2008年11月8日土曜日

身にしみて 大根辛し 秋の風  芭蕉

 霜も二度ほど降り、秋もだいぶ深まってきました。根菜類も少しずつ掘って、越冬の準備をしています。
 写真の真ん中の大根は、坂城の地大根「ネズミ大根」です。大根おろしにするととても辛いですが、それがまたおいしいのです。
 坂城町では、この大根をPRしようと、標題の芭蕉の俳句の句碑をつくったそうです。この句は、「更科紀行」のなかにあるので、坂城のネズミ大根を食べてよんだといっても、まんざら的はずれではないでしょう。それに、ネズミ大根は「身にしみるほど辛い」ですから。