石油価格の暴騰に端を発し、食料価格の急騰へと発展した世界経済のなかで、中国などの燐鉱石の輸出制限のあおりを受けて、日本でも肥料価格が高騰するとマスコミでさかんに報道されています。
全農が7月から肥料を値上げする(倍ぐらいになるらしい)と報じられていたので、ささやかな抵抗で、すこし買いだめをしておこうと思って農協へいきました。
ところが、お目当ての水稲用の肥料は売り切れていて在庫はないというではありませんか。使う量は少ないが、野菜用の肥料をすこし余計に買っておこうかと思ったら、「一種類につき一人5袋まで」というのです。やはり、皆同じことを考えるらしく、肥料を買いに来るお客が多いとのことでした。
結局、野菜の肥料を中心に、15袋ばかり買って、後はあきらめることにしました。「たのしい農作業」が、「苦しい農作業」になるのは、時間の問題のような気がします。