の花ですが、これは「フジ」に比べてピンクが強く綺麗です。「フジ」は、白っぽくてあまり綺麗ではありません。

 まだあげ初めし前髪の林檎のもとに見えしとき 
 前にさしたる花櫛の花ある君と思ひけり

 やさしく白き手をのべて林檎をわれにあたえしは
 薄紅の秋の実に人こひ初めしはじめなり
 わがこゝろなきためいきのその髪の毛にかゝるとき
 たのしき恋の盃を君が情けに酌みしかな
 林檎畠の樹の下におのづからなる細道は 
 誰が踏みそめしかたみとぞ問ひたまふこそこいしけれ
         
       島崎藤村 『初恋』
 この歌は、リンゴの実がなる秋が舞台なのでしょうが、雰囲気はリンゴの花咲くころが一番マッチするような気がします。そして、リンゴの花を見ていると、なぜかこの歌が浮かんできます。

フキの収穫

 このところの雨で、フキも見る間におおきくなって、食べられるようになりました。早速収穫して、フキの煮物が夕食の食卓に並びました。この時期のものは、非常に柔らかくておいしいです。
 

水稲の苗作り

 十日ほど前から水につけて、発芽の準備をしていた種籾を、苗床に入れる作業をしました。これはかなり手間のかかる作業で、大勢で手際よくやる必要があります。親戚からも応援をいただき、天気にも恵まれ、無事すますことができました。
 ここまでくれば一安心で、多少の温度管理をして、あとは田植えを待つばかりです。

2008年4月25日金曜日

桃の花咲く頃

 五月の連休まで、後一週間となり、いよいよ農作業も本格化してきました。近くの桃畑では、満開の桃の花が人目を引いています。桜の花もいいけれど、私はこの少しくどいような桃の花がとてもすきです。少し大きめな画像をアップしておきました。クリックしてみてください。

2008年4月20日日曜日

里芋の芽だし

 例年だと、今頃里芋の種芋を植え付けているのですが、昨年種芋が腐ってしまい、発芽しないものがかなりあったので、今年は「芽だし」をしてから植え付けることにしました。はじめてのことなので、ネットでいろいろと調べてやってみました。
 やったことは、畑に種芋をならべ、土を浅くかけ、乾燥防止のために籾殻でおおい、ビニールのトンネルをかけただけです。これでうまくいくか自信がないのですが、ただうまくいくことを祈るのみです。

2008年4月19日土曜日

鎮守の桜

 この時期、桜の名所には、すばらしい桜が咲き競っていますが、近くの神社の境内の桜も捨てたものではありません。いつも見ている何の変哲もない桜の木が、年に何日か華麗に変身する、そんな目を見張るような風景もうれしいものです。写真をクリックしてみてください。綺麗でしょう。

2008年4月12日土曜日

雉の繁殖期

 今は、雉の繁殖期らしく、しばしば雉の鳴き声で朝の目が覚めます。
野菜を作っている畑は、神川のそばにあって、住み家となる林やヤブも多いので、行くと必ずと言ってよいほど雉を見かけます。近くには人家もあって、狩猟ができないことも、雉にとっては住みやすい環境なのかもしれません。
 今日は、雄と雌のつがいを見かけましたが、写真は雄しかうまく撮れませんでした。300ミリの望遠レンズで撮りました。

ネギ苗の植え付け

 このところの雨で、ネギ苗の生長が一気に進み、あまりに大きくなってきたので、今日ネギ苗の植え付けをおこないました。植え付けたのは、「松本一本ネギ」と「下仁田ネギ」です。
 去年の夏の終わり頃に、種を播いて育ててきたもので、十分な大きさになっています。今移植して、収穫は今年の秋です。 考えてみれば、ネギは収穫まで、かなりの時間を要しますね。
 それにしても、あまりにもたくさん植え付けたので、「そんなに作ってどうするの!?」と、家人のお叱りの声が聞こえそうです。でも、苗を捨てるのももったいないので、全部植えてしまったのです。
 ネギを植える上で重要なことは、畝の間隔を十分とっておくことです。こうすると、耕耘機で雑草退治ができますし、土寄せも機械ですることができます。

2008年4月6日日曜日

はじめてのアサツキ栽培

 去年の秋、ホームセンターで、アサツキの種(球根)を見かけたので、試しに植えてみました。冬の間は茎の部分は枯れてしまって、どうなっているのかわからなかったのですが、春になって勢いよく成長してきました。
 どのように食べるのか解らないので、近所のおばさんに聞いてみたところ、夏に茎が枯れるから掘り出して、球根を味噌をつけて食べればおいしいと言っていました。
 ビールのつまみに期待しています。

2008年4月5日土曜日

タマネギが生長しました

 今日は、近々ネギを植えようと思って、その準備をしました。肥料やけしないために、畝をたて、ネギ用の肥料を撒いて肥料と土がなじむようにしておきます。こうしておいて1~2週間後にネギの苗を植え付けます。去年の九月に種をまいたネギ苗は、十分生長していて、いつでも移植できるようになっています。
 ところで、去年の10月に移植したタマネギが、写真のように、もうすっかり生長してきています。

2008年4月4日金曜日

「まむし酒」のお世話になりました

 先週の土曜日に、苗代作りのために耕耘機を動かしていたところ、不注意で足の親指のさきを強く打ってしまいました。内出血で、爪の下が見る見るうちに真っ黒になってきたので、あわてて「まむし酒」を脱脂綿に浸して指をおおっておきました。おかげで、痛みもまもなく消え、今は爪の下に内出血の後が一部残っているだけです。
 私は、何度も「まむし酒」のお世話になっていますが、打ち身の特効薬として、「まむし酒」に及ぶものはないといつも思っています。爪が生えかわらなければすまないような目に何度もあっていますが、いつも爪は無事です。これほど劇的にきく薬はいままでお目にかかったことがありません。
 写真の「まむし酒」は、もう二十数年前に、叔父から頂いたものなのですが、減ってきたら35度の焼酎を足して、いまだに使っています。効果はすこしも減少していません。(叔父さん。ありがとう。)