隣の坂城町原産の辛み大根が種屋で売っていたので、まいてみました。「中之条系ネズミ大根」というのだそうです。この大根はとても堅くて、おろすにもかなり力が必要です。味は、とても辛いのですが、味噌を入れると辛みが消えて、甘みがでてきます。
この大根おろしを食べつけると、他の大根は気が抜けているようで、食べる気が起きません。形もずんぐりしていて、特徴があるのですが、葉がギザギザになっている点が他の大根と違っていて、畑でもすぐ見分けがつきます。 今日は、最低気温が氷点下になったので、あわてて大根掘りをしました。最後に、この大根のおろしを食べて詠んだといわれている松尾芭蕉の一句をもって、今日のブログの結びとします。
身にしみて大根からし秋の風 松尾芭蕉