スーパーの店頭にならんでいるニンジンは、きれいに洗ってあって、深紅に輝いて見えます。どうやって洗うかというと、ニンジン洗浄機というものがあって、ブラシを回転させてニンジンをかき混ぜて、水をかけながら「とも擦り」をおこさせて泥やゴミを取り除いているのです。ニンジン同士が擦れあって、表面がピカピカになるのです。金属加工でおこなうバレル研磨とまったく同じです。
ニンジンの専業農家では、みなニンジン洗浄機で洗っていると思いますが、直売所レベルの栽培規模では、安くても数十万円する機械の導入は無理です。以前は一つ一つ手で洗っていたのですが、時間がかかって疲れるので、今はペルー缶にニンジンを入れて大きなブラシでかき混ぜてニンジンを「とも擦り」させて洗っています。このやり方だと、20リットルのペルー缶ひとつの洗浄は数分間で終わります。しかも、かなりピカピカになります。
2024年11月17日日曜日
この時期の小松菜は食味最高
十月初旬に種を播いた小松菜と青梗菜が収穫適期になってきました。もともと、私は葉物野菜はあまり好きではなかったのですが、直売所に出すために作るようになってから、家にあるのでかなり食べるようになりました。この時期の葉物野菜は、以外と美味しく、とくに小松菜は苦みがなくかすかに甘さも感じるので美味しいと感じるようになりました。味噌汁の中に小松菜を一株入れるだけで味がまったく変わってきます。小松菜ってこんなに美味しいんだと、毎日実感しています。(一番上の写真、左が青梗菜、右が小松菜。二枚目の写真が小松菜、下が青梗菜)
2024年11月15日金曜日
霜で枯れてしまった里芋
里芋は、寒さに弱く、気温が下がって霜に合うと、地上部の葉や茎はたちまち枯れてしまいます。もう少し早くから、芋の掘り出しをおこないたかったのですが、ほかの作業の関係からやっと里芋掘りに着手するとこができました。
土寄せがきちんとできているので、芋の傷みは今のところありません。気温が氷点下になって、何度も氷がはるようになると、土中の芋にも傷みが出て来ます。なんとか11月中に掘りあげたいと思っています。
土寄せがきちんとできているので、芋の傷みは今のところありません。気温が氷点下になって、何度も氷がはるようになると、土中の芋にも傷みが出て来ます。なんとか11月中に掘りあげたいと思っています。
2024年11月12日火曜日
マルチ無しの玉ネギ定植
今年は、玉ネギの植え付け前に大雨があって、圃場はなかなか乾かず、マルチを張らないで玉ネギを植え付けることにしました。昨年も、試験的にマルチ無しで栽培してみたところ、結構うまく育ったので、今年は省力化もあって、全面的にやることにしました。15~20センチ間隔に溝を掘って、苗も同じくらいの間隔に置いていき、土をかけるだけです。今までに比べたら、倍ぐらいの速さで植えることができました。
ところで、今年は、苗の生育初期に雨が続き、できが良くありません。園芸店にも苗はあまり置いてありません。近所の人も、開店前に並んでやっと手に入れたといってこぼしていました。当初予定の3分の2ぐらいになってしまいましたが、6500本ほど植えました。
苗を植えた後は、除草剤ゴーゴーサン細粒剤を撒いておわりです。
ところで、今年は、苗の生育初期に雨が続き、できが良くありません。園芸店にも苗はあまり置いてありません。近所の人も、開店前に並んでやっと手に入れたといってこぼしていました。当初予定の3分の2ぐらいになってしまいましたが、6500本ほど植えました。
苗を植えた後は、除草剤ゴーゴーサン細粒剤を撒いておわりです。
2024年10月30日水曜日
柔らかさ抜群のグリーンボール
ブロッコリーと同時期に播種したグリーンボールも収穫適期となってきました。このボール型のキャベツは、それほど大きくはならず、グリーンボールとしてキャベツとは区別されているようです。最大の特徴は、外見上ボール型で小型であるということと、柔らかくてとても美味しいということで、非常に人気があります。
私も以前は、普通のキャベツを作っていたのですが、コンパクトで食味良好なので、もっぱらグリーンボールを作っています。
私も以前は、普通のキャベツを作っていたのですが、コンパクトで食味良好なので、もっぱらグリーンボールを作っています。
2024年10月28日月曜日
猛暑が影響? ネギが例年より細い
いま、連日ネギを収穫して、直売所に出しています。でも、今年のネギは細いものが多く、生育が遅れているように感じています。ネギは、あまり暑いと生育が止まってしまうと聞いていますが、やはり猛暑のせいでしょうか。秋野菜の収穫は、次々とこなしていかないと、間に合わなくなるので、例年通りこの時期に収穫していますが、ちょっと気になっています。
2024年10月25日金曜日
2024年10月15日火曜日
白菜「ほまれの極み」の定植
真冬の2~3月に収穫できる白菜「ほまれの極み」の定植をおこないました。年内取りの白菜は、10月8日の写真にあるように、かなり大きくなって結球も間近なのですが 、この冬取りの白菜は、この時期に植えます。去年は、試しに作ったのですが、思ったよりも良いものが取れたので、今年は350本ほど植えて、トンネルをかけてみようかと思っています。このあたりでは、2月取りの白菜など、誰も作っていないので、かなり貴重品です。
2024年10月9日水曜日
ニンジンが生長しました
9月10日のブログにアップしたニンジンの写真は、まだ小さくてそれほどたくさん発芽しているようには見えませんでしたが、一月たった現在では、畑を覆い尽くすほどの生育ぶりです。こうなると、雑草に負けるという心配もないので、収穫までこのままにして手入れはやらないつもりです。ちょっと心配なのは、あまりに密植過ぎて良品がそれほどとれないのではないかということです。まあ、そうなったら諦めます。
2024年10月8日火曜日
白菜やキャベツ、ブロッコリーの現状
八月下旬にグリーンボールとブロッコリー、九月中旬に白菜を定植しましたが、グリーンボールとブロッコリーはかなり害虫にやられて、食害が目立っています。白菜は、定植したのが遅かったために、食害はほとんどありません。グリーンボールとブロッコリーは、定植時にジュリボフロアブルの潅注処理をしてあるので、まだ大丈夫だろうと防除をさきのばしにしていたら、いつの間にか害虫のターゲットにされてしまいました。慌てて、農薬を散布して、なんとか食害をストップさせました。今後も、小まめに防除しないと駄目なようです。今年の夏は、暑さがいつまでも続き、害虫の発生状況も半端ではありません。
大根など、ダイコンシンクイムシ(ハイマダラノメイガ)にやられて、ほぼ全滅です。大根は自家用程度にしか作っていませんが、それにしても悲しいです。写真は、上から白菜、グリーンボール、ブロッコリーです。
大根など、ダイコンシンクイムシ(ハイマダラノメイガ)にやられて、ほぼ全滅です。大根は自家用程度にしか作っていませんが、それにしても悲しいです。写真は、上から白菜、グリーンボール、ブロッコリーです。
2024年9月10日火曜日
タイミング良い種まきでニンジンが発芽
台風10号の影響で、まとまった雨が降りましたが、その直前のタイミングを見計らって種まきをしたおかげで、ニンジンが見事に発芽しました。昨年は、まったく発芽せず、まき直したのですが、それもあまり成績が良くありませんでした。
今年は、まったく水やりもせず、一度雨が降ったあと除草剤「ゴーゴーサン細粒剤F」を散布し、その後何度か雨が降ったので、除草剤もよく効いて雑草も生えず、ニンジンだけがうまく発芽したのです。今年は、間引きが必要なほど発芽したので、収穫も期待できそうです。
今年は、まったく水やりもせず、一度雨が降ったあと除草剤「ゴーゴーサン細粒剤F」を散布し、その後何度か雨が降ったので、除草剤もよく効いて雑草も生えず、ニンジンだけがうまく発芽したのです。今年は、間引きが必要なほど発芽したので、収穫も期待できそうです。
2024年9月3日火曜日
この時期の必需品 携行蚊取り線香
8月は、キュウリ、茄子、トマトの収穫と直売所への出荷に明け暮れ、猛暑も相まって、ブログを更新する余裕はありませんでした。9月に入って、収穫も一段落してきて、ブロッコリー、キャベツ、白菜の種まきと植え付けにと、まだまだ仕事に追われていますが、多少の余裕が出てきました。
ところで、この時期、朝夕作業をしていて一番悩まされるのは、蚊やブヨにまとわりつかれることです。そうした中で、とても優れものを手に入れました。携行蚊取り線香です。これを腰にぶら下げて作業をしていると、蚊やブヨがまったく近づいてきません。今や、これ無しには畑に出かけることができません。
ところで、この時期、朝夕作業をしていて一番悩まされるのは、蚊やブヨにまとわりつかれることです。そうした中で、とても優れものを手に入れました。携行蚊取り線香です。これを腰にぶら下げて作業をしていると、蚊やブヨがまったく近づいてきません。今や、これ無しには畑に出かけることができません。
2024年7月25日木曜日
2024年7月16日火曜日
雨が続いて元気一杯の里芋
梅雨真っ盛りの雨続きで、人間の方はかなり参ってきていますが、水を好む里芋は元気一杯で、日々大きくなっています。一度土寄せをおこなって、除草のために畝間を管理機でおこした状態ですが、雨が上がって土が乾いてきたら、追肥をやって再度土寄せをおこなう予定です。追肥と土寄せを二、三度おこなって里芋が大きく繁って管理機が入れなくなったら、あとは収穫まで放任です。
2024年7月15日月曜日
トマトの露地栽培
だんだん年をとってズクが無くなってきたので、数年前から、トマトの雨よけ栽培はやめ、露地栽培に切り替えています。骨組を組み、雨よけシートをかける作業はかなり手間がかかるので、面倒くさいと感じるようになれば、もうできません。雨よけ栽培の方が、病気になりづらく、品質も良いトマトができるのですが、ほどほどにできればいいや、と割り切ってやっています。
それに、青枯れ病がトラウマになっていて、せっかく手間暇かけて雨よけをやっても、青枯れ病がでたら、一巻の終わりですからね。
一応、青枯れ病対策に、台木にタキイの「Bバリア」を使って接ぎ木をして、耐病性は高めてあるのですが、完璧ではないようですので。
それに、青枯れ病がトラウマになっていて、せっかく手間暇かけて雨よけをやっても、青枯れ病がでたら、一巻の終わりですからね。
一応、青枯れ病対策に、台木にタキイの「Bバリア」を使って接ぎ木をして、耐病性は高めてあるのですが、完璧ではないようですので。
2024年6月25日火曜日
2024年6月20日木曜日
今年の馬鈴薯は大不作
いま、馬鈴薯を掘っていますが、高温障害のためか、いろいろな問題が発生し、収量は大不作です。大雨と干ばつの繰り返しで、畝には大きなヒビが入り、そのヒビの間から日光が入り、芋の「青芋」化が大量に発生しました。(写真上) 「青芋」は食べると中毒の危険性があるので、全量破棄せざるを得ません。
また、土壌水分の激変のためか、芋が大量に割れてしまいました。(写真下) こうした障害のため、良品はかなり少なくなってしまいました。単価が多少高くなっても、全体の売り上げには影響なく、かつて無い不作となってしまうのです。
また、土壌水分の激変のためか、芋が大量に割れてしまいました。(写真下) こうした障害のため、良品はかなり少なくなってしまいました。単価が多少高くなっても、全体の売り上げには影響なく、かつて無い不作となってしまうのです。
2024年6月10日月曜日
里芋の植え付け
茄子の定植も終わって、春季の植え付け作業もいよいよ里芋だけとなりました。アルミシートなどの保温材をとって、種芋がどのようになっているか見たところ、ほとんどが芽吹いており、中には30センチほどに伸びているものもありました。今年は、最低気温があまり低くなかったためか、傷みもひどくなく、腐ってしまった種芋もあまりありませんでした。(写真下)
掘り出した種芋は、60センチ間隔で、昨日掘った溝に並べていき、土を崩して、種芋が見えなくなるまで覆って植え付けは完了です。今後、あまり雨が降らないようなら、畑に水をかけて灌水する予定です。
掘り出した種芋は、60センチ間隔で、昨日掘った溝に並べていき、土を崩して、種芋が見えなくなるまで覆って植え付けは完了です。今後、あまり雨が降らないようなら、畑に水をかけて灌水する予定です。
2024年6月5日水曜日
2024年6月3日月曜日
キュウリ棚の製作とツルの誘引
グリーンボールやブロッコリーを収穫して、直売所に出しながら、ほかの野菜の手入れも平行しておこなっているのですが、待ったなしの段階に来ているのがキュウリ棚の作成です。
キュウリは、ツルを誘引してやらなければ、「地這瓜」になってしまいます。また、ツルが長く伸びてくれば、棚を作ってネットを張る作業がとてもやりづらくなってきます。そういう訳で、先月の末に田植えが終わってから、キュウリの方に全力を傾注して作業を進め、なんとか完成させることができました。ツルの伸びが不揃いなので、長く伸びたのから、ネットに縛り付けていきます。
この作業は、「テープナー」というホッチキスのお化けのような道具を使っておこないます。光分解するテープで、ツルとネットの紐をくるんで、そのテープをホッチキスの玉で固定すると完了という仕組みになっています。一瞬で終わります。
キュウリは、ツルを誘引してやらなければ、「地這瓜」になってしまいます。また、ツルが長く伸びてくれば、棚を作ってネットを張る作業がとてもやりづらくなってきます。そういう訳で、先月の末に田植えが終わってから、キュウリの方に全力を傾注して作業を進め、なんとか完成させることができました。ツルの伸びが不揃いなので、長く伸びたのから、ネットに縛り付けていきます。
この作業は、「テープナー」というホッチキスのお化けのような道具を使っておこないます。光分解するテープで、ツルとネットの紐をくるんで、そのテープをホッチキスの玉で固定すると完了という仕組みになっています。一瞬で終わります。
2024年6月2日日曜日
ブロッコリーの収穫
ブロッコリーも収穫適期となり、雨の中、カッパを着て、早朝から畑に行って収穫してきました。ブロッコリーは、在圃性が無く蕾が開くと農産物としての価値は無くなってしまうし、鮮度も非常に大切なので、「朝どり」に限ります。だから、雨が降っていようが、毎日早朝に収穫する必要があるのです。
ブロッコリーとグリーンボールの収穫が重なってしまったので、しばらくは早起きは不可避となりました。
ちなみに、今回はサカタの「ピクセル」を作って見ましたが、アントシアニンが出てしまう傾向があり、やはり従来の「おはよう」の方が良かったような気がします。また、今年のブロッコリーは草丈があまり伸びず、蕾も全体的に小ぶりです。これは陽気のせいなのでしょうか。
ブロッコリーとグリーンボールの収穫が重なってしまったので、しばらくは早起きは不可避となりました。
ちなみに、今回はサカタの「ピクセル」を作って見ましたが、アントシアニンが出てしまう傾向があり、やはり従来の「おはよう」の方が良かったような気がします。また、今年のブロッコリーは草丈があまり伸びず、蕾も全体的に小ぶりです。これは陽気のせいなのでしょうか。
2024年6月1日土曜日
グリーンボールの収穫
今年は、「キャベツの価格が高くてなかなか買えない」という話をよく聞きます。私の畑でも、キャベツ(グリーンボール)が収穫適期となり、昨日から直売所に出し始めました。でも、一般のお店の値段が高いからといって、そんなに極端に高い値段はつけられません。平均すると、一つ200円前後でしょうか。去年より50円ぐらい高くなっていますが、資材などの高騰を考えれば、直売所らしい良心的な価格設定だと思います。
美味しく、安く、安心安全な生産者の顔が見える野菜作りをモットーに、品質の良いグリーンボールを提供していきたいと思います。ちなみに、今年作付けの品種は、サカタの「アーリーボール」です。このグリーンボールは、作りやすいし、良品率も高く、今まで作ってきたいくつかの品種の中では一番良いと思います。おすすめです。
美味しく、安く、安心安全な生産者の顔が見える野菜作りをモットーに、品質の良いグリーンボールを提供していきたいと思います。ちなみに、今年作付けの品種は、サカタの「アーリーボール」です。このグリーンボールは、作りやすいし、良品率も高く、今まで作ってきたいくつかの品種の中では一番良いと思います。おすすめです。
2024年5月23日木曜日
2024年5月19日日曜日
収穫適期が短いレタス
レタスを収穫し始めて一週間ほどですが、傷みや裂球がひどくなってきて、もう良品はほとんどとれなくなってきました。まだまだ食べられるので、外側の傷んだ皮をむいて、近所にお裾分けしています。収穫して、物置の涼しいところに置いておけば、まだ数日は保存できるので、自家用にもたくさん確保しておきます。
レタスは、旬をたっぷり味わって、あとは終わりというのが、いつものパターンです。
レタスは、旬をたっぷり味わって、あとは終わりというのが、いつものパターンです。
2024年5月12日日曜日
浅井戸ポンプの交換
15年近く使用した井戸のポンプですが、圧力タンクに穴があき、水漏れするようになりました。水をくみ上げることはできるのですが、あたりが水浸しになるので、日常的な使用には限界です。タンクを溶接して使うことも考えたのですが、薄い鉄板にうまく溶接できるかどうかも疑問ですし、この際思い切って新品に交換しようと思いました。
配管の位置もあるので、現在使っている東芝の相当品があるかどうか調べたところ、東芝は十年以上も前にポンプの製造からは撤退しているようでした。仕方が無いので、配管の位置が一番近そうな日立の浅井戸ポンプ「WT-P125Y」をネットで購入して自分で付け替えました。配管もそれほど大きく変更すること無く無事に設置できました。
それにしても、定価11万円越えのものが、ネットで6万円ちょっとで買えてしまい、工事費も自分でやってゼロで、大節約できました。しかも、インバーターポンプは、力強く、吐水量も以前のものに比べ格段の差で、今後の農作業の力強い味方となってくれそうです。
配管の位置もあるので、現在使っている東芝の相当品があるかどうか調べたところ、東芝は十年以上も前にポンプの製造からは撤退しているようでした。仕方が無いので、配管の位置が一番近そうな日立の浅井戸ポンプ「WT-P125Y」をネットで購入して自分で付け替えました。配管もそれほど大きく変更すること無く無事に設置できました。
それにしても、定価11万円越えのものが、ネットで6万円ちょっとで買えてしまい、工事費も自分でやってゼロで、大節約できました。しかも、インバーターポンプは、力強く、吐水量も以前のものに比べ格段の差で、今後の農作業の力強い味方となってくれそうです。
2024年5月11日土曜日
早生玉ネギは食味最高
五月の連休明け頃から、玉ネギを収穫して直売所に出荷しています。今年は、四月の大雨とその後の乾燥で、土が岩盤のように締まってしまい、玉ネギも形良く球状に育たなかったものが多数出てしまいました。形は悪いけれど、早生の新玉ネギはとても美味しいです。電子レンジで数分加熱しただけで、甘くトロッとした玉ネギになり、私は毎日食べています。まさに旬の味で完全にはまってしまいました。
遅霜 災害は忘れた頃に
昨日、最低気温が2度まで下がり、馬鈴薯が遅霜にやられました。五月の連休も終わり、もう霜は降りないだろうと思っていた矢先だったので、がっかりです。でも、霜自体はそれほど強いものではなかったので、葉が部分的に枯れただけで、回復は早いと思います。最低気温が2度、最高気温が28度と、寒暖差が25度以上もあるので、野菜だけではなく、人間の方も参ってしまいます。
2024年5月8日水曜日
馬鈴薯の中耕と土寄せ
今年は遅霜が一度も無く、馬鈴薯も霜にやられることなく、順調に生育しています。しかし、種芋を植え付けてから50日も経つと、雑草も大きくなってきます。植え付け時に、除草剤「ゴーゴーサン細粒剤F」をまいたのですが、キク科の雑草には効果が無いようで、ノボロギクがはびこってきました。
そんなわけで、雑草退治をかねて土寄せをおこないました。畝間を管理機でおこしておいて、はね上げ機で土をはね上げて株元に寄せていきます。今この一手間をかけておくと、「青いも」もなくなり良品率がアップします。
そんなわけで、雑草退治をかねて土寄せをおこないました。畝間を管理機でおこしておいて、はね上げ機で土をはね上げて株元に寄せていきます。今この一手間をかけておくと、「青いも」もなくなり良品率がアップします。
2024年5月7日火曜日
2024年4月20日土曜日
2024年4月18日木曜日
トマトの接ぎ木
このところ日差しが強くて、ハウスの中は猛暑日の連続で、とても作業ができるような環境ではありませんでした。今日は、待望の曇りの一日で、気温もそれほど高くなかったので、ハウス内でトマトの接ぎ木をおこないました。本来ならば、数日前におこなわなければならなかったので、茎も太くなりすぎてしまいましたが、茎の細い部分を使ってなんとか400本ほど、接ぎ木しました。
台木は、タキイの「Bバリア」で、穂木はサカタの「麗夏」です。私の圃場は、青枯れ病に汚染されているので、接ぎ木による青枯れ病対策は、絶対的に必要な作業なのです。接ぎ木は、それ自体はそれほど難しくないのですが、このあと養生ハウスで活着までの管理が最大の難関となります。一週間ほど気が抜けません。
台木は、タキイの「Bバリア」で、穂木はサカタの「麗夏」です。私の圃場は、青枯れ病に汚染されているので、接ぎ木による青枯れ病対策は、絶対的に必要な作業なのです。接ぎ木は、それ自体はそれほど難しくないのですが、このあと養生ハウスで活着までの管理が最大の難関となります。一週間ほど気が抜けません。
2024年4月7日日曜日
玉ネギの除草
気温も上がって、玉ネギも日ごとに青々としてきました。と、ともに雑草の方もかなり繁茂してきたので、草取りをやっています。腰をかがめておこなう作業なので、毎日少しずつやって、大きな草はなんとか退治できました。マルチをはって植えておいても、植え穴からはかなりの草が生えてくるので、結局手作業で草取りをするしかありません。
写真下は、最後に残った細い苗をマルチをはらずに植えたものですが、定植後に除草剤散布しておいたので、雑草はほとんどありません。生育の方も、マルチをはったものとほとんど遜色がありません。植える作業も格段にはやいので、来年度からはマルチをはらないで、除草剤散布でやってみようかと思います。ちなみに除草剤は「ゴーゴーサン細粒剤F」です。
写真下は、最後に残った細い苗をマルチをはらずに植えたものですが、定植後に除草剤散布しておいたので、雑草はほとんどありません。生育の方も、マルチをはったものとほとんど遜色がありません。植える作業も格段にはやいので、来年度からはマルチをはらないで、除草剤散布でやってみようかと思います。ちなみに除草剤は「ゴーゴーサン細粒剤F」です。
2024年4月3日水曜日
ブロッコリー 圃場が準備できず苗の老化が心配
彼岸過ぎにまとまった雪が降ったり、このところの雨続きで、圃場は乾く間がありません。レタスとグリーンボールはなんとか定植しましたが、ブロッコリーは畝たてすらできていない状態です。例年、春先は好天が続かないのですが、これほど雪や雨が連続的に降る年は珍しいです。
ハウスの中は、日中日差しがあれば、かるく30度をこしてしまうので、苗は老化気味になってきました。老化苗を植えると、生育が悪いので、毎日天気予報をチェックしているのですが、なかなか思うようにはいきません。
ハウスの中は、日中日差しがあれば、かるく30度をこしてしまうので、苗は老化気味になってきました。老化苗を植えると、生育が悪いので、毎日天気予報をチェックしているのですが、なかなか思うようにはいきません。
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