ナスの台木「トナシム」が接ぎ木できる大きさになったので、ナスの接ぎ木をおこないいました。写真左は、ナスで「割接ぎ」、右はトマトで「接ぎ木チューブ」を使ったものです。すでに、トマトは完全に接合しているので、養生ハウスから出してあったものです。
ナスの場合は、台木と穂木の大きさをそろえるのが難しく、しかも茎が円筒形ではなく、「接ぎ木チューブ」を使った接ぎ木はうまくいかないので、クリップを使った「割接ぎ」でやるのが一般的のようです。
土壌に菌がいなければ、こんな接ぎ木をやらないで自根苗を植えるのが一番簡単なのですが、ナスにも半身萎凋病 とか萎凋病という厄介な病気があるので、やはり耐病性のある台木に接ぎ木をするのが不可避です。台木「トナシム」、穂木「筑陽」「PC筑陽」で何年も接ぎ木栽培をおこなっているのですが、この組み合わせでタキイから苗を購入すると、1本500円もするので、300本植えるとなると、やはり自分でやらざるを得ません。