2007年7月21日土曜日

減反について考える

 私は、今年、地区の減反委員です。仕事の内容は、市役所や農協の窓口になって、書類を配布したりとりまとめるのが主なものです。昨日は、現地確認ということで、半日休暇をとって、市役所の職員を案内して回りました。減反(げんたん)とは、水田に稲を作付けしないことをいうのですが、米が余っているから仕方がないといってしまえばそれまでですが、この制度は非常に問題のあるものだと感じています。内容についてはともかく、いままでの補助金漬け政策が国の財政破綻のあおりでほころびがでていることだけは間違いなさそうです。
 そして、ますます小規模農家が切り捨てられていくのです。それと、減反はなによりも農地の荒廃を引き起こしているのです。私たちの地区では農地の荒廃は比較的すくないのですが、それでも二、三見受けられました。右の写真のような水田もありました。