2010年11月30日火曜日

土作り 堆肥を考える

 来年度は、野菜栽培にもう少し本腰をいれようと思って、水田2枚を畑にすることにしました。そのために、稲藁を大量に投入したり、堆肥を入れて土作りをおこなっています。
 堆肥は、農協で販売しているのは40リットル入りで450円もするので、生活クラブの餌に抗生剤をつかっていない鶏糞をもとにした堆肥を使うことにしました。これは、2トン車で配達料込みで12,000円でした。農協の堆肥の半分以下の値段です。袋に詰めて、運びます。(写真上)
 均等に撒けるように、畑に配置しておき、ひと袋ずつ撒きます。これが結構重労働でした。(写真下)
 堆肥を使った農作物は、有機栽培としてもてはやされていますが、その堆肥の内容物にまでさかのぼって検討してみないと、安全性は保証されません。とくに最近は、家畜の餌に抗生剤などが混ぜられていると聞けば尚更です。有機栽培だからといって、無条件でいい品質だとはいえないのです。
 その上で、価格と肥料としての有効性が問題となってきます。いわゆるコストパフォーマンスという観点です。こういうことを考えていけば、一言で有機栽培といっても、いろいろ考えなければならない問題があるというのが率直な感想です。