水稲の苗作りの第一歩として、種籾の種子消毒と発芽促進のための浸漬を始めました。種子消毒は、「テクリードCフロアブル」の200倍~24時間浸漬でおこない、その後発芽促進のために10日ほど水につけておきます。この作業が始まると、いよいよ今年の米作りがはじまったと、気持ちが高揚してきます。
ところで、この農薬の薬効の説明について、「稲ばか苗病」があげられています。「ばか苗病」というのは、農薬取締法のもとで正式に表記されている病名です。しかし、現代でもこんな病名が正式に通用しているとは、かなり違和感があります。もう少しなんとか、表現ができないものでしょうか。「百姓の爺さんたちに小難しい名前をつけても分からないからこれでいいんだ」とでも言われているようです。こんな病名を平気で書く方も、民度が問われていますよね。