2010年11月22日月曜日

里芋の保存

 今年の里芋の収穫は全部終わりました。夏にマルチをはいで、追肥と土寄せをおこなったので、例年よりさらによい芋をとることができました。
 里芋は、根を広くはりめぐらすので、畝と畝のあいだにも肥料を撒く必要があることを今年はじめて知りました。いままでは、マルチをとらなかったので、根の張り具合がわからなかったのですが、今年はマルチをとったので根の張り具合も観察でき、そうしたこともわかるようになりました。
 野菜を育てるにも、日常の観察と分析がきわめて重要であること痛感しています。
 ところで、今年も種芋を確保するために、ビニールハウスのなかに穴を掘って、里芋を埋め込みました。
 穴はかなり深く掘って、里芋は株のまま逆さにして埋めます。逆さにしておけば、上にかけた土の重みでも子芋は離れません。 (写真上) 保温のため、株のまわりには籾殻を入れて、さらに土をかけます。
 このあたりは、真冬には氷点下10度近くまで温度が下がるので、土をかけた上にさらに保温のために籾殻を厚くかぶせます。 (写真中)
 今年は、ビニールハウス内に穴を掘ったので、温度を一定に保つためにさらにシートをかけてみました。 (写真下)