今年は、柿の「なり年」のようで、我が家の渋柿も大きな実がたくさんなっています。 渋柿は、干し柿にするか焼酎で渋抜きするかと、食べられるようにするのになかなか手間がかかるので、毎年鳥の餌になるのが関の山です。ところが、最近ドライアイスで簡単に渋抜きできることを知り、やってみました。
大きなビニール袋に柿を10キロほどならべ、柿の上にドライアイスのブロックを2個タオルに包んで置きます。このとき直接柿に触れないように段ボールを下敷きにしてドライアイスを置きます。その上で、掃除機で袋の中の空気を吸い出して、口を閉じます。しばらくすると、炭酸ガスで、ビニール袋が風船のようにパンパンに膨らみますが、そのままにして、四日間おいてできあがりです。
袋を開封してみると、焼酎の時のようにべとつかず、きれいに乾いたままです。そして、食べてみてびっくり。渋みは全くありません。種なしの渋柿が、極上の甘柿に変身です。来年は、もっと大量に渋抜きして、近所や親戚に配ろうかと、渋柿の美味しさを見直しているところです。