今日の早朝、直売所に出す里芋とネギの袋詰めをしながら、NHKのラジオを聞いていたら、香港からのレポートで、中国武侠小説の大家・金庸さんが先月亡くなったことを知りました。中華世界で、絶大な人気を博している金庸の武侠小説は、一度虜になったら最後まで人を引きつけて放さない魅力にあふれたものなので、私も全部を読み終わるまで放してもらえませんでした。香港からのレポートでは、鄧小平が寝る前に金庸の小説を読んでいたとの娘の証言をエピソードとして語っていましたが、指導者から庶民まで根強い人気を得ていたようです。
94歳でお亡くなりになった金庸さん。安らかにお眠りください。
なお、金庸の武侠小説についての私の解説は、こちらにあります。