2014年3月12日水曜日

雪煙が舞う 天狗岳

東天狗岳(標高2640メートル)の頂上 厳冬期と同じ完全装備です

家の周りの山を眺めていると、山に登りたい気持ちがますます強くなってきます。今日は、気温も上がって、暖かい一日になるという天気予報だったので、ポカポカ陽気の春山登りを期待して、八ヶ岳の天狗岳に行ってみました。ところが、下界の穏やかな天気とはうって変わって、八ヶ岳は強風で、雪煙舞う厳冬期さながらの天気でした。頂上では、充電して持っていったデジカメも、バッテリーがダウンしてしまうほどでした。
 しかし、日差しは強く、樹林帯に入れば風もなく、楽しい山登りができました。八ヶ岳は、この時季アクセスがよいので、平日でも大勢の登山者がいました。しかも、これだけの山でも、休憩を入れて5時間半ほどで登山口まで戻ってこられるのですから。

中山峠からの稜線を登ります。行く手には雪煙が舞っています

東天狗岳頂上まで直ぐです。先行者二名が見えます

目の前に広がるこの景色が見たかった。左から、硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳

西天狗岳。鞍部に雪煙が舞い上がっています。今日は誰も登っていません。

蓼科山、北横岳方面。霞んでいます

稲子岳の絶壁がすごいです。中央奧に「にゅう」が見えます。

根石岳(夏沢峠)方向から東天狗に登ってくるパーティー。こちらも雪煙がすごいです


10分ほどで、さっさと下山です。西天狗はまたの機会に挑戦します

黒百合ヒュッテまで戻ってきて早めの昼食です。この小屋は通年営業です

「天狗の奥庭」方面は相変わらず雪煙があがっています

シラビソの樹林帯でしょうか。典型的な北八ヶ岳の風景

黒百合ヒュッテから少し下りたところの景色。あとは一気に下山です。