7月も下旬になると、田んぼの様子も大きく変化してきます。稲は分けつも終わって、出穂の準備へと入っていきます。今年は6、7月の温度も高く、分けつも十分です。また、梅雨あけから暑い日が続き、順調に生長しています。
今日、稲の茎の部分を割って、幼穂の成育状態を調べてみたら、5センチ以上になっていました。幼穂が3~5センチになったら、追肥をする時期です。ということで、今日水田に追肥を散布しました。
追肥は、窒素系肥料です。稲の茎や葉は大きくしないで、実入りをよくする観点から、窒素系肥料を散布するのです。追肥は、撒くタイミングを間違うと、稲が倒伏するので(とくにコシヒカリは!)、幼穂の状態を細かくチェックしながらおこないます。