2007年4月23日月曜日

種籾の水浸

 四月も中旬になれば、稲作の準備に追われるようになります。苗代づくりを、四月下旬に計画しているので、まず種籾を消毒して10日前後水につけ、発芽を促進させます。米の品種は『コシヒカリ』です。米づくりも、初期の段階では結構神経を使います。種籾の消毒、培養土に『立ち枯れ防止』の混入など、農薬も最低限は必要です。田植えをすませてしまえば、農薬は使いませんが、苗の段階では農薬の使用も仕方がないように思います。

2007年4月8日日曜日

家の周りを徘徊する雉子

 7~8日の土、日曜日に、ジャガイモをまきました。品種は、「キタアカリ」です。以前は「男爵」と「メイクイーン」がほとんどでしたが、食味がよく熱も通 りやすいということで、「キタアカリ」の方が人気があります。ただ、「キタアカリ」は種イモの値段がやや高いということと、収穫量が若干すくないという難 点があります。
 この時期にまいたイモは7、8月には収穫ができ、新ジャガが食べられます。
 ところで、私の家の周りには雉子が何匹かすみついています。毎朝、雉子の「グワッ、グワッ」というかん高い鳴き声で目がさめます。写真は、雄の雉子。

2007年4月1日日曜日

野菜の植え付けの準備

 来週あたりから、ジャガイモをまいたりして、野菜の作付けをおこなっていこうと思って、畑をおこしました。昨夜の雨で、土も大量の水分を含んでいて、少しおこしづらかったのですが、砂地なので何とかおこせました。普段は、トラクターでやってしまうのですが、耕耘機もたまには使わないとエンジンがだめになってしまうので、古い耕耘機を引っ張り出してきてつかってみました。これでもジーゼルなので、けっこう力があります。それに、高い「カタカタカタ」というエンジン音はなんともいえない快感です。こうしたジーゼルエンジンの小気味よい音を聞くと、いよいよ農作業が本格的段階にはいりつつあると実感できます。
 ところで、これを書いていて、むかし灯油で動くエンジンがあったことを思い出しました。圧縮比が高くて、いい音を出していました。

2007年3月24日土曜日

春にむけた準備

 3月も下旬になると、農作業もしだいに本格化してきます。今日は、リンゴの第一回目の消毒をおこないました。石灰硫黄合剤とマシン油の消毒ですが、リンゴの芽がでないうちに、越冬した害虫を駆除するのが目的です。
 さらに比較的暇なこの時期に片づけなどの作業をおこないます。今日は、父親が農業をやっていたときの残骸であるビニールハウスの骨組みを、産廃業者に持ち込みました。数年まえには、処分代として軽トラ一台で1000円かかりましたが、いまは逆にこれだけで7000円も頂きました。こんなにお金になるのですから、金属類の盗難が相次ぐのもうなづけます。


土手の梅の花も満開です。この梅は小梅ですが、梅干しにするととてもおいしいです。果実も小さくて、夏には毎日弁当箱にひとついれていきます。
 梅の木は花を観賞するだけでなく、食料の対象としても貴重な存在です。剪定などもしっかりやらなければなりません。ともあれ、この時期は花などを楽しみながら、ゆっくりと作業ができるので、気持ちも豊かになります。

2007年3月19日月曜日

春一番の収穫

 春一番に収穫した作物はフキです。私は、畑の隅の100㎡ほどのスペースにフキを栽培しています。
今年は暖冬のせいか、1月のうちから何度もフキノトウを収穫しました。あのほろ苦さは、てんぷらにしてもフキみそにしても、春の香りを味わえて、美味しいものです。
 写真は、畑からとってきたフキノトウです。花が開かないで、蕾の状態ののものがおいしいです。
 この春の恵みの収穫を第一歩として、ことしもたのしい農作業の開始です。2007年度版の農作業日記は、Googleにお世話になって、ブログでお伝えします。