駒津峰の南斜面は紅葉が真っ盛り
仙丈ヶ岳や北岳に登ったときに、その美しい姿はいつも目にしているのですが、何度も見るにつけ、深田久弥の『日本百名山』に「甲斐駒ヶ岳は名峰である。もし日本十名山を選べと言われたとしても、私はこの山を落とさないだろう。(この山を讃えた僧海量の漢詩を引用して)…信州側からすれば、碧芙蓉ではなく、白芙蓉ということになろうか。」とまで言わしめたこの山を登らずにはおれなくなったのです。
北沢峠から双児山へ登ってくると視界が開け北岳や間ノ岳、塩見岳がきれいに見えます
南アルプスの女王・仙丈ヶ岳が正面に見えてきます。優雅な山容です
甲斐駒ヶ岳も頭をのぞかせてきます。登る闘志が湧いてきました
鋸岳が目の前に見えます。標高はそれほど高くありませんが、険しい山です
駒津峰まで来ると摩利支天と甲斐駒ヶ岳が正面に迫ってきました
今日は好天に恵まれ中央アルプスの山々もよく見えます
朝のうちは天気が良く、富士山が鳳凰三山の奧に望めました
駒津峰を過ぎて、間違えて直登コースに入ってしまいました。大きな岩をよじ登ったりで、ここまで来てやっと写真を撮る余裕が生まれました。写真より実際は、かなりの急斜面です。頂上には、三時間あまりで着きました。7時前に登り始めたので、まだ10時前でした。写真は甲斐駒ヶ岳山頂にある祠です。
頂上でくつろぐ登山者たち。連休最終日でも大勢の登山者が登っていました
頂上でゆっくり休んでいると、だんだんガスがかかってきました。仙丈ヶ岳も見えません。
下山道の周りは白い砂で一面白の世界です
下山は「巻き道」を降りてきました。滑りやすいので注意が必要です
駒津峰は、甲斐駒ヶ岳が正面に見える絶好の撮影ポイントです。下山してきた人たちは、皆ここで休憩して写真を撮っていきます。
山頂付近の拡大写真です。写真をクリックすると拡大しますので、山肌が鮮明に見て取れます。