昨年も茄子の半身萎凋病の被害がかなり多かったので、今年は全面的に耐病性のある台木に接ぎ木をしようと、台木「トナシム」の種まきをおこないました。昨年試験的に接ぎ木をやってみて、「トナシム」は生育が遅く穂木より半月は前に播種をおこなう必要があることがわかったので、早々の種まきとなりました。
今年は、播種の新兵器「カリカリくん」を購入して、ポットに一粒づつ500粒ほど播いたのですが、意外と早く作業が完了しました。柄のところに溝が掘ってあって、それを指の爪でカリカリと弾いてやると、その振動で種が一列に並んで、一粒づつ落ちていくのです。うまいことを考えたものだ、と感心しました。