芽だし中の里芋がどのようになっているか見てみたところ、大部分の里芋にすでに芽が出てきていました。一緒に芽だしをしておいた生姜も、小さい芽が出てきています。遅霜の心配もあるのですが、園芸店でも芽だしした里芋をすでに売っているので、掘り出して生姜と共に畑に移植しました。いつもなら田植えの後ぐらいにならないと、芽が出てこないのですが、今年は一ヶ月近くも早くなりました。秋の収穫が期待できそうです。
ところで、園芸店では芽だしした里芋の種芋は、一個200円近い値段がついています。今日植えたものは五十数株なので、もし芽だししたものを買ったとすれば、一万円前後はします。たかい!
また、芽だし中に、一割前後の芋が腐ってしまいました。来年は、種芋をばら売りで一つ一つ吟味して買おうかと思っています。袋売りは、不良品が混ざっていても選別して買えません。こうした苦労も、里芋作りの難しさを物語っているといえるでしょう。でもそうであるが故に、逆にファイトが湧いてきて、いい物をしかもできるだけ安く作ろうといろいろ考えるから面白いです。