2023年2月24日金曜日

春を待つネギ苗


 昨年に9月に種を播いたネギの苗ですが、寒い冬の中で、外側の葉はほとんど枯れ、かなりみすぼらしい姿になっています。しかし、中心はしっかりしていて、この状態でも4月になれば青々とした立派な苗に姿を変え、定植することができるようになります。中心にあるは葉も少しずつ生長しているのですが、3月下旬頃から一気に伸びてきます。
 ところで、このネギはタキイの「ホワイトスター」ですが、取説では春に種まきするのが普通のようです。そうすると、抽苔がおきなくて、ネギ坊主をとる作業も必要ありません。当地では、気候の関係からか、根深ネギは秋まきするのが一般的で、私もそうしています。当然、にネギ坊主をとる作業は必要になります。太くて大きいネギ苗を植えると、8月頃から収穫できるので、メリットもあるのです。

2023年2月18日土曜日

ブロッコリー、グリーンボールの発芽


 ブロッコリーとグリーンボールが、播種してから一週間少しで、発芽しました。今年は、ハウスやハウス内のトンネルの開け閉めをこまめにして温度管理をきちんとやったせいか、発芽そろいがよく、きれいに発芽しました。これだけきれいに発芽すれば、温熱マットは不要です。
 まだまだ、寒い日が続き、昨日も最低気温は マイナス8度まで下がりました。苗の生育は、ゆっくりですが、発芽してしまえば、ハウスとトンネルでなんとか育苗ができます。

2023年2月12日日曜日

育苗の温度管理


   今まで、セルトレーやポットに種を播いた時は、温度管理などはあまり厳格にせず、発芽は成り行きにまかせたままでしたが、セルトレーの場合は培養土が少なく、結構高温になりやすく、失敗することも時々ありました。
 そこで、これからは、きちんと温度管理をやってみようと思い立ちました。 コメリで2,300円ほどの温度計を買ってきて、ハウス内に設置しました。この温度計は、室内温度以外にも、もう一つ温度センサーの端子がついているので、それをセルトレーの土の中に差し込みます。しかも、最低気温、最高気温も記録されているという優れものです。
 ちなみに、最低気温はハウス内でマイナス2度、ハウスの窓を開けないでおいた状態の最高気温は45度でした。 セルトレーの中は、最低1度、最高33度でした。このデータに基づいて、寒暖の差が大きすぎるので、窓の開け閉め、トンネルに直射日光を防ぐための遮光ネットの設置など、応急対策をおこないました。

2023年2月10日金曜日

今年はカリフラワーも植えてみます


  この二日の間、グリーンボール、ブロッコリーの種まきをおこないました。グリーンボールは、カネコの「爽月」を128穴のセルトレー12枚、ブロッコリーはサカタの「おはよう」を12枚ほど播きました。そして、今年は新たな試みとしてカリフラワーを播いてみることにしました。品種は、タキイの「スノークラウン」です。今回は試しということで、セルトレー2枚(約250粒)ほどです。温床設備がない(ハウスに電気が来ていない)ので、発芽までは時間がかかりますが、トンネルを作って日光の力で暖めてもらって、早く発芽することを期待しています。

2023年2月6日月曜日

レタスの発芽


 一年で最も寒い時期の種まきでしたが、レタスが発芽しました。今日は、セルトレーの上にかけておいた保温用の新聞紙とポリフィルムを取り除きました。発芽はまだそろっていませんが、早く発芽したものが徒長苗になるのを防ぐために早めにとるのが、丈夫な苗を育てるためには必要なのです。こうしておけば、ハウス内のトンネルだけで、きちんと発芽がそろっていきます。写真上は、セルトレーを覆っている新聞紙とポリフィルム。これをとると、もうレタスの芽が出ています。