2009年11月29日日曜日

越冬の準備

 里芋や大根などの根菜類を越冬させるために、簡易ビニールハウスをつくりました。昔、父親が花卉栽培をしていたときに使っていたものを利用して、畑に穴を掘ってその上にハウスをつくったのです。穴には野菜類を入れ、土をかけてその上に藁をたくさん敷き詰めておきました。こうしておけば、信州の冬もなんとか乗り切れるでしょう。
 春には、このハウスのなかで里芋などの「芽出し」ができるし、野菜の苗も育てることができそうです。

2009年11月27日金曜日

松本一本ネギ

 今年は、秋にかなり雨が降ったためか、ネギにもいろいろな病気が発生しました。
一つは、ネギ萎縮病です。これはアブラムシがウイルスをばらまいて広がるらしいですが、かなり発生しました。見つけたら、一本一本抜いて他に病気が移らないようにしなければなりません。もう一つは、赤サビ病です。これは低温多雨と肥料切れで広がりやすいとのことですが、これもかなり発生しました。ネギは種を播いてから収穫まで15ヶ月前後もかかるので、どうしても病害虫からは無縁ではいられないようです。 また、乾燥には強いけれど湿気には弱いので、今年のように雨の多い気候のときは、ますます病気になりやすいのです。
 こうした厳しい条件下にありながら、立派な松本一本ネギがたくさん収穫できました。しばらく日向に干してから、物置に入れておくと来年の春まで食べることができます。

2009年11月26日木曜日

山茱萸(サンシュユ)の実

 我が家には、庭に大きな山茱萸(サンシュユ)の木があります。春先の黄色い花も見事ですが、葉が落ちた今頃の赤い木の実もとてもきれいです。この実は漢方薬の原料にも使われるそうですが、渋みがあって美味しくないのかほかにもっと美味しい餌がたくさんあるのか、この時期は鳥たちも見向きもしません。ところが2月頃のある日、突如渡り鳥の大群がやってきて、一日でこの鈴なりになっている実を全部食べ尽くして木を丸裸にしてしまうのです。

2009年11月22日日曜日

ニンジン掘り

 いつの間に11月も20日を過ぎてしまいました。今年の秋は結構雨が多く、本格的な霜もまだ降りないのでのんびしていたら、いつの間にか秋野菜の収穫の時季が来てしまいました。今日は、手始めにニンジンを掘りました。なぜニンジンにしたかというと、今年のニンジンは生長が良く、大きくなりすぎて割れるものが多くなってきたからです。これ以上大きくさせたら不良品の割合がますます多くなるので、寒さには結構強くそんなに急ぐ必要のないニンジン掘りを優先させたわけです。
 というわけで、少しでも傷のあるものや小さいものは畑に棄てても、大きなコンテナに山盛り3っつも収穫できました。それも二十センチ前後のものがほとんどです。とても一軒で消費できる量ではありません。今から、あちらこちらに配る手立てに苦慮しています。

2009年11月14日土曜日

立派なブロッコリーがとれました

 秋野菜の種を買いに行ったとき、たまたま園芸店の店先にブロッコリーの苗が並んでいたので、面白半分に数本買い求めたものが、今立派なブロッコリーが収穫できるようになりました。今年は、秋野菜の生育がよく、野菜の値段も30年前の水準と言われるほど豊作らしいですが、私の畑の野菜もかつてなく生育が良く、ブロッコリーなどもほったらかしにしておいたのですが、とてもいいものがとれました。

2009年11月11日水曜日

ねずみ大根の葉

 秋も深まり、大根の収穫時期も間近となってきました。ところで、となりの坂城町が主要な産地である地大根の「ねずみ大根」は、普通の大根とは葉の形状が違っていて、とても特徴的な形状をしています。写真上が「ねずみ大根」、下が普通のだいこんです。葉の先が尖っているのが特徴で、いつも「同じ大根なのにどうしてなのだろ?」と疑問に思っています。
 今年の「ねずみ大根」は、この春花を咲かせて自分で種を取ったものです。地大根は、交配種ではないので、自分で種をとって栽培することが可能です。

2009年11月10日火曜日

玉ネギの植え付け

 今年は、玉ネギの種がうまく発芽しなかったので、あとからまき直しました。そのため、苗の生長も遅く、二度にわたって植え付けをおこないました。大きいものは10センチ以上に成長しているのですが、小さいものはその半分にも満たないのです。あまり小さいと冬を越せるか心配ですが、大きいのもトウがたってしまい、それもよくありません。どちらがいいのか、「神様のみご存じの領域」ですので、作業が終わって一安心とすることとします。

2009年11月4日水曜日

里芋堀り

 11月3日の寒波の到来で、あんなに元気がよかった里芋も、上の写真のように一瞬のうちに葉が枯れてしまいました。4日も最低気温が氷点下になるというので、あわてて里芋掘りをおこないました。里芋は低温にはとても弱く、地上近くの芋まで傷んでしまうので、手早く収穫してしまうに限ります。 今年は、越冬させるために、大部分を株ごと掘ってきました。おかげで、軽トラックの荷台が山盛りになるほどありました。あまりに多いので、近所の友人に「出荷するの?」と言われてしまいました。でも、出荷はしません。里芋は、うまく作るのはなかなか難しいし、あげるとみんな喜んでくれるので、親戚や友人に配ります。そして、なによりも私自身年をとったせいか、この里芋が結構好物なのです。
 保存についてネットで調べてみると、子芋を切り離してしまうとそこから腐ってくるので、切り離さないで株を逆さにして土のなかに保存するといいとあったので、そのようにやってみようと思っています。株を逆さにしないと、上にかけた土の重みで子芋がとれてしまうとのことです。「なるほど、いろいろな理論があるもんだなあ。」と、感心しました。

2009年11月3日火曜日

長芋の収穫

 長芋は、もう蔓の部分が完全に枯れてしまったので、掘ってみました。今年の長芋は、気候のせいか種芋のせいかわかりませんが、やや小振りです。それに一つの種芋から二本の芋が分岐したりして、よけい小振りになってしまいました。しかし、収穫できた芋は種芋15本に対して20本近くあるので、まずまず成功の部類に入ると思います。それに小芋も数本あるので、これは来年の種芋に使えそうなので、その意味でもうまくいったと言えるでしょう。